Nexon Europeは8月16日、ドイツにて開催されているゲーム展示会「Gamescom 2012」にて記者懇談会を実施し、ヨーロッパ市場のための市場戦略を公開した。
2007年にロンドンで初めて現地法人を設立したNexon Europeは、欧州市場に「メイプルストーリー」、 「コンバットアームズ」、「ビンディクトス(韓国サービス名:マビノギ英雄伝)」など、韓国のオンラインゲームをサービスして安定した成長を記録してきた。設立当初39万人だったメンバー(アカウント)は、毎年成長を重ねて、今年1,000万人を越し、2010年11月にはルクセンブルクに本社を移転した。
昨年のGamescomでBtoCブースを開き、「ビンディクトス」を披露したNexon Europeは今年、「シャドウカンパニー」と「ネイビーフィールド2」を出品して新作を集中的に報じている。「シャドウカンパニー」は、DOONIC Game StudioがUnreal Engine 3(アンリアルエンジン3)で開発し、企業傭兵の戦いを題材に扱ったFPSゲーム。そしてSD EnterNetが開発した「ネイビーフィールド2」は、1-2次世界大戦を背景に、実際の船を完全に実装した3D海戦RTSゲームだ。
Nexon Europeのキム・ソンジン代表は、記者懇談会を通じて「昨年の欧州市場は欧州連合27カ国に基づいて家庭のインターネット普及率が73.2%に達し、毎年オンラインゲーム市場も共に成長していることに合わせ、成長する可能性が無限の市場」としながら「欧州のための完全なローカライズ作業を介して、要求の厳しいヨーロッパのゲーマーたちに適したサービスを提供して、ネクソンのブランドを欧州だけでなく、グローバル市場に知らせるために力を注ぐ」と述べた。
Nexon Europeは、これらの戦略に合わせて45カ国以上の欧州市場に合わせてローカライズ作業を行うほか、プリペイドカード、クレジットカード、E-PINなど30以上のさまざまな決済手段を提供する予定だとしている。
※E-Pinについて
特定番号(Pin Code)を入力して、ネクソンキャッシュを充電することができる決済手段である。