カプコンは、「モンスターハンター フロンティア オンライン」について、誕生5周年を記念し、9月2日東京ドームシティ プリズムホールにて、「MHF感謝祭2012」を開催した。
イベント前日の9月1日には、「モンスターハンター フロンティア オンライン 誕生5周年MHF感謝祭2012 前夜祭」と称し、抽選で選ばれた100名のユーザーとプロデューサーの杉浦一徳氏、アシスタントプロデューサーの宮下輝樹氏との懇親会が、東京ドームホテルにてホテルの宿泊付きで開催され、たっぷりと交流できたようだ。
メインステージでは、「VS.クエスト チャンピオントーナメント in MHF感謝祭2012」決勝大会や、G級アップデート情報などの新情報公開、声優「植田佳奈」さんを迎えて運営レポート(動画版)公開録画など、盛りだくさんの内容となっていた。
会場内では、メゼポルタ広場の風景画像をバックに撮影可能なフォトエリア、大褒章祭に参加登録をしたハンターがもらえるチケットで楽しめる、大褒章祭屋台アトラクションや、9月19日についに登場する「覇種」のクエストを先行体験できるコーナーも用意され、会場の外には多くのハンターたちが入場を待って長蛇の列を作っていたぞ。
「VS.クエスト チャンピオントーナメント in MHF感謝祭2012」決勝戦
総勢304名、152組のハンターで予選クエストのタイムアタックを行い、クリアタイムの早い上位8チームが決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメントでは、「VS.クエスト」を使用して狩猟技術を競い合い、見事に勝ち抜いた1~3位のチームには、「VS.クエスト チャンピオントーナメント」でしか手に入らないゲーム内アイテムや、特製トロフィーが贈呈された。メインMCは、篠田有香さんと山脇正利さんが担当、実況・解説にはハンター代表の「かりんが」氏が担当した。
準々決勝・準決勝戦・3位決定戦
光り輝く翼を持ち、磁力を操る古龍「ルコディオラ」をペアを組んで討伐を目指す「VS.クエスト チャンピオントーナメント」の討伐タイム上位8番目までのチームを抽選で組み分け、戦いはスタート。武器はハンマーと太刀が多く、接戦が繰り広げられ、決勝に進んだのはチーム「明日から頑張る」とチーム「悲しみ」となった。
決勝戦
決勝戦では、準決勝などと同じく、古龍「ルコディオラ」の討伐となるが、1武器種1度のみしか使用することができないルールとなっており、決勝は全3試合実施されるので、武器の選択も重要になってくる。
第1回戦
「明日から頑張る」は「ハンマー・太刀」、「悲しみ」は「双剣・ヘビィボウガン」で討伐出発。ハンマーを上手いタイミングで頭部に直撃、スタンを連発してかなり練習した様子の立ち回りを披露したチーム「明日から頑張る」がまずは勝利を収める。
第2回戦
「明日から頑張る」は「双剣・片手剣」、「悲しみ」は「ハンマー・太刀」で討伐出発。双剣の素早い動きでルコディオラの懐で戦い、チーム「悲しみ」は磁力により距離を詰められ苦戦するが、ハンマーの活躍によりチーム「悲しみ」が先に討伐を完了した。
第3回戦
「明日から頑張る」は「狩猟笛・大剣」、「悲しみ」は「狩猟笛・片手剣」で討伐出発。お互い狩猟笛で攻撃力や移動力を上げ、相方が攻撃に専念するという作戦。ほとんど同時に最初のマストオーダーをクリアし、ギリギリのところでチーム「明日から頑張る」が討伐完了し、優勝となった。
G級アップデートはは2013年4月17日に決定!会場が歓声で揺れた「今後の展開」まとめ
このコーナーでは、MHFエグゼクティブプロデューサー「小野 義徳」氏、MHFプロデューサー「杉浦 一徳」氏、そしてMHFアシスタントプロデューサー「宮下 輝樹」氏が登壇し、5周年感謝祭を迎えることができたことを嬉しく思い、多くのハンターたちにお礼を述べた。
そして、会場で上映された新ムービーでは今までのアップデートタイトルが登場したあと…なんと謎のモンスターや謎のステージが登場!会場がざわめき始めたその時、スクリーンには「G」の文字がッ!会場は大歓声に包まれ、「モンスターハンター フロンティアG」ロゴが最後に公開された。
事前に発表していた「MHF重大発表」は「まさかサービス終了!?」との噂を、ドカンと跳ね返すような声を挙げ否定した、杉浦氏と宮下氏から、アップデートロゴの発表だけではなく、細かい追加・変更内容が明かされたのでまとめて紹介していこう。
追加要素一覧
- 新モンスター10体追加+既存モンスター21体G級対応
- 新ステージ3フィールド追加
- G級武器150種類以上追加
- G級防具60セット以上追加
- 新スキル30種類以上追加
- 新属性4種類以上追加
G級モンスターを一部紹介
天翔龍(テンショウリュウ)「シャンティエン」
公開されたプロモーションムービーに登場した、天を翔けるような動作をしていた古龍。
針纏竜(シンテンリュウ)「ヒュジキキ」
全身に針のような形状を持った新モンスター。キツネのようにも見えるが…。
凍海獣(トウカイジュウ)「ポカラドン」
アザラシやセイウチのような姿をもったモンスター。プロモーションムービーにはこのモンスターと関係するようなかわいいモンスターも登場していた。
新ステージ
極海(キョクカイ)
流氷や大きな氷河をイメージしたようなフィールド。「ポカラドン」の生息と関係するのか…?
大型探査船(オオガタタンサセン)
巨大な船の甲板部分で戦うような、一風変わったフィールド。
最果ての地(サンハテノチ)
見るからにヤバそうな雰囲気のフィールド。ここではとんでもなくヤバいモンスターが登場するとのこと。
新武器・防具
今まで登場したモンスターや新規モンスターから手に入る素材を使ったようなデザインが発表。新初期装備も新しく追加、色違いバージョンも手に入るらしいぞ。
新スキル
「刀匠」
スキル「斬れ味レベル+1」と「攻撃力UP【大】」の効果が同時に発動する。
「鼓舞」
スキルが発動していると「笛吹き名人」の効果と同じフィールドにいるハンターの能力が上昇する。
「代償」
スキル「死神の抱擁」が発動している場合、複数のスキルの効果が発動する。※発動する効果の例:攻撃力UP、見切り、回避性能、高級耳栓など
「研ぎ師」(上位スキル追加)
砥石系アイテムの回復量がさらに上昇、さらに一定時間「斬れ味レベル+1」と同等の効果が発動する。
「連射」(上位スキル追加)
連射時の弾の発射数が+1される。※超速射では効果はなし
新属性
炎(ホノオ)属性…火・龍の複属性
雷極(ライゴク)属性…火・龍の複属性
光(ヒカリ)属性…????の複属性
天翔(テンショウ)…????の複属性
11武器種の新アクション
動画だけでの紹介となったが、今までつなげることができなかったアクションも大幅に改良、鬼神化や連撃など今までと違う手触りになっている。
G1以降のアップデート予告
2013年4月17日に実装されるG級アップデートを「G1」とし、「G2」を2013年秋、そして2014年春に予定されている「G3」では、ついに新たな武器種が追加されることが発表された。今まで同様、積極的かつ質と量の充実したアップデートを実施していくとのことだ。
G級への参加条件
G級アップデート後もプレイ環境の変化はなく、今まで通りプレイすることは可能。また、新たなG級クエストの参加条件として、HR999かつ、どれか一武器種のSR999の条件を満たし、昇級試験を突破することでG級への参加が可能になる。杉浦氏は当初「武器種のSR999の条件」は3つと設定していたらしい。
追加特典1
フォワード.5から、SRを上げれば上げるほど、ベースとなる武器の攻撃力が上昇する。攻撃力を上げておくことで、G級への昇級試験を有利に突破できる。
追加特典2
秘伝書全武器種獲得で「G級専用武器」が手に入る。フォワード.5の期間中に11武器種すべての秘伝書を取得した人には、G級専用のスキルを持った限定防具をプレゼント。
つまり、フォワード.5からSRを上げることでベースとなる攻撃力が上昇。「フォワード.」最強の武具「覇種武器」「覇種防具」が登場。G級のモンスターを狩猟するには、フォワード.5の攻撃力UPと覇種武具こそがハンター最大の武器となるということだ。
SR応援キャンペーン
毎月「プレミアムコース」「アシストコース」「秘伝書コース」のいずれかのコースが無料開放されることも発表。まだ秘伝書を取得していない人も、SRを上げたい人も、HCクエストをどんどんこなしたい人んも月に一度のビッグチャンスとなっている。
また、「フォワード.5」~「G級」までの期間中、毎月襲来する合計6体の「覇種」を攻略し、指定された「覇種武具」を作成すると、作成本数に応じてG級を有利に進める「G級武具」がプレゼントされる。さらに覇種を討伐したハンターはランキングを公式サイトに公開される。
SRリファインコンテンツ
- HC防具の強化派生先追加
- 狩護防具(HSシリーズ)追加
- 課金武具にもSRの強化派生先が続々登場
- マイミッションで解放されていた武器の攻撃力をSRが上がるごとに解放されるよう修正
- 秘伝書所持時、マイトレ「飲み屋」のもてなし回数上限が増える
- 秘伝書所持時、マイトレ「雑貨屋」にレベル3の商品追加
- 秘伝書所持時、マイトレ「調合屋レシピ」にレベル3の調合レシピ追加
- 秘伝書所持時、マイトレ「服屋」にレベル3の商品追加
- 秘伝書所持時、マイトレ「冒険屋」の目的地に「SR用目的地」が抽選で登場
また、プレゼンテーションの最後に杉浦氏は、今回のG級アップデートに盛り込まなかった「グラフィックの向上」について、一新した際に「スペックが格段に上がること」と「開発期間が伸びる」といった懸念点を明かし、今のアップデート間隔を保ちながら、グラフィックスの問題も解決していきたいと考えていると話し、コーナーを締めくくった。
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