ネクソンコリアは、9月6日、ソウルバンヤンツリーホテルにおいて開催したイベント「FIFAオンライン3評価戦」にて、「FIFAオンライン3」のサービス日程とゲームコンテンツを公開した。
EAソウルスタジオが開発し、ネクソンコリアがサービスする「FIFAオンライン3」の韓国サービススケジュールについて、9月20日から23日までの期間、総勢2万人のテスターを対象に実施される。
リアルタイムオンライン動画サービスを通じて、一般プレイヤーたちも、イベントの内容を観戦することができるイベント「FIFAオンライン3評価戦」では、まず「FIFAオンライン3」のゲームコンテンツが公開された。
「FIFAオンライン3」は、前作に比べて強化されたゲームプレイと鮮やかなグラフィックやユーザーインターフェイスとなり、世界45カ国の代表チームと32リーグに所属する528クラブチーム、15,000人におよぶ選手の情報が反映されている。夏と冬の移籍シーズンが終わるたびにすべての選手、クラブのデータが更新され現実に近い環境でプレイが可能だ。
ゲームモードは、最大5vs5の対戦が可能な「カスタムマッチ」、スマートマッチメイキングシステムが適用された「1vs1マッチ」、最大5人協力プレイを楽しむことができる「VS-COM」からなる3つのモードがサポートされる。
特に新規モードの「5vs5マルチプレイモード」が大きな注目を集めている。「5vs5のマルチプレイモード」は、5人がそれぞれ2つのチームに分かれて対戦を繰り広げ、最大10人のマルチプレイをサポート、実際の試合でチーム同士で呼吸を合わせ、試合を進行する戦略的な楽しさを味わうことができる。
チーム管理モードでは、試合前のフォーメーションを自由に指定することができ、各選手たちの攻撃スタイルや行動範囲まで細かく調整できるように変更された。
以下は、「FIFAオンライン3」について、両社の担当者のインタビューとなる。
――「FIFAオンライン2」と比較して変わった点は何ですか?
ハン氏:ゲームエンジンが変わったためゲームプレイが最も大きく変わりました。テストを進行した時も前作と比べて大きく変わったと評価され、実際のサッカーのように感じることができるという意見が多かったです。
また、5vs5対戦を支援して友達と一緒にゲームをすることができるという点も特徴です。友人やゲーマーたちと一緒に楽しむことができるコンテンツが必要になると考え、追加しました。これから5vs5対戦のほか、様々なモードがサポートされるので期待してもらいたいです。
――今日のゲームのデモはパッドで操作しましたが、キーボードや他のコントローラをサポートしていますか?
ハン氏:今回のテストバージョンは、キーボードのオプションが「FIFAオンライン2」と同じ設定になっています。もちろん「FIFAオンライン3」のためだけのキーボードセッティングも別にサポートします。
また、「FIFAオンライン3」は360度全方向ドリブルやさまざまな技術がたくさん追加され、操作キーが多くなりました。今後のテストでプレイヤーたちの意見を反映して改善していく考えです。
――実施されるクローズドβテストでは、どの程度のコンテンツが公開されますか?
ハン氏:今回の親善試合で公開されたコンテンツが優先的に適用されます。正式サービスでは、選手強化やショップで購入することができる選手カード、ランキングモードなどが追加されます。今後追加される選手カスタマイズを利用すれば、さまざまな選手タイプを作成することも可能です。
――ゲームエンジンのアップデートはどのようになりますか?
バク氏:エンジンの更新に伴う変化もあると思います。しかし、エンジンの更新にプレイヤーがゲームに対して再度慣れる必要があり、悩むところでもあります。そのため、システム的な変更はせず、グラフィックスのクオリティーを高める調整をする予定です。
――「FIFAオンライン3」の最低スペックはどの程度でしょうか?
ハン氏:「FIFAオンライン3」のプレイには、シェーダー3.0以上をサポートするグラフィックスカードが必要です。したがって、GeForce 6600 GTグラフィックスカード程度を最低スペックの使用として最適化を考えています。クローズドβテストでも最適化作業は継続されます。
――「FIFAオンライン3」のe-sports参加の可能性はありますか?
イ氏:内部的にもe-sportsは重要だと考えています。ゲームコンテンツ面でもe-sportsリーグなどの可能性は十分だと見ています。しかし、まだ具体的な日程や計画は発表する段階ではないのでもう少しお待ちください。
――ありがとうございました。