【G-STAR 2012】100人以上で繰り広げる大規模戦闘が魅力―NHNが放つ新作MMORPG「ASTA」プレイインプレッションをお届け

2012年11月8日~11日まで韓国・釜山BEXCOで開催されている「G-STAR 2012」。ここでは、NHNブースでプレイアブル出展されていたMMORPG「ASTA」のプレイインプレッション」をお届けしよう。

NHNブースで「Dungeon Striker」と並び、大がかりなプレイアブル出展がされた「ASTA」は、韓国のPolygon Games社が開発を進めるMMORPGだ。日本や韓国、中国といった東アジアの神話をモチーフにしたデザインが特徴で、来場したユーザーへのプレゼントとして笠や扇子が用意されているなど、G-STAR 2012の会場内でも独特の雰囲気を醸し出していた。

本作はターゲティング形式のオーソドックスなMMORPGで、6種類の職業が用意されている。G-STAR 2012に出展されたバージョンでは、すべての職業が体験できる仕様になっていた。

今回筆者が選択したのは、忍者のように軽い身のこなしで、敵の背後へ瞬間移動できるスキルを扱える職業。この職業は二刀流などの攻撃に特化した装備も可能で、キャラクターカスタマイズのバリエーションも豊富な印象だ。ちなみに、本作では敵の背後から攻撃すると、与えるダメージにボーナスが加算されるとのこと。スキルの使い方や、他プレイヤーとの連携が重要になってくるようだ。

本作のクエストでは、最大で100人以上のプレイヤーが同じフィールドに集まり、大規模なパーティ戦を行える。今回は、試遊スペースに集まった合計10人のプレイヤーとともに体験できた。

筆者が体験したクエストは、ゲームをある程度進めた中級レベルの内容となっており、ゲームを開始すると同時に、巨大なモンスターが2体と、30体以上の小型モンスターが登場し襲いかかってきた。クエストは出現した敵をすべて倒さなければ進行せず、要所にはボスクラスのモンスターも待ち構えている。なお、モンスターの出現数は固定ではなく、使用するPCのスペックによって多少の増減があるという。

キャラクターは移動しながらでも自由にスキルが扱えるので、ストレスなくバトルを楽しむことができた。また、広大なフィールドに多数の敵が分散しているため、遠距離攻撃が重宝した印象だ。

開発担当者の話によると、ゲームを進めると敵の姿に変身したり、騎乗ペットに乗って移動したりといった楽しみ方もできるとのこと。敵の姿になると相手を油断させ、背後からの攻撃も楽に行えるそうだ。さらに、中には部下として使役できるモンスターもいると語っていた。また、大規模なパーティ戦が魅力の本作だが、ソロプレイや少人数のパーティ向けのダンジョンも用意されているという。

現在のところ日本でのサービスは未定だが、ぜひ100人規模でのパーティプレイも楽しんでみたいところ。今後の情報に期待しよう。

また、実際のプレイ内容をムービーとして下記に掲載するので、こちらもあわせてチェックしてほしい。

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