【G-STAR 2012】オーソドックスながらもアクション性の高い戦闘&ドラゴンに乗っての操作が楽しめた「ICARUS」プレイレポート

2012年11月8日~11日まで韓国・釜山BEXCOで開催されている「G-STAR 2012」。ここでは、WeMade Entertainmentブースにて試遊台が出展されていた「ICARUS」のプレイレポートをお届けする。

「ICARUS」は、WeMade Entertainmentが10年の歳月をかけて制作したという大作MMORPG。中世ヨーロッパスタイルをリアルに表現したファンタジー世界を舞台に、勇猛な英雄たちの物語が繰り広げられる。さまざまなモンスターに搭乗できるフェローシステムや、多人数同士のPvPが楽しめる勢力戦が大きな特徴となっている。

今回、WeMade Entertainmentブース内で本作を試遊する機会が得られたので、そこで体験できた内容をお伝えしていこう。

本バージョンで用意されていた職業は、バーサーカー、ガーディアン、アサシン、プリースト、ウィザードの5つ。双剣好きな筆者は、アサシンを選択してみた。その後のキャラクターメイキングでは、各部位の細かいカスタマイズが可能となっており、自分なりのキャラクターを作成する楽しみが味わえそうだ。

本作の戦闘システムは、ターゲティング方式を採用。左クリックでターゲットを選択し、スキルを交えつつ攻撃するというスタイルは従来のMMORPGとほぼ同じとなっているが、WASDを使っての移動については、それぞれ2度押しすると前後左右に高速移動してくれるので、戦闘時の緊急回避に役立ちそうな印象を持った。

そして、本作最大の特徴ともいえるフェローシステムも体験。フェローはスキルと同様、登録してあるキーを押すことで呼び出すことができる。今回は、陸上で素早く動くことのできる狼のようなフェローを実際に操作したが、基本的な操作はWASDによる移動くらいなので、スムーズに行動できるだろう。

余談にはなるが、本作では海上でも泳いで移動できるのだが、その移動速度はあまり早くない。あくまで筆者の予想でしかないのだが、もしかしたらこういった場面で活躍する海上生物系のフェローが登場するかもしれない。

さらに、ドラゴンに乗って戦う空中戦についても体験することができた。今回は崖上から搭乗するドラゴンを捕獲することとなったが、乗った直後に表示される緑と赤のバーのうち、暴れている最中に緑のバーが伸びていけば成功、赤いバーが伸びると失敗となる。

搭乗後は、より巨大なドラゴンとの戦闘がスタート。ここでは、攻撃方法が弓に変更となり、スキルも同様に弓専用のものへと変化する。同時にドラゴンが所有するスキルも使用できるので、多彩な攻撃方法が可能だ。なお、ドラゴンの操作については基本的な移動操作に加え、スペースキーで上昇、Xキーで下降できる。

また、フェローにもHPが設定されており、フェローのHPが無くなると、新たにフェローを手に入れなければならない。自分だけではなく、フェローのHPにも気を配る必要がありそうだ。

じっくりと制作してきたということもあり、すでにゲームとしての完成度は高いものとなっていた。早い時期での日本サービスについても大いに期待できるのではないだろうか。

なお、本作のプレイムービーも合わせて掲載。30分以上におよぶ内容となっているので、本プレイレポートでは物足りない人はぜひチェックしていただきたい。

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