2012年、800万人の観客動員が予想される韓国プロ野球市場の人気に後押しされる形で、オンライン野球ゲーム市場も新たな作品で市場を拡大している。NETMARBLEをはじめ、NTREEV SOFTなど、既存のオンライン野球ゲームをサービスしていた会社が相次いで次期タイトルを披露して注目を集めている。
「魔球魔球」をサービスしているCJ E&M NETMARBLEでは、最近野球シミュレーションゲーム「魔球:監督になろう!」のテストを行った。韓国プロ野球選手データはもちろん、メジャーリーグまで両リーグを統合運営することができる点で、テスト開始前から関心を集め、事前にクローズドβサービス募集だけで6万人が集まるほどの人気だった。
初のクローズドβサービスでは、2007年の韓国プロ野球の1年間の選手カードと2009年のメジャーリーグ選手カードを追加し、利用者の間で選手カードを取引することができるようにしている。
「魔球魔球」の続編である「魔球・ザ・リアル」の開発も順調に進行している。開発会社であるANIPARKは今回の作品で「アンリアル3エンジン」を採用し、コンソールゲームと比較しても遜色ないグラフィックが期待できる。
エレクトロニック•アーツの「MVPベースボールオンライン」を韓国で運営することとなったNTREEV SOFT。すでにサービス中の「プロ野球マネージャー」に加え、新しいゲームサービスラインナップを追加することで、野球ゲームのパブリッシャーとして成長している。
「MVPベースボールオンライン」は5000種類以上のモーションデータを使って、現実に近いグラフィックを実現した野球ゲームである。 エレクトロニック•アーツが持っている「MVP」のライセンスを使用し、キャラクターの投球と打撃動作を、実際の野球選手と同じように感じるほど臨場感を高めた。
アクション型の野球ゲームに初めて接するプレイヤーも簡単に楽しめるよう、難易度を下げての対戦プレイや球団・選手管理など、さまざまな楽しみ方ができるゲームモードが提供される予定だ。