栢 孝文氏">
――脳のトレーニングゲームなどとはどこが違うのでしょうか
栢氏:脳のトレーニングゲームだと、やり方や手順を覚えて慣れてしまうので、脳年齢が若くなったと言っても医学的根拠はなく、新しくゲームを始めれば、また年を取った状態などゲームスタート時の年齢にもどってしまいます。
今回、「脳測」では楽しさは一切排除して、医学的にある程度信憑性をもって、体温計や体重計などのように、自分の状態をチェックすることができるというところが大きな違いとなります。
また、200万通り以上の組み合わせが用意してあるので、「脳測」ではテスト内容を覚えたから数値がよくなるという要素は排除してあります。
――飽きて利用しなくなってしまう人に対しての対応策はありますか
栢氏:1つには、テストを受ける時期に定期的にメールなどでお知らせをするほか、定期的にテストをうけることが大事だという事を伝える啓蒙活動を行います。
五藤氏:医療機関で行うMMSEは、シンプルで的確な医者が実施して15分程かかりますが、「脳測」は5分程で実施可能です。また、たびたび実施する必要はなく月に1回ほどでも問題ありません。
――目標の会員数はありますか
栢氏:年内に1万人。来年中に10万人を目標にしています。
――認知症のテストは1月1回など頻繁にチェックする必要があるのでしょうか
五藤氏:まったく受けるべきです。認知症というのは、だれでもどんどんベータータンパクが排出されており、生活スタイルによって若い世代で発病することもあります。
現在の検査はほとんど認知症になってしまった人がテストを受けている状態なので、軽度認知障害の状態で発見できるようになれば、発症も押さえられるし、認知症の症状も軽減することができようになります。
このようなソフトを使って40代のころから認知症のチェックをする習慣が広まれば、認知症の人数はかなり減ると思います。
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