「ファンタシースターオンライン2」の正式サービスがついに開始!オープンβテストのプレイレポートと共にゲーム序盤の流れを紹介―今後のアップデート情報もお届け!

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セガは、本日7月4日より「ファンタシースターオンライン2」の正式サービスを開始した。21日より行われていたオープンβテストでは、おおよそ正式サービスに近い状態でプレイすることができたので、そのプレイレポートと共に序盤の流れや押さえておきたいポイントをお届けしていこう。

「ファンタシースターオンライン2」は、2000年12月にドリームキャストで発売された「ファンタシースターオンライン」の正統後継作品にして、シリーズ10周年を記念して開発がスタートしたタイトル。これまでのシリーズにはなかったジャンプアクションや、TPSスタイルでの戦闘といった新要素を搭載し、オンラインRPGに革命をもたらすべく開発が進められている。

これまでα1、α2、CBT、プレOBT、OBTと5回ものテストが行われてきたが、いよいよ7月4日から正式サービスが開始となった。ここではゲーム序盤の流れや知っておきたいポイントなどを紹介していくので、ゲームを始めたばかりの方や、これから始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてほしい。

また、正式サービスで実装された要素や、7月中旬に予定されているアップデート情報もお伝えしていくので、もうバリバリプレイしている方もお見逃しなく!

キャラクターの作成と職業選択

これまでに何度もキャラクタークリエイトの魅力をお伝えしてきたが、改めてどんな項目が設定できるのか紹介しよう。

まずはキャラクターのベースタイプを10通りから選択することとなる。あくまでベースとなるだけなので、第一印象で自分好みのキャラクターに近いものを選んでおこう。

各種族のクラスごとに用意されたデフォルトキャラクターも非常によくできている。

詳細編集に入ると、大きく分けて顔、髪、体型、コスチューム、アクセサリー、ボイスの6項目が設定できる。顔と体型に関しては「かんたん編集」と「こだわり編集」があり、簡単編集でも、顔であれば用意されたパターンやバリエーションから大まかに設定できるだけでなく、瞳、まゆ、まつげ、メイクパターンが設定可能だ。

こだわり編集にすれば、輪郭、顔パーツ配置、目、鼻のサイズと高さ、耳、口の細かい調整が行えるぞ。体型に関しては、かんたん編集でベースタイプや肌カラー、ボディペイントが、こだわり編集では腕や脚のバランス、筋肉量を設定できる。

また、種族や性別によって編集できる部分が異なってくる。ニューマンであればヒューマンとはまた違った耳の形が選択でき、キャストであれば性能に差はないものの走行モーションを二足歩行とホバーから選択可能だ。女性であればバストサイズも細かく調整できるなど、とことんまでこだわることができる。

公式サイトではキャラクタークリエイトの体験版と、「PSO2」が動作するかの目安となるベンチマーク機能をセットにしたものが配信されているので、そもそも持っているPCでゲームが動くか不安だという人は、まずそちらを試してみるのもいいだろう。体験版で作ったキャラクタークリエイトのデータを保存しておけば、製品版で読み込むこともできるぞ。

ちなみにキャラクタークリエイトの際にはハンター、レンジャー、フォースの中から戦闘クラスを選ぶこととなる。各職業の特徴と、扱える武器は以下のようになっているので、職業選択の参考にしてほしい。とはいえ、ゲーム内ではアークス・ロビーと呼ばれる場所でいつでもクラスを変更できるので、迷った場合は何となくで決めてしまっても大丈夫だ。

ハンターの特徴と装備できる主な武器

高いHPと防御力を持ち、近距離での戦闘で真価を発揮するクラス。装備できる主な武器は、ソード、ワイヤードランス、パルチザン、ガンスラッシュ。ソードとパルチザンはどちらも攻撃範囲が広い武器だが、ソードはオーソドックスで使いやすく、パルチザンには「舞い」という特殊アクションが用意されている。

ワイヤードランスはエネミーを捕縛して振り回し、周囲の敵を巻き込んでダメージを与えるといったトリッキーなPA(フォトンアーツ、必殺技のようなもの)が多い。攻撃範囲も広いので、慣れれば使い勝手もいい武器だ。

そして全てのクラスで使用可能なガンスラッシュは、これまでのセイバーとハンドガンの性能を併せ持ち、ボタンひとつで剣と銃を切り替えることができる。最初から覚えているPAも、初撃から敵を打ち上げる効果を持っているので、攻撃力は高くないものの、あらゆる局面で活躍できる。

レンジャーの特徴と装備できる主な武器

射撃武器による攻撃を中心に戦うクラス。装備できる主な武器は、アサルトライフル、ランチャー、ガンスラッシュ。アサルトライフルは移動しながらの攻撃も可能な高い機動性が特徴で、PAでは敵を弱体化させる効果を持ったものなど、攻撃にさまざまな効果を付加することができる。

一方のランチャーは、移動しながらの攻撃はできないが、通常攻撃で広範囲のエネミーを爆発に巻き込んでダメージを与えられるのが特徴。攻撃には相手をのけぞらせる効果もあるので、エネミーの動きを止めてハンターが攻撃を当てやすいようサポートすることにも向いている。

フォースの特徴と装備できる主な武器

テクニックを得意とするクラス。使用できる主な武器は、ロッド、タリス、ガンスラッシュ。ロッドはテクニックをチャージして効果を増幅させることができるのが特徴。ロッドで直接攻撃をすることも可能なので、テクニックを使うためのPP(フォトンポイント)が減ったときや、エネミーに近づかれたときは近接攻撃で対処しよう。

タリスは射撃武器のように敵に投げてダメージを与えることができるほか、投げた先でテクニックを発動することができる。エネミーの上空に投げれば範囲攻撃をより効果的に使え、離れた仲間に向かってレスタや補助テクニックで支援することも可能だ。

いよいよゲームスタート。プロローグで基本操作をチェック

キャラクター作成を終えると、まずはチュートリアルを兼ねたプロローグが開始となる。ここで移動や攻撃といった基本的な操作を試せるので、初めてプレイする人はしっかりとチェックしておこう。プロローグというだけあって、主人公と同時期にアークスとなったアフィンや、先輩のゼノやエコーといったNPCとの出会いも待っているぞ。

プロローグが終わると、アークス・ロビーと呼ばれる街のような場所に降り立つこととなる。本作の戦闘は1パーティ最大4人、マルチパーティエリアでは最大12人でプレイすることが可能なMOスタイルとなっているが、このアークス・ロビーでは同じサーバーにいるプレイヤー同士が何十人、何百人も同時に存在し、チャットなどのコミュニケーションが取れるようになっている。

ほかにも、クエストの受注やクラス変更、スキル追加、獲得条件を満たした称号の報酬がもらえるカウンターなど、冒険に必要な各種カウンターが用意されている。また、アークス・ロビーはこれらのカウンターがある「ゲートエリア」のほかに、アイテムや装備を売っていたり、装備の鑑定、強化などが行える多彩なショップが揃った「ショップエリア」も存在する。

プロローグを終えたすぐの段階でショップエリアの中央付近を訪れると、ストーリーを進めるための要素「マターボード」が入手できるので、まずは施設の場所を覚えるのと合わせ、ロビー内を探索してみよう。

ストーリーを進めるためのシステム「マターボード」

本作のストーリーは、先に述べたマターボードを軸に展開していく。マターボードには「マター」と呼ばれる目標のようなものがあり、これを達成することでストーリークエストを進められるようになるのだ。ストーリークエストそのものは一人プレイ限定となっているが、マターは普段のプレイでも達成できるので、友達と一緒にマルチプレイを楽しみつつマターを達成していくことが可能だ。

例えば、最初に探索するマターは「ウーダン」というエネミーを撃破して「ガンスレイヤー」を入手することが目標となる。ウーダンは最初にプレイできる森林フィールドによく出現するエネミーであり、条件が指定されていない限り、どのクエストに出現したウーダンを倒してもマター達成のためのアイテムを入手できる可能性があるので、友達と一緒にプレイしていたらストーリーを進めるためのアイテムが手に入っていた…なんてこともあるのだ。

マターの中にはロビー内でイベントを発生させるだけでクリアとなるものや、特定のクエストでしか達成できないものもあるが、本番ともいえるストーリークエスト以外は、誰かと一緒にプレイしている最中にも進めることができるぞ。

ちなみに最初に受けられるクエストは「ザウーダン」の討伐となっている。当然このクエストにもウーダンが出現するので、最初のマターはここでクリアできる可能性が高い。

肝心のクエスト受注は、クエストカウンターから行うことができる。カウンターに行ってプレイしたいクエストを選び、あとはパーティ設定を行うだけ。パーティ設定では、一人でプレイしたいのか、効率よくレベル上げしたいのかといったプレイスタイルや、参加者を募集したいのであればどんな人に来てほしいのかといった募集コメントを設定できる。

自分でクエストを受ける以外にも、すでに誰かが受けているクエストに参加することもできるので、ほかのパーティに参加したい場合は、条件にあったものを探してみよう。

NPCからの依頼「クライアントオーダー」

最初のクエストをクリアすると、アフィンから通信が入り、とあるお願いをされることとなる。そのお願いとは、プロローグで起きた事件がきっかけでナベリウスに行くのが怖くなってしまったため、プレイヤーに惑星の状況を確認してきてほしいという内容だ。

こうしたNPCからのお願いは「クライアントオーダー」と呼ばれる。最初にアフィンからお願いされる「フォンガルフの討伐」のように、クエストクリアを依頼されるものもあれば、特定のモンスターを何体倒す、モンスターから手に入るアイテムをいくつ集めるなど、多彩な種類が存在する。

なかには特定の武器で制限時間内にクエストをクリアするのが目的だったり、ランダムで発生する天候を目撃するのが目標だったりと、難易度が高いものや運任せのものも存在する。その分、クライアントオーダーを達成することでも経験値やメセタ(お金)などの報酬に期待できるものも多いぞ。クライアントオーダーをどれだけ受けてもプレイの邪魔になることはないので、新しいものが発生したら、難しいものでも受けておいて損はないだろう。

なお、序盤ではクラスごとに装備可能な武器の扱い方を学ぶのが目的のオーダーも用意されている。操作は覚えたけど色んな武器を扱ってみたいという場合は、これらのオーダーを受けるのがオススメだ。

また、クライアントオーダーには一度しかクリアできないものと、何度でも受注可能なものが存在する。モンスターを何体倒すといったクエストは比較的何度も受けられるものが多く、オーダーを意識せずとも達成できることも多い。さらに報酬として経験値がもらえるので、受注可能なときに受けておくと、効率よくレベルを上げられるだろう。

何度も受注できるクエストでも、次に受注できるまで少し時間を要する場合もある。

クエスト中、フィールドでの出来事にも注目

クエストを受注して降り立ったフィールドでも、さまざまな出来事が待ち受けている。代表的なものが、NPCとの掛け合いが楽しめるイベントと、突発的に発生するインタラプトイベントだ。

イベントは、フィールド内に存在するボード状のオブジェクトにアクセスすることで発生し、NPCがストーリーに関わりがありそうな話や、単なる雑談を繰り広げるというもの。クエスト中のイベント閲覧がマターの達成条件になっていることもあり、ボードの色でイベントの種類がある程度判別できるので、マターを探索している際は見落としがないようにしよう。

一方のインタラプトイベントは、突発的にミッションが課せられたり、補給物資がもらえたりするというもの。突如発生したダーカーを倒せといった単純なものだけでなく、不時着した飛行機を修復するまでエネミーから守りきるもの、ファンジという檻に閉じ込められたプレイヤーを救出するものなど、その種類は非常に豊富。

ときにはボスエネミーが出現し、討伐することが目標となる場合もあるが、クリアすれば経験値やメセタ、アイテムなどの報酬が獲得できるぞ。

なお、ボスエネミーを倒すとインタラプトイベントの報酬とは別に、赤い宝石のような形のアイテムボックスが出現する。いわゆる“ボス箱”と呼ばれるシリーズのプレイヤーには馴染みの深いものだが、この中にいくつものアイテムが入っている。全部メセタだった…なんてこともあるのだが、もちろんレアアイテムが入っていることもあるので、レアが出るよう祈ってボス箱を壊すのも本作の楽しみの一つだ。

画像はボス戦のものだが、インタラプトイベントでボスを倒せば同様にボス箱が出現する。

こうしたイベントのほかにも、エネミーの撃破を続けていくとさまざまなボーナスが得られるPSE(Photon Sensitive Effect)が発生することもある。PSEによる効果は、経験値やドロップするメセタ量が増えるといったものから、攻撃力にボーナス補正がかかるものまで多種多様。

また、PSEのボーナスには8段階あり、8段階の状態からさらに上に行くと、「PSEバースト」という状態になる。PSEバーストは時間制限付きだが、ボーナス効果が非常に高いので、この間にエネミーをたくさん撃破しよう。エネミーを撃破することでPSEバーストの時間を伸ばすこともできるぞ。

懐かしのマグを入手して育てよう

ゲーム序盤は、ここまでに紹介したマターボードとクライアントオーダーを進めようとプレイしていけば、少しずつゲームに慣れていけるようになっている。が、やはりゲームをプレイしているなら何か変化がほしいところ。

そこで待ち受けているのが、レベル5になると発生するクライアントオーダー「マグライセンス授与申請試練」だ。このオーダーをクリアすると、プレイヤーの防具であり、ペットや相棒的な存在でもあるマグが入手できる。

マグはアイテムを与えることで成長させることができ、さまざまな形状に進化していく。マグのレベルを30まで上げれば、戦闘フィールドでブラストゲージを貯めることでマグが幻獣に姿を変えて攻撃を行う「フォトンブラスト」が発動できるようになるぞ。

もちろん、フォトンブラストのほかにも「オートアクション」や「トリガーアクション」といったプレイヤーをサポートしてくれる要素が存在するので、クライアントオーダーが発生したら早めに受注しておこう。

なお、マグ成長のためには回復アイテムや装備といったアイテムを与えることができる。アイテムを与えると各支援レベルの経験値が増減するのに加え、エネルギーが溜まっていく(エネルギーは満腹度のようなもの)。エネルギーがいっぱいのうちはアイテムをあげることができないので、普段からこまめにアイテムを与えることがマグ成長への近道だ。

クエストごとの特徴もチェック

クエストの受注方法は紹介したが、クエストには大きく4つの種類が存在する。ここからは、それぞれのポイントについても触れていこう。

アークスクエスト

惑星調査団であるアークスとして請け負う任務であり、現状はエネミーの討伐ミッションが基本となるが、なかにはプレオープンβテストのプレイレポートでもお伝えしたように、希少鉱石を採掘するといったクエストも存在する。アークスクエストをクリアすると、新たなクエストが開放されることもあるので、未達成のものは一度クリアするようにしておきたい。

フリークエスト

フィールドを自由に探索でき、最後にはボスエネミーも待ち受けているクエスト。フリークエストを受けるには、マグを入手する際にも依頼をしてきたコフィーからのクライアントオーダーをクリアする必要がある。任意のタイミングでアークス・ロビーまで戻れるので、クライアントオーダーやマターを進めたいとき、レベル上げや目当ての装備を狙うときなど、いつでも気軽にプレイできる。

ストーリークエスト

文字通り、ストーリーを進めるためのクエスト。マターを一定のところまで進めるとストーリークエストが開放されていく。上限はあるものの、キャラクターのレベルに合わせて出現するエネミーのレベルも高くなっていくので、戦闘で苦戦する可能性も。回復アイテムを十分に持ち、準備を整えてから挑むようにしたい。

緊急クエスト

突発的に発生し、時間限定で受けられるクエスト。緊急クエストが発生する前に、ゲーム内で「アークス船の一隻がダーカーの襲撃を受けている」といったアナウンスが表示されるので、クエストに挑戦したい場合はしっかりとチェックしておこう。

今回のプレイで確認できた緊急クエストの「市街地奪還作戦」は、制限時間20分のうちにボスを撃破するのが目的で、ゲームを始めたばかりの人にとっては比較的難易度の高いクエストとなっていた。クエストクリアを目標にしているのであれば、最低でもレベル10以上のメンバー4人で挑みたいところ。

とはいえ、クエストを失敗してもデメリットはないので、あえてボスに挑まず、レベル上げやアイテム収集のためにプレイしてもいいだろう。このクエストのフィールドは3つのマップで構成されており、2つ目がマルチパーティエリアに設定されているので、インタラプトイベントやPSEボーナスを積極的に狙っていきたい。

各施設をしっかり活用しよう

ストーリークエストやフリークエストがプレイできるようになっていれば、だいぶゲームに慣れてきている頃だろう。そうなると、もっと強くなりたいとか、やりこみ要素を埋めたくなってくる人もいると思う。そういった人は、称号カウンターやクラスカウンター、アイテムラボに目を向けてみよう。

称号カウンター

ゲーム内で特定の条件を満たした状態で称号カウンターへ行くと、称号を取得でき、その称号を取得した報酬も手に入る。称号はエマージェンシートライアル(インタラプトイベントによって発生するもの)を一定回数以上クリアしたり、ストーリーを進めたり、マターボードをコンプリートすることで取得できる。

序盤ではなかなか取得できなそうな称号もありそうだが、プレイヤー同士で情報交換をし合ってみて、やり込み好きな人は少しずつ称号を埋めていこう。

クラスカウンター

称号カウンターの隣では、クラスの変更やスキルの習得が行える。クラスの変更は文字通りハンター、レンジャー、フォースの戦闘タイプを変えられるというもの。変更にメセタなどのお金は一切かからないので、気分を変えたいときやパーティ内での職業が偏ったときなどに利用しよう。

また、クラスレベルが上がると、クラスごとにスキルポイント(SP)を獲得することができる。このSPを消費することでスキルを習得でき、ステータスを上げたり、特殊能力を付与するといったキャラクターのカスタマイズが行えるのだ。

スキルは非常に多くの数があり、特定のスキルを習得しなければ覚えられないものもあるので、このスキルがキャラクターごとの個性に関わってくるぞ。ちなみに一度消費したSPは有料アイテムを使用しないとポイントを振りなおすことができないので、ポイントを振り分けるときは慎重に。

アイテムラボ

強くなるにはレベルやスキルを習得するだけでなく、装備を強化することも重要だ。ショップエリアにある「アイテムラボ」では、アイテム強化、アイテム属性強化、特殊能力追加といったことが行える。

アイテム強化

アイテム強化には、素材となるアイテムとグラインダー、そしてメセタが必要となる。強化したいアイテムを選び、アイテムの強化内容などをチェックして、問題がなければ強化を開始するだけ。成功すれば、武器によって打撃力や射撃力、法撃力といった能力がアップする。

強化したアイテムには名前の最後に「+1」といった数字が入り、最大で+10まで強化することが可能だ。ただ、プラスの数値が増えれば増えるほど強化に成功する可能性は下がっていく。失敗するとプラスの数値が減ってしまうデメリットがあるので、お金とアイテムをつぎ込んで+10を目指すか、成功確率が高いそこそこのところで納得するかは自分次第だ。

強化に必要なグラインダーはモンスターからのドロップや、各種報酬などで手に入る。

属性強化

同じアイテム名同士であれば、シンセサイザーというアイテムとメセタを消費することで、装備についた属性値を強化することができる。ベースとなる属性とは違う属性も強化に利用できるので、ほしい武器の属性値が低かった場合でも、売ったりせずに強化を活用するのもいいだろう。

属性値は最大で50まで上げることができる。

特殊能力追加

特殊能力の追加には、使用する装備(ベースになるものと素材になるもの)とメセタが必要になる。効果の高い特殊能力は性能の高い装備に付けたいものだが、素材となるアイテムは特殊能力をつけたい対象アイテムと同数の特殊能力がついている必要があるので、その点は覚えておきたい。

なお、ベースとなる装備より多くの特殊能力をつけるためには「エクストラスロット」を使う必要があり、成功率が下がってしまうぞ。能力追加に失敗した場合、ベースとなった装備についていた特殊能力が消えてしまうので、装備強化よりも慎重に行おう。

この先の冒険では火山洞窟や砂漠といったフィールドも待ち受ける!

ここまで序盤でプレイできる内容をお伝えしてきたが、さらにゲームを進めていくと火山洞窟や砂漠といったフィールドもプレイできるようになり、森林とは違ったモンスターが多く出現するぞ。

森林に出現するエネミーの弱点属性は主に炎と風だったが、火山洞窟では氷が弱点のエネミー、砂漠では雷が弱点のエネミーが多数出現するので、フィールドや出現したエネミーに合わせて武器を切り替えていくことも重要になってくる。さらにヴォル・ドラゴンやグワナーダといった強力なボスエネミーも登場するので、ここからが本格的な冒険になるといっても過言ではないだろう。

そして本日より開始となった正式サービスでは、新フィールドの「凍土」がプレイできるようになり、新たなボスとの戦いも待ち受けているぞ。ストーリークエストも4章まで配信されるので、物語がどんな展開を見せるのかにも注目だ。

また、新規登録キャンペーンの期間が7月11日まで延長されているほか、今後も随時アップデートが行われる予定となっている。最後に7月中旬に実施されるアップデート情報を紹介するので、すでにプレイしている方は期待に胸を膨らませつつゲームを楽しみ、まだプレイしていない方はキャンペーン期間中にぜひゲームを始めてみてはいかがだろうか。

正式サービス&7月中旬のアップデートで実装予定の内容を一挙紹介!

7月中旬に予定されている第1回目のアップデートでは、早速新フィールド「地下坑道」が追加となる。地下坑道ではメカニックエネミーが中心となり、出現する機甲種は雷属性が弱点なので、雷属性の武器やテクニックが活躍できる場となるぞ!

新フィールド「地下坑道」

惑星リリーパ全体に広がる砂漠。その地下に作られていた発掘用の坑道エリア。かつてリリーパに存在した文明の遺物ではあるが、坑道の設備自体は今も生きており、不気味な駆動音を地下に響かせている。奥地にまで入り込んだダーカー種はもちろんのこと、施設を守護するための様々な機甲種が闊歩している。

地下坑道のエネミー

シグノビート

シグノビートは戦闘用に作り出された機甲種。光学的錯覚による分身体を作り出し、一斉に襲いかかってくる。分身体でカモフラージュされている中から本体を見つけ出すのが攻略のカギだ。

ガーディナン

ガーディンを統べる強化型指揮機。多数のガーディンを引き連れ、集中的な攻撃を行ってくる。ガーディナンを倒すことで、群れの統率を崩すことができる。

ギルナッチ

ギルナスの派生型機甲種。修復機能を内蔵し、周囲の機甲種が受けた損傷を修理する。

トランマイザー

制圧戦闘能力の高い可変型機甲種。近距離と遠距離、距離に応じた武装を選択し、形態を変化させる。

地下坑道ボス:ビッグヴァーダー

機甲種の中でも異質な存在。建造物と見間違う巨大な構造に、数多の武装を積んだ要塞型の機甲種だ。

甲板に乗ることで中心部の構造物が人型に変形を行う。艦の前方、中心部からのレーザー、ミサイルや、側面の砲台から弾が大量に飛んできているシーンは圧巻だ。

インタラプトイベント

リリーパ族防衛

坑道での新たなインタラプトイベントは、ギルナスに捕まってしまっているリリーパ族を救助するイベントだ。制限時間内にエネミーを殲滅しないとギルナスの爆発に巻き込まれてリリーパ族が倒されてしまう。

配信コスチューム、アクセサリー、髪型

正式サービス開始より、ACスクラッチが稼働する。ACスクラッチには、いろいろなアイテムの入ったもの(200AC)と、服・パーツのみのゴールド(500AC)がある。ACスクラッチにはデフォルトコスチュームとは違う、新たなコスチュームが随時追加されていく予定だ。

サービスイン時には序盤に登場するストーリーキャラクターが着ているコスチュームを中心にコスチュームが追加されるぞ。服の色についてはある程度限定されているが、リサイクルショップで手に入れられる「カラーチェンジパス」をエステで使うことで、カラーを変更することができる。なお、キャストのパーツはボディ、アーム、レッグの3種に分かれている。アフロやモヒカンといったちょっと楽しい髪型も入っているようだ。

また、通常のSF的なコスチューム以外に、オンラインゲームにはつきものの、普段着や着ぐるみのようなコスチュームも同時に追加される。これは「ファッションスーツ」という、ヒューマンタイプ、キャストタイプの区別なく着ることのできるコスチュームだ。正式サービス開始時には、タキシードやウェディングドレス風のコスチュームも追加される。さらに着ぐるみとして「ラッピースーツ」も追加される。

「ハッピーウェディングスクラッチ」景品(サービス開始時)

アドヴェントス(ゼノのコスチューム)

試験的に作られたアークス用の戦闘服。露出をできるだけ抑え、かつフォトンの吸収を阻害しないよう考えられている。

バリスティックコート(エコーのコスチューム)

戦闘用の服装ながら、エレガントなたたずまいを残した画期的な服装。戦場に舞うその姿はまさに優雅。

アングリフシリーズ(ジグのパーツ)

男性キャスト向けのパーツ。空気抵抗を抑えた、突撃傾向の形が前線で戦うアークス達に好評。

イオニアシリーズ(リサのパーツ)

女性キャスト向けのパーツ。バランスの良いデザインをしており愛用者も多く、安定した人気を誇る。

セレモニータキシード

一世一代の晴れ舞台にと用意された由緒ある服装。用途を限定せず幅広く着用できるのも人気の理由。

ウェディングドレス

一世一代の晴れ舞台に準備した厳かできらびやかな礼装。これを着ることこそが女性の誉れ。

ラッピースーツ

ふわふわでかわいいラッピーの姿に虜になったメンバーが作り上げた服。毛並みに異常なまでの拘りが見える。

アクセサリー

たれキツネ耳

髪型

モヒカン

アフロ

※アクセサリー、髪型はこのほかにも追加されます。

第2回追加(7月中旬アップデート時)

タイガーピアス(アキのコスチューム)

軽量化を追求した戦闘用の服装。露出が多いのは、フォトンへの感応性を意識的に高めたため。

ヘヴィスクード(ジャンのコスチューム)

戦闘用に作られたアークスの服装。衝撃吸収用のアブソーバーが各所に取り付けられており、安定性が高い。

コロッサスシリーズ

男性キャスト向けのパーツ。重厚かつ巨大なそのフォルムは居るだけで相手に威圧感を与える。

ランクスシリーズ(フーリエのパーツ)

女性キャスト向けのパーツ。大火力に押し負けぬよう、装甲を厚く重量を重くした火力戦用装備。

アクセサリー

大量に追加予定!

髪型

編みこみアップスタイル

ワイルドポニー

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