ケイブが、2012年夏サービス開始予定の、内戦勃発により分断された日本を舞台にしたブラウザゲーム「ガン・ブラッド・デイズ」。ここでは、本作で体験できる基地づくりと戦闘の魅力を紹介しよう。
本作は、2025年に発生した架空の“日本内戦”を描いた、ミリタリーSF作品。シナリオにゲームクリエイターであり、原作者・小説家としても活躍する芝村裕吏氏、キャラクターデザインにkyo氏、広江礼威氏、緒方剛志氏らを迎えた、これまでにないテーマ性と豪華なクリエイター達で織り成す、新時代のブラウザゲームだ。
まずは所属部隊と部下を選ぼう
ゲームを開始するとまず、自身の分身となるプレイヤーを作成することになる。ここでは、名前、性別のほか、自身が指揮する陣営や、最初の部下となるキャラクターを選択できる。
陣営は「セイバー」「日本解放戦線」「オルトロス」から選ぶことになる。各陣営ごとの初期ステータスに差はなく、戦力は均等になるように調整されているとのことだ。
また、最初のキャラクターとなる兵士は4人の中から選ぶことになるが、この4人はどの陣営でも共通。遠距離・中距離・近距離の属性と、イラストを見て選んでいこう。
近未来の建築物を建て並べていく基地づくり
プレイヤー作成を行った後は、まずは基地づくりを見てみよう。基地を発展させて、部隊を強化するための兵士訓練所などを建設してみると良いかもしれない。なお基地内の建築物は自由配置のうえ、配置後の移動も自由に行えるため、カスタマイズ性が高い。さらに道路も自由に設置可能なので、思い通りの基地がゲーム序盤から作れる。
作成できるフィールドは序盤こそ狭いものの、ゲーム内のある条件を達成することで広くなっていく。また、プレイヤー1人につき複数の基地を所持することもできるようになるので、バリエーションに富んだ基地を同時作成できるぞ。
建設できる建物も多岐に渡り、中にはヘリオスタット(太陽熱発電所)や、シンボルになるような特徴的な建物も存在する。それらは今後、条件を満たすことで建設できるようになっていくとのこと。
キャラクターを融合し、47都道府県での戦闘に送り出そう
本作での戦闘は、4名のキャラクターで部隊を編成し、47都道府県のどこかに派遣して行う。キャラクターは任務や購入画面にあるCoinで購入できる「ブロンズコース」、課金機能として購入できる「シルバーコース」「ゴールドコース」などで入手し、それらを融合させることで、さらに強力なキャラクターに成長させていく。特定のキャラクター同士を融合させると全く新しいキャラクターに変貌するケースや、レベルの限界を突破することなどもあるので、積極的に挑戦するといい。なお、融合は失敗することはなく、必ずステータスの強化か他のカードへの変化が行われる。
また、融合ではキャラクターの装備なども作成できるなど、プレイヤーの陣営を強化するすべての基本となっているぞ。
部隊を編成したら、画面右上にある「情勢」から日本地図へ移行し、各地域で活動している別陣営の部隊と戦闘を行うことになる。ここでは他陣営に所属するプレイヤーの他、NPCとの対戦も可能。
また、局地攻略作戦という、決められた都道府県に対して、1日1回部隊を派遣し、同じ陣営のプレイヤーと共闘する戦闘も存在する。こちらはエントリー制になっており、どこが勝利したかによって、都道府県の陣営エンブレムが塗り変わっていく。
さらに、今後予定されているアップデートでは同盟(ギルド)の中で侵攻するエリアを投票し、得票数が最も多いエリアに対して攻撃を仕掛ける、大規模派兵システムも実装される。同盟(ギルド)全体が同時にぶつかり合い、戦績が一番高い陣営がそのエリアを制圧でき、その恩恵を得られるらしいぞ。
これらの戦闘を6ヶ月間繰り返して、最も多く戦績を稼いだ陣営が勝利となり、エンディングへと進む。本作はマルチエンディング方式を採用しており、勝利した陣営はもちろん、敗れた陣営にも個別のエンディングが用意されているとのことだ。
なお、戦闘は編成した4人のキャラクターと、装備品、その下に付与した一般兵のパラメーターで勝敗が決する。一般兵は基地づくりの過程で訓練することが可能だ。キャラクターにはそれぞれ遠・中・近距離の属性が設定されており、3すくみの関係になっている。3種類の属性をバランスよく編成するか、1種類のみに特化するかを状況に応じて考えながら編成することが重要になってくるぞ。
また、特定のキャラクター同士で部隊を編成すると、特殊なスキルが発生することも予定されているとのこと。様々な組み合わせを試すといいだろう。
正式サービスで芝村氏のストーリーを体験しよう。
今回の先行体験では、芝村氏が作り出すストーリーミッションは体験できなかったものの、それ以外の要素はひと通り体験できる内容になっていた。まずは本作のシステムをしっかりと理解し、来るストーリーミッションに備えてみてはいかがだろうか。
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