夏を締めくくる大激戦!「AVAれ祭2012 -秋の陣-」開催!護衛&爆破戦トーナメント優勝をかけた手に汗握る戦いを制したのは、あのクラン!

ゲームオンは9月16日、東京ドームシティ・プリズムホールにおいて、オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」恒例の大型オフラインイベント「AVAれ祭り2012 プリズムホール-秋の陣-」を開催した。

2012年9月16日、ゲームオン恒例の大イベント「AVAれ祭り2012 プリズムホール-秋の陣-」が開催された。今回も事前に実施された全国トーナメントを勝ち抜いた精鋭4クランにより、「護衛戦」と「爆破戦」の決勝が繰り広げられた。

また、今回は初の会場内イベントとして、会場全体を使用した謎解きミッション「エヴァ中尉を救出せよ!」の他、物販ブースや新マップ体験コーナーの設置、豪華賞品などがもらえる大抽選会も実施され、会場内は前回を上回る来場者1800人の熱気に包まれ、大盛り上がりとなった。

赤組応援団長・佐藤ひとみさん(右)、青組応援団長・大澤あやのさん(左)の進行でイベントスタート。
バトルの様子は、もちろん今回もプロデューサー・井上洋一郎氏(右)と、
FPS実況解説者・mejika氏(左)によって伝えられた。

護衛戦トーナメント決勝は因縁の2クランがぶつかり合う!

イベント前半、まずは「護衛戦」トーナメント決勝の火蓋が切って落とされた。全国規模で行われたトーナメントを勝ち抜き、この決勝に残ったのは、前回大会優勝の赤組「DeToNator(デトネイター)」と準優勝の青組「Galactic(ギャラクティック)」という因縁の2クランだ。

両クランメンバーとも、これが日本での頂点を決める戦いということで、チーム紹介の時点からバトルにかける相当な意気込みがコメントから見受けられた。

青組「Galactic」 赤組「DeToNator」

激しい攻防!撃ち合いの末に戦いをねじ伏せたのは……

まずは護衛戦のルールを説明。このモードは進攻する戦車を護衛する攻撃側と、戦車の進攻を妨害する防御側に分かれて戦うモードで、攻撃側は制限時間内に戦車を目標地点まで進攻させることが勝利条件となり、防御側は戦車の目標ポイントへの到達阻止が目的となる。

くじ引きにより、赤組「DeToNator」が先攻、青組「GALACTIC」が後攻に決定し、バトルスタート!第1戦は「Galactic」が持ち前のコミュニケーションで「DeToNator」と互角以上に渡り合うが、続く第2戦で攻守交替すると非常に硬い守備を見せた「DeToNator」を攻めきれず、土壇場で実力差が浮き彫りになる結果に。

戦いの行方はというと、「Galactic」がボイスチャットで声を掛け合いチーム一丸となって善戦するも、圧倒的な連携力の差を見せつけ赤組「DeToNator」が勝利を収めることとなった。

練習試合では約3割程度ならば「DeToNator」に勝てるという「Galactic」だったが、最終的には地力の違いを見せ付けられる結果となってしまった。「DeToNator」には今回の戦いで護衛戦から卒業するメンバー2人がいるということで、そういった部分も目に見えない結束力となり、戦いの後押しをしたのかもしれない。

何はともあれ、護衛トーナメント優勝は、2大会連続で「DeToNator」に決定した。

インターバルには「S4League」アクロバティックステージも!

前半戦が終了すると、インターバルにはステージ上で「S4League」のステージが行われた。ここでは本作の公式プレイヤー1号氏と2号氏によるスーパープレイにあわせ、アクロバティックチームによるステージ上、そして観客席を使った縦横無尽な演技が披露される。

この演技は「S4League」を表現した内容となっており、本作のスピード感あふれるアクション要素を味わい、来場者たちは大いに盛り上がってた。

爆破戦トーナメントは強豪VSニューフェイス!!実力が勝つか、勢いが勝つか!?

続いて、後半戦「爆破戦」トーナメント決勝をお伝えしよう。今回決勝へとコマを進めたのは、前回大会のファイナリストでもある強豪クラン「Kopernix(コペルニクス)」と、なんと結成3ヶ月で決勝まで上り詰めた新興クラン「Barcarolle(バルカロール)」だ。

決戦前は、「Barcarolle」メンバーが「自分たちにも絶対にチャンスがある」と言ったかと思えば、「Kopernix」は貫禄の勝利宣言を行うなど、新旧強豪の意地の張り合いに会場も大盛り上がり。

青組「Barcarolle」 赤組「Kopernix」

まさに一進一退!どちらが勝つのか予想できない展開が!?

それでは、まず「爆破戦」のルール説明。こちらは目標ポイントに爆弾を運ぶ攻撃側、そして爆破を阻止する守備側に分かれて戦うモードで、目標地点を爆破もしくは相手を全滅させれば攻撃側の勝ち、攻撃側を殲滅して爆破を阻止すれば防御側の勝利となる。

「爆破戦」もまずはくじ引きを行い、青組「Barcarolle」が先攻、赤組「Kopernix」が後攻でバトル開始!第1戦は爆破を行おうと前がかりに攻める「Barcarolle」に対し、スナイパーを擁する「Kopernix」が効果的な狙撃を行い侵攻をことごとくシャットアウト!しかし新興クランの勢いを止めるまでには至らず、第1戦は「Barcarolle」が勝利を収めた。

続く第2戦、このままでは終われない「Kopernix」が反撃に出る。序盤こそ第1戦の波に乗り「Barcarolle」が押し気味に進めるが、冷静な立ち回りと連携により、一時は不利と思われた形成を大逆転し、今度は「Kopernix」が勝利を収める結果に。

これで勝負は一勝一敗。2本先取で勝ちとなる「爆破戦」ということで、ここで改めてくじ引きを実施。最終となる決勝ラウンドは、「Kopernix」の先攻でスタート!

ここでもやはり序盤は「Barcarolle」が押す!押す!!押す!!!それに対し、熟成したチーム力とクランメンバーの確かな実力で応戦する「Kopernix」。勝負はまさにシーソーゲームと言うにふさわしい、全く先の読めない展開へと突入した。

しかし、ラストはやはりメンバー各自の実力が優っていた「Kopernix」が勝負にリーチをかけ、速攻でフィニッシュ!「爆破戦」トーナメント優勝は、前回に引き続き「Kopernix」が収めるのだった。

さて、「爆破戦」で優勝を収めた「Kopernix」の面々だが、彼らは今年10月頃に韓国で開催予定の「IeSE国際大会」日本代表クランになることが決定となる。今後世界を相手に彼らがどのような戦いを見せてくれるのか、今から注目してほしい。

試合後、井上プロデューサーから武器使用に関するアナウンスが

「爆破戦」終了後、ステージ上から井上プロデューサーが思わぬアナウンスが行われた。優勝クラン「Kopernix」メンバーに、禁止武器の使用が発覚したのだ。この報告にざわつく会場内…。

しかしながら、武器の使用は第1試合のみであり、以降は使用が見受けられないことなどを総合的に判断し、第1試合のみを運営チーム没収試合扱いするという裁定が下された。

その結果、元から第1試合を落としていた「Kopernix」だが、残り2戦を連取していたため、結果は変わらず優勝という形となった。

強豪が強豪たる所以を魅せつけ大会は終了

アツすぎる2つのトーナメント決勝が幕を閉じ、ラストは表彰式が行われた。優勝した「DeToNator」と「Kopernix」は、それぞれ賞金30万円と賞状を授与。惜しくも準優勝となった「Galactic」と「Barcarolle」には、賞金15万円と賞状が授与された。

また、「DeToNator」からは護衛戦MVPとしてらうる*選手が、そして「Kopernix」からはLanB選手が爆破戦MVPに選ばれ、賞状と豪華賞品を受け取ることとなった。

ラストはイベントを締めくくる井上プロデューサーからのコメントだが、その中では気になる一言も飛び出した。

「次回は世界戦を日本で行いたい」。

その言葉には、まだまだこれからも「Alliance of Valiant Arms」を盛り上げていきたい、そして日本クランを世界へと羽ばたかせたい、そんな野望が見て取れた。

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