ゲームオンが現在クローズテクニカルテスト(CTT)の参加者を募集している新作MMORPG「レジェンド オブ ソウルズ」を一足先にプレイできたので、早速インプレッションをお送りする。
「レジェンド オブ ソウルズ」とは
本作はバイオレンス、ギャンブル、エンドコンテンツの豊富さという、三拍子揃ったMMORPGである。プレイヤーは「ブラッド」「ブレイブ」「ホーリー」「シャドー」の4種類のクラスから1クラスを選択してゲームに参加する。
それぞれ大まかに役割が分かれていて、ブラッドは攻撃力が高くアタッカータイプの男性キャラクター、ブレイブは防御力が高いタンクタイプの男性キャラクター、シャドーは遠距離攻撃が得意なアタッカータイプの女性キャラクター、ホーリーは味方のHPを回復したりサポートを行なうヒーラータイプの女性キャラクターとなっている。残念ながらクラスごとに性別は固定されていて変更はできない。
キャラクターデザインは、リアル寄りのグラフィックだ。身長をかなり低くしたり高くしたり、胸の大きさ、頭の大きさ、手足の長さなどなど、わりと細かいカスタマイズが可能だ。女性キャラクター用の装備は露出度がかなり高く、セクシーな衣装が多かった。
チュートリアルでは音声付きのガイドがあり、洋画の吹き替えをはじめ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役でもなどでお馴染み、声優の立木文彦さんによるボイスが収録されていた。プレイできたエリアは灯篭が配置してあったり、竹が沢山生えていたりと、どことなく東洋っぽさを感じさせる世界観だ。
ド派手なエフェクト、ド派手なスキル、繋がるコンボ。緊迫感、爽快感を感じられる戦闘システム
戦闘は敵をターゲットし通常攻撃、スキル攻撃などを組み合わせて戦う。スキルのモーションやエフェクトはかなり派手で爽快感が感じられる。また、与えたダメージ、受けたダメージが大きな数字で表示されるので、爽快感だけでなく自分がどれだけ強くなったかが実感しやすいシステムになっていた。戦闘中にプレイヤーキャラクターが一定以上にHPが減ると「ドクンッ、ドクンッ」と心音が聞こえて、より戦闘の緊迫感が増す。
特定のスキルを組み合わせると連携が発動し大きなダメージを与えられるというシステムのほか、一定時間内に次の攻撃を当てるとコンボカウンターが繋がりダメージが増えていく。こちらのコンボカウンターは最大で999コンボまで繋がるので、スピーディーに次の敵へ攻撃を繋げていくのがコツだ。
攻撃を繰り返していると「怒り」ゲージが溜まっていく。怒りゲージが一定の値を超えると怒りモードを発動することができる。怒りモード時は一定時間、体からオーラが出て攻撃力が上昇したり、攻撃モーションが速くなる。怒りには3段階あり、より上位の怒りの方が強力な効果を発揮するが、2、3段階の怒りの発動には「七魂石」という消費アイテムが必要だ。
ほかにもモンスターを倒すと一定確率でモンスターのカードが入手できる「七魂カード」といったシステムがある。カードはキャラクターに装備することでパラメータが上昇したり、いくつかの種類を集めて図鑑をコンプリートすると、レアなカードが入手できるといった仕組みもある。
ヒリヒリとした緊迫感を感じる、さまざまなギャンブル風システム
本作ならではのユニークなシステムとして、多くのギャンブルシステムが挙げられる。
1つがサーバー上の全プレイヤーが敵を倒した数にあわせて、ゲーム内通貨が累積される「ジャックポットシステム」。街にいるNPCに話しかけ「ジャックポットクーポン」を使用するとジャックポットに挑戦できる。ジャックポットクーポンはブロンズ、シルバー、ゴールドと3段階に分かれていて、より上位のクーポンを使用すると当たりが出やすくなっている。当たりにはいくつかの段階があり、大当たりだと累積しているゲームマネーの50%が手に入る。本作で敵はゲーム内通貨をドロップしないので、ジャックポットはかなり恩恵のあるシステムになっている。
筆者も何度か挑戦したが、残念ながら大当たりはでなかったものの、ハズレでも一定のゲーム内通貨が入手できた。ジャックポットの累積金額にもよるが、大当たりだと1週間プレイした場合くらいの収入になるそうだ。
ほかにはハイリスクハイリターンな「アイテムコピー」というシステムがある。これはポーションなどのアイテムを賭け、当たりが出ると賭けたアイテムが2倍になって返ってくるというシステムだ。しかし失敗すると賭けたアイテムが消滅してしまう。手数料などは要らないので何度も挑戦できるが、熱くなりすぎるあまり全てのアイテムをなくしてしまったという事態にならないように気をつけよう。
このようなルーレットはほかのシステムにも登場する。例えば一部の素材採集ではルーレットが回転し、大当たりに止まるとより上位の素材が入手できるという仕組みであったり、さまざまな業績を達成するともらえる「業績達成チケット」というアイテムは、使用するとルーレットが回転し、ランダムでスキルを初期化するレアアイテムなどが入手できる。
オンラインゲームにお馴染みの装備強化システムもあり、1つの武器に対して装備強化は+20まで可能。それとは別に、同じ武器を合成することでランクが上がっていく「武器ランク」が武器ごとに5段階あり、5×20で強化パターンは100パターン。もちろん一定の強化レベル以上では失敗する可能性があり、武器の強化値が減ったり武器が消滅することもある。このシステムもギャンブル要素が高く、ヒリヒリとした緊迫感が味わえるはずだ。
対人戦に大規模戦闘、手強いインスタンスダンジョンなどエンドコンテンツも豊富
本作には多くのエンドコンテンツが実装されている。
PvPシステムでは、1:1で決闘を行なう「決闘の章」、Guild vs Guildで戦う「決戦の章」、100人 vs 100人の大規模戦闘「龍虎の陣」が実装されていて、レベルカンストした後も多彩なルールの対人戦でゲームを遊び続けられる。
充実しているのはPvPだけではない。プレイヤー vs モンスターの大規模戦闘「封魔の章」「退魔の章」というシステムなどもある。こちらは専用のマップで行なうイベントで、マップ上に設置されている拠点を破壊していくというシステムだ。拠点を沢山破壊したほうがクリア後の報酬が多くなる。
運営チームの皆さんに協力して頂き、筆者も封魔の章に挑戦したが、モンスターの数が多すぎて拠点を破壊するどころか、近づくことすら困難だった。実際に挑戦する際はギルドメンバーやサーバー上のほかのプレイヤーと協力して挑まないと攻略はかなり難しいだろう。封魔の章で勝利すると、経験値やアイテムなどさまざまな報奨がもらえるので、ぜひ挑戦してみて欲しい。このイベントは、CTT開催時には毎日ピークタイムに1回ずつ開催される予定だという。
ほかにもレアアイテムが入手できたり、ボスが登場するインスタンスダンジョンや、フィールドダンジョンも存在するのでかなりやりこみがいのあるゲームになっているという印象だ。
今回はあまりプレイできなかったが、武器や防具を生産できる「製作システム」なども実装されており、定番のシステムを押さえつつもさまざまな新システムに挑戦した意欲作だと感じた。
CTTの参加者募集はすでに始まっていて、締め切りは3月18日(月)の15時まで、CTTの実施期間は3月22日(金)から3月25日(月)の19時から23時の予定となっている。500名分のOnlineGamer専用枠も頂いているので、ぜひ応募して緊迫感溢れる本作をプレイしてみて欲しい。
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