NTREEV SOFTは、韓国で野球の日となる8月23日、ソウル小公洞ウェスティン朝鮮ホテルで「MVPベースボールオンライン」の制作発表会を開催し、ゲームの内容と今後のサービス計画などを発表した。
NTREEV SOFTのギム・ジュンヨウン代表、EA KOREAのハン・スジョン代表など、両社の主要経営陣が出席して行われた制作発表会では、ゲームプレイ映像などコンテンツの紹介が実施された。
「MVPベースボールオンライン」は、EA SPORTSの「MVPベースボールシリーズ」をベースとしてEA Seoul Studioでオンラインゲーム市場に合わせて新たに開発した、実写型オンライン野球ゲームである。5,000以上のモーションデータを使って、現実感あふれるグラフィックを実装しており、キャラクターの投球と打撃動作は、実際の野球選手たちに近く、細かく表現して公開当時から多くの関心を集めた。
制作発表会で初公開されたゲームプレイ映像は、実写型オンライン野球ゲームというタイトルにふさわしく、各選手ごとの特徴を生かした独特の投手動作と自然な姿、セーフ、あるいはアウトになる選手たちの鮮やかな状況を表現していた。
アクション型野球ゲームに慣れていないプレイヤーに配慮して、操作の難易度も調整され、初心者でもゲームを簡単に遊ぶことが可能。自動マッチングを通じた対戦プレイ、球団と選手管理の楽しさを感じることができる「リーグプレイモード」「ホームランダービーモード」など、さまざまなゲームモードが提供される。
以下は、「MVPベースボールオンライン」について、両社の担当者のインタビューとなる。
――現在のNTREEV SOFTがサービス中の「プロ野球マネージャー」とサービスが重複するようですが?
NTREEV SOFT:「プロ野球マネージャー」がシミュレーションゲームであれば、「MVPベースボールオンライン」は、実写型アクション野球ゲームとなります。両方のゲームをサービスすることで、シナジー効果を心配しており、両方のゲームすべてのお互いのユーザーを、セキュリティで成長することができる効果が十分に発揮できると思っています。
――ゲーム内の選手ライセンスが気になります。NCダイノースの追加するかどうかはどう考えていますか?
NTREEV SOFT:選手たちのライセンスを得ましたが、現在は全て実装しているわけではありません。まず登場する選手は、2000年代を中心に構成される予定です。選手獲得方法はスカウト方式をはじめ、様々な支援をする予定です。2013年第9球団で活動するNCダイノースも2013年の更新に反映します。
――リーグモードのAI部分についてバランスの問題も発生することがあるようですが?
NTREEV SOFT:リーグモードは100%AIのみ反映されます。長期間運営され、ユーザーのストレスを軽減するために作りました。しかし、トーナメントモードやPvPモードでは、ユーザーが簡単に競技することができ、いくつかの主要なプレーヤーがいればプレイができるように開発しました。
――NCsoftとEA、NTREEV SOFTの役割分担がどうなるのでしょうか?
NTREEV SOFT:元の契約の主体はNCsoftとEA SPORTSとなっています。NCsoftとNTREEV SOFTとサブライセンス契約を締結してサービスを実施しています。NCsoftは、マーケティングや事業支援を引き受け、NTREEV SOFTは実際のゲームサービスを引き受けることになります。
――他のプラットフォームをサポートする可能性はありますか?
NTREEV SOFT:マルチプラットフォームのサポートかどうかも考えています。可能であれば、様々なプラットフォームをサポートすることを目的としています。今後のアップデートでサポートが可能かも知れませんね。
――「MVPベースボールオンライン」が原作と違ってメジャーリーグ側リーグのデータが追加されなかったですが、リーグ追加はどうなりますか?
NTREEV SOFT:メジャーリーグ側の導入も考えて見ましたが、今後の研究が必要になるものと見られます。まずは韓国プロ野球リーグに集中する予定です。
――「MVPベースボールオンライン」のeスポーツゲーム化の可能性はありますか?
NTREEV SOFT:eスポーツの場合、条件が合えば開発者の立場では、100%進行したいと思っています。
――「MVPベースボールオンライン」も続編アップデートを考えていますか?
NTREEV SOFT:「MVPベースボール」シリーズは、2005年までのパッケージ版が発売されており、以降オンライン版が出ているので「FIFA」シリーズとは違った展開となります。後続作ではなく「MVPベースボールオンライン」内で持続的に発展させる上で考えています。
――ありがとうございました。