カプコンが6月1日より実施した、「鬼武者Soul」の第2回テストプレイ「戦国体験 第弐陣」。ここでは、前回のテストプレイ「初陣」からの変更点をチェックしたプレイレポートをお届けする。
今回のテストプレイ「戦国体験 第弐陣」は、前回のテストプレイ時にユーザーから寄せられたフィードバックを元に、50項目以上の改善を行い実施されたものだ。ボイスの導入や新モードの実装から細かい調整に至るまで、変更点は多岐にわたっているぞ。
なお、OnlineGamerでは「戦国体験 初陣」のプレイレポートも掲載しているので、本作の内容を詳しく知りたい人はこちらを一読してほしい。
全武将&小姓にボイスが追加
ゲームを始めてまず気づく変更点として、新たに導入されたボイスがある。全国の武将には小山力也さん、井上喜久子さん、沢城みゆきさんといった31人の声優陣が起用されており、より個性が引き立つようになった。
また、プレイヤーのパートナーである小姓にもボイスが付いている。小姓はログイン時に毎回挨拶をしてくれるほか、プレイヤーレベルが上がった際にはお祝いのメッセージも贈ってくれる。
「鬼武者Soul」参加声優陣(敬称略)
- 石田彰
- 井上喜久子
- 大塚明夫
- 大塚芳忠
- 小野大輔
- 金田朋子
- 神谷浩史
- 釘宮理恵
- 玄田哲章
- 小清水亜美
- 小林ゆう
- 小西克幸
- 小山力也
- 坂本真綾
- 沢城みゆき
- 下野紘
- 白石涼子
- 杉田智和
- 関智一
- 田中理恵
- 田村ゆかり
- 玉川砂記子
- 永井一郎
- 花澤香菜
- 日笠陽子
- 南央美
- 三木眞一郎
- 皆川純子
- 山崎たくみ
- 柚木涼香
- 若本規夫
より具体的にゲームでできることを教えてくれるようになった「内政」
自国を発展するために行う「内政」には、新たに「城の名前を変える」「手に入れたコレクションを見る」「自己紹介文を書く」などのイベントが追加されている。本作でできることを、イベントを通してより細かく教えてくれるぞ。
内政に関しては、「道」の建設に内政ポイントを消費しないよう変更されていたり、新たに堀が作れるようになっていたりと、細かい調整も施されており、景観を重視した街づくりが可能になっている。また、内政を進めるうえで欠かせない資源「木材」の自動生産施設も新たに用意されており、楽にゲームを進行できるように改善されている。
「鬼物語」にはチュートリアルクエストが追加
本作のオリジナルストーリーを楽しめる「鬼物語」には、「第1話 第1章」の前にチュートリアルクエストが追加されている。これは、いかにしてゲームを進めていくかを丁寧に説明するクエストになっており、戦闘のやり方やアイテムの集め方が「初陣」以上に分かりやすくなっている。
また、「初陣」では%表示だった進捗度がカウント表示に変わっており、あと何回行動すればクリアなのかが明確になっている。
他プレイヤーとの大規模合戦ができる「天下分け目戦」
本テストプレイからの新要素として、プレイヤーが地域ごとに東西に分かれ行なわれる大規模合戦「天下分け目戦」が実装された。
プレイヤーは、自身が所属する勢力によって西軍か東軍に分かれて戦っていく大規模合戦。戦場は「大三島合戦」「川中島の戦い」「人取橋の戦い」の3種類が用意されており、それぞれで東軍と西軍が勝利を競い合っている。「天下分け目戦」には制限時間が設けられており、時間切れになったタイミングで優勢の陣営が勝利となるぞ。
システムが理解しやすくなった「鬼武者Soul」今後のさらなる改善にも期待
今回のテストプレイでは、上述の追加要素以外にも、ゲーム全般の操作環境や画面の見やすさなど、細かい部分にも調整が行われている。追加要素はゲームの導入部分をサポートするものが多く、これまでシミュレーションRPGをプレイした経験がない人でもすぐに楽しめるようになっているぞ。
また、今回もユーザーから寄せられた要望をまとめた「ご意見ご要望フィードバックシート 改訂版」を公開し、今後実装される仕様を140項目以上発表している。「戦国体験 第参陣」ではフルスクリーン表示に対応するほか、「鬼物語」では選択肢のバリエーションが増えるとのことなので、こちらにも期待したい。
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