「ハンゲームキャラバン2012夏」の2日目後半のイベントは「ドラゴンネスト」、白熱のバトルが展開されたトーナメントの模様をお届け!

NHN Japanは7月15日、全国7都市をまわる「ハンゲームキャラバン2012夏」の東京会場・ワイプ代々木店において、同社の人気アクションRPG「エルソード」と「ドラゴンネスト」のオフラインイベントを開催した。ここでは、占領戦トーナメントなどが行われた「ドラゴンネスト」のイベントの模様をリポートする。

今回のイベントでは、くじによって結成された10チームによる4対4の占領戦トーナメントが実施された。占領戦はマップ中の拠点を奪いあう人気の対戦モードで、拠点を占領するたびに得点が加算されていき、終了時に得点の多かったチームが勝利となる。

司会・進行を務めたハンゲ太郎氏(左)とGMのコッコ氏。コッコ氏は現在、新たな名前を募集中とのことだ。
会場内にはリアルガチャも設置。ホワイトウルフの馬牌などの限定アイテムがもらえるとあって大人気となっていた。

手に汗握るバトルとなった占領戦トーナメント

即席のチーム同士によるバトルながら、強力な称号やアイテムが入賞商品となっていたこともあって参加者は白熱。チーム分けが終わると、さっそく戦術について話し合いを始めるなど試合前から会場は熱気に包まれていた。

面白かったのが、実況ブースで解説を行う者を試合ごとに来場者の中から募集していたこと。特にニコニコ生放送の実況を配信している「生主」と呼ばれる人たちは、マップ攻略のポイントや試合の展開を的確に指摘するなど、プロの実況顔負けの分かりやすい実況で参加者たちをうならせていた。

静かな語り口でていねいに解説する者もいれば、プロレスのように絶叫を交える者もいるなど、
参加者はさまざまなスタイルで実況を行った。

もちろん、トーナメントのほうも1回戦からヒートアップ。特に盛り上がったのは、FチームとJチームの間で行われた準決勝の第2試合だった。ひとつしかない拠点を占拠したJチームがリードを保ったまま終盤戦に突入。このまま押し切るかに見えたが、終了間際にFチームが拠点を奪い取って一気に逆転。今度こそ勝負あったかと思われた。

クライマックスタイムとなる直前にFチーム(青)が拠点を奪取。
ここから試合はどちらが勝つか分からない手に汗握る展開に。

だが、Jチームはここから驚異の粘りを見せる。なんと残り時間20秒を切ったところで拠点を奪い返し、試合終了間際に再度逆転することに成功したのだ。Fチームも何とか巻き返そうとするが、抵抗もここまで。二転三転する試合を制したJチームが劇的な勝利を飾ったのだった。白熱の展開に会場は大盛り上がり。試合後、激戦を繰り広げた両チームに温かい拍手が送られた。

土壇場で拠点を奪い返したJチーム(赤)が、残りあとわずかのところでまさかの大逆転劇を見せた。

決勝戦はBチームとJチームの間で行われた。使用マップは拠点が3つある「雪原」で、マップ中央のB拠点を占拠できるかが勝負のポイントとなる。試合のほうは、まずJチームが中央の拠点を先取。続いて左側の拠点も奪い取りリードを奪った。対するBチームも左側の拠点を占拠して中央へと進出するが、Jチームの巧みな守備の前に攻めあぐみ、試合はこう着状態となった。

決勝に残ったEチームのメンバー。 入念な打ち合わせをするJチームの面々。
Jチーム(赤)が守る拠点を激しく攻めるBチーム(青)だったが、あと一歩のところで奪取失敗。ここが勝負の分かれ目となった。

どうにか局面を打開したいBチームは右側の拠点を奪取してスコアを詰めるが、Jチームもすぐに奪い返して、もうひとつの拠点にも進攻。Bチームは何人かがリスポーン中だったこともあって、Jチームの攻勢をしのぐことはできず。すべての拠点を占拠して一気に差を広げたJチームが、そのままリードを守って勝利をおさめたのだった。

敵のわずかなスキを突いてJチーム(赤)がすべての拠点を奪取し、勝利を決定づけた。

優勝したJチームのメンバーには「サマープリズム」の称号と各種パラメーターのアップ、アイテム保護魔法ゼリー100個などのゲーム内アイテムなどが贈呈された。最後に来場者全員で恒例の記念撮影を行い、イベントは大盛り上がりのまま終了となった。

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