ブロッコリーは、2013年4月24日に、「ラグナロクオンライン 10thアニバーサリードラマCD~私が選ぶ、明日の私~」を発売する。今回は、ドラマCDに出演する声優の日高里菜さん、内田真礼さん、小林ゆうさんへのインタビューを紹介する。
「ラグナロクオンライン 10thアニバーサリードラマCD~私が選ぶ、明日の私~」は、「ラグナロクオンライン」10周年を記念した、完全オリジナルストーリーの音声ドラマCDの第3弾だ。
前作では泣き虫で人見知りなマジシャン・ヒナ役を演じた日高里菜さんが再び出演。少し成長したヒナをのびのびと演じている。そして新キャラクターとして、小林ゆうさんが演じるミエリ、内田真礼さんが演じるロレッタも登場。同世代の女の子たちが出会い、成長していく様子が描かれる。
今回、ドラマCDに出演している日高里菜さん、内田真礼さんにインタビューを行い、お二人の演じたキャラクターの魅力や印象に残ったシーンなど、さまざまな話を聞いてきたので、その内容を紹介しよう。また、収録時間の都合で同席できなかった小林ゆうさんからはFAXによるインタビューが届いたので、そちらもぜひチェックしてほしい。
――収録の雰囲気はどうでしたか?
日高さん:「ラグナロクオンライン」のドラマCDには第1弾から参加しているんですけど、今回は私以外、キャストのメンバーが全員違うということで、今までとはまた違った収録の雰囲気でしたね。
今回も普段の生活ではなかなか言わないようなカタカナの単語が多くて難しかったです。家で練習してきた言い方とイントネーションが違ったりして、みんなと教え合いながら収録していました(笑)。例えば「ウィザード」の発音とか、「これで大丈夫だよね」とみんなで話してたのに、現場に行ったら間違っていたこともありましたね。
内田さん:私は初めてこの作品に参加させていただいたんですけど、やっぱりカタカナの部分の発音には苦労しました(笑)。
私はゲームを普段からプレイしているので、作品の雰囲気は理解しやすかったですね。「このダンジョンにはドラゴンがいそうだな」とか、イメージを膨らませて収録に臨めました。
――日高さんはドラマCD第1弾からヒナ役を演じられていますが、どのような印象を持っていますか?
日高さん:第1弾のときは、私が演じたヒナが一番年下で、周りはみんなお姉さんという環境だったんでしたけど、今回は3人とも同世代という設定で新鮮でした。
これまでのヒナはいつも慌てていて、ツッコまれることも多かったんですけど、今回は逆にツッコミを入れることも多くて驚きましたね。仲間たちのリーダーとなって引っ張っていく姿も見られて、ちょっと感動しましたし、嬉しかったです。ヒナが成長した分、よりカッコイイ感じで必殺技も言わせてもらいました。
――収録で気をつけたところなどはありますか。
日高さん:私としては「成長しなきゃ」と意識することはあまりなかったですね。周りにいる2人のキャラクターが本当にボケてて、ツッコミを入れなければいけないので、自然と成長している姿を出せたんだと思います。
でも、モノローグは自分の心の中の話なので、スタッフの方に「前のヒナに戻るね」とは言われました。
――内田さんは今回初めて「ラグナロクオンライン」のドラマCDに参加しましたが、ご自身が演じられたキャラクターについて紹介してもらえますか。
内田さん:今回私が演じたロレッタは、3人の中では大人っぽくて、落ち着いている雰囲気のキャラクターでした。ヒナとぶつかることもあるんですけど、気付いたら仲良くなっているという、同世代特有の空気が出ていて面白かったです。
――落ち着いているということは、ロレッタはクールなキャラクターなんですか?
内田さん:クールとはまたちょっと違うと思います。どちらかというと、人間関係があまり得意ではない不器用な子、と言ったほうが正しいですね。自分を出せないのでクールに見えちゃうけど、実は優しい面もあるんです。なので、いかにも17歳という感じの、等身大の女の子になっています。
――印象に残ったシーン、聞いてほしいオススメのシーンはありますか?
日高さん:やっぱり戦いのシーンは聞いてほしいですね。今までのヒナは必殺技を使う機会もそれほどなかったので、第1弾から聞いている人は、いつもと違ったヒナを感じられると思います。
内田さん:私としては、3人が喧嘩しているシーンが楽しいんじゃないかと思います。喧嘩している姿を「あーあ」と思いながら聞いてくれたら嬉しいです(笑)。
――ご自身の性格は、今回登場した3人のキャラクターのうち誰に一番近いと思いますか?
日高さん:私は小林ゆうさんが演じたミエリですかね。ミエリはすごい元気ハツラツで、派手好きで面倒くさがりなんです。それに自分に正直で思ったことをすぐ口にしたりと、自分に合っている部分が多いなと感じました。
それにミエリは、敵を魔法で「ドーン!」と、一撃で倒してしまうキャラなんです。私もちまちま攻撃するよりは一撃で倒したいと思う性格なので、そういう意味でも似てると思いました。
内田さん:私はミエリとロレッタの間くらいだと思います。ミエリとロレッタは全然違う性格なんですけど(笑)。口下手なんですけど、正直な部分もあるので、やっぱり2人の性格が混ざっているんだと感じますね。
ですが、ロレッタの友達とワイワイしたいのに上手く伝えられないという性格、すごく分かるんですよ(笑)。なので、どちらかというとロレッタが一番近いのかなと思います。
――内田さんは普段、オンラインゲームを遊ぶことはありますか?
内田さん:オンラインゲームは好きですし、休みの日はよくプレイしています。ですから、オンラインゲームの世界観ならどんと来い、という感じです(笑)。
――ドラマCDを通じて、やってみたい職業はありましたか?
内田さん:私は攻撃魔法が使ってみたいので、ウィザードですね。あとは打撃系の職業とか、とにかくどんどん攻撃していくほうがいいです。
日高さん:私のウィザードになって、派手な魔法を使ってみたいです。仲間の怪我を治すのではなく、ガンガン攻撃していきたいです(笑)。
――では、実際の生活の中で、声優以外になってみたい職業はありますか?
日高さん:私は5歳のころから芸能の仕事をやらせてもらっていて、そこから声優になったので、この仕事以外は想像もつかないんですよね。物心つく前から仕事をしていたので、悩む余地もなかったんです。
でも、巫女さんになってみたいと思うことはあります。以前に巫女さんが登場する作品に出演したんですけど、神秘的で素敵だなと感じて、憧れますね。
内田さん:私は高校を卒業したときに、バスガイドになりたいと思って、実際に体験しに行きましたね。バスに乗って、王子辺りを一周するんです。
「声優になりたい」と決まったのがその半年後くらいだったので、タイミングによっては本当にバスガイドになっていたかもしれないですね。
――みなさんの好きなゲームのジャンルはなんですか?
内田さん:やっぱりオンラインゲームみたいな、自分で職業を決めて自由に育成していく作品が好きです。
日高さん:私は今「パズドラ(パズル&ドラゴンズ)」にはまっていて、今はもう課金するかしないかで迷っているくらいなんですよ(笑)。声優さんの中にも「パズドラ」をプレイしている人は多くて、フレンド登録し合って楽しんでます。
――今後、2013年をどのような年にしていきたいですか?
日高さん:今年は4月から大学生になるので、新しい環境の中で、周りに流されず、自分が思う道にまっすぐ進んでいきたいですね。そしてしっかり単位を取れるように頑張ります(笑)。
内田さん:2013年は何か新しいことにチャレンジしたいと考えてます。去年は「いろいろな人に会う」を目標にして、実際にたくさんのファンの方にも会うことができたので、今年はもうちょっと大きな範囲で考えたいですね。例えば、地方や海外に足を運んで、より多くの人と触れ合うとか。
――最後に、ドラマCDを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
日高さん:ドラマCDの第3弾が実現したのも、みなさんの応援があったおかげだと思っていので、とても感謝しています。第1弾、第2弾を聞いていない人でも充分楽しめる内容になっているので、多くの人に聞いてもらいたいです。
ドラマCDを聞いてもらえると分かるんですけど、この後にもさらに続きがあるような終わり方なんですよ。続きが気になる内容になっているので、ぜひ注目してもらえたらと思います。
それと、ヒナには「パートナーを見つけられたらいいな」というセリフがあるんです。第4弾以降で、パートナーと巡り合えるエピソードも見てみたいですね。ただ、第4弾が実現するかは応援次第だと思いますので、よろしくお願いします!
内田さん:今回参加させていただいて、作品の世界観が良く表現されているドラマCDだなと実感しました。
私は「ラグナロクオンライン」はプレイしたことがないんですけど、やっていなくても本当に楽しめる物語になっていますし、3人の個性豊かなキャラクターによる冒険が分かりやすく描かれているので、ぜひこの世界を体験してもらいたいです。何度も何度も聞いてほしいです。よろしくお願いします!
小林ゆうさんのFAXコメントも紹介!
――演じられたキャラクターの印象(またはご紹介)をお願いいたします。
小林さん:私が今回演じさせていただきましたミエリさんは、ウィザードさんでいらっしゃいます。お姿は大変可愛くてかっこよくてスタイルも抜群の美人さんです。
元気がよくてきっぷがよくて、素直でまっすぐなところも魅力のひとつだと思います。豪快なところも、お腹をすかせてる時も、照れ笑いしているお姿もとっても素敵です。大好きです。このような素敵な方を演じさせていただけて心から感謝しております。
――印象に残ったシーン、是非聴いてほしいオススメのシーンをお聞かせください。
小林さん:たくさんございますが、戦いの中でヒナさんに怒られちゃうシーンが印象に残っております。そのヒナさんの思いに、申し訳ない気持ちになりました。そして、そのあとロレッタさんとのシーンもすごく好きです。いつもケンカっぽくなってしまうお二人の本当の胸の内を垣間見ることができてすごく嬉しかったです。
――自分の性格は、今回登場した3人のキャラクターのうち誰に一番近いと思いますか?
小林さん:ヒナさんもロレッタさんもミエリさんもそれぞれすごく素敵な方で憧れてしまいます。似ているところはあまり思い浮かばないのですが、私は食べることが大好きで、お腹もすぐ減ってしまうので、その部分はミエリさんと近いのかなと感じます。
ミエリさんはタンの盛り合わせをご注文されているシーンがございますが、私は豚肉が好きなものでお気持ちがよくわかります。
――オンラインゲームを遊ばれたことはありますか?(また、未プレイでしたら今回の収録でラグナロクオンラインを遊んでみたいと思われましたか?)
小林さん:遊ばせていただいたことも色々ございまして、大好きです。やる気がすごくございまして、楽しんでおりますが、腕前はまたまだといった身分です。
ラグナロクオンラインさんをプレイさせていただけることが今からものすごく待ち遠しくて楽しみでなりません。ミエリさんを演じさせていただけてすごく幸せに思っております。
――ファンの皆様に一言メッセージをお願いいたします。
小林さん:ラグナロクオンラインを応援していただいている皆様、はじめまして。今作でミエリ役を演じさせていただくことになりました、小林ゆうと申します。どうぞよろしくお願いいたします。ラグナロクオンラインさんの世界にミエリさんとしてお邪魔させていただくことができて本当に感激しております。
ミエリさんのお持ちになっていらっしゃる様々な表情を皆様にお伝えさせていただけるように、大切に精一杯演じさせていただきました。ヒナさんとロレッタさんとミエリさんの掛け合いや、3人の活躍をぜひ楽しんでいただけたら幸いです。どうかよろしくお願い致します。
商品概要
タイトル:「ラグナロクオンライン 10thアニバーサリードラマCD~私が選ぶ、明日の私~」
JANコード:4988003 435660
予約開始日:2013年2月21日(木)
一般発売日:2013年4月24日(水)
発売元:株式会社ブロッコリー
メーカー希望小売価格:3,000円(税込)
同梱アイテムチケット:アイテム名称「ピアメットのリボン[1]
予約期間:2013年2月21日(木)~2013年3月19日(火)12:00
あらすじ
ウィザードとセージ、どっちに転職しようと悩み中のマジシャン・ヒナ。ゲフェンの街で出会った二人の女の子から、それぞれの職業について知るために、一緒に腕試しに行くことになりましたが……。
ケンカになったり、アクシデントに見舞われたり。こんな調子で、はたしてヒナは自分の進路を見つけられるのでしょうか?
将来に悩むヒナが同世代の仲間たちと交流を深め、なりたい自分に気づいていく。ゲーム内を彷彿とするストーリー設定のドラマCDです。
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