ウィローエンターテイメントは本日3月28日、東京・秋葉原のアキバ・スクエアにおいて、「『ウィロー学園』入学式」と題した同社タイトルの今後の施策に関する記者発表会を実施した。
発表会冒頭では、ウィローエンターテイメント 取締役副社長の大橋貴司氏が挨拶。今回、3月14日をもって同社設立1周年を迎えたことを踏まえ、長い間サービスを行なってきたタイトルをより充実させることで、さらなるファン層の獲得を図るとともに、既存プレイヤーについてはさらにファンタスティックなサービスを提供していくと発言。
さらに、3年以内に2つ以上のタイトルをサービス開始すること、海外に「Made In Japan」のサービスを展開し、2015年度には株式市場(東証マザーズ)への上場を目指しているという。
それらを含めた今後の運営方針については、従来のPULL型ではなく、既存の先入観を打破し、より多くの人にタイトルを遊んでもらうPUSH型で進めていきたいと考え、その先駆けが今回の発表会になるとその意図を述べた。
続いて、同社が運営する「ドルアーガの塔」、「マスター・オブ・エピック」、「パンドラサーガ」のゲーム内容や今後の戦略を、各タイトルのプロデューサーが紹介した。
PvPはもちろん、攻城戦など最大600人の対戦が楽しめる「パンドラサーガ」のプロデューサー・鈴木和章氏からは、4月の大型アップデート内容が説明された。
4月25日に4次職32職が実装予定。騎乗可能なドラゴン「騎竜」や、新たに「二刀流」が登場することで、キャラクターの自由度が大幅にアップする。
実装に先駆け、4月13日、14日には4次職の公開テストが開催される。このテストは専用サーバーで行われるため、上級レベル、上級装備の4次職のキャラクターがプレイできるので、初心者でも参加可能。また今後は初心者向けのアップデートも予定しているとのことだ。
名作タイトルをオンラインゲーム化し、仲間と共に謎解きが楽しめる「ドルアーガの塔」のプロデューサー・沼田健佑氏は、4月1日に5周年を迎えることに合わせ、記念イベントを実施することを紹介。初心者でも楽しめる新しいイベントが毎週用意されており、デームデザイナー・遠藤雅伸氏監修の限定アイテムも用意しているという。
さらに、4月、5月、6月にかけて大型アップデート「Reform」を実施。ここでは、謎解きの報酬をより便利なものに一新するほか、新しい謎が続々登場。さらに塔の内装を一部変更することで、どこが変わっているかを探す楽しみも味わえるとのことだ。
完全スキル制で自由なキャラクター作成が楽しめる「マスター・オブ・エピック」は、2013年5月で7周年を迎える。本作のプロデューサーを務める井坂宗慈氏からは、毎年行われているユーザー参加型のイベント「アイテムデザインコンテスト」が紹介された。
続いて、アップデート情報として5月実装予定の「栽培」を紹介。ゲーム内で種を植え、肥料を与えることで成長を促し、そこから生まれるアイテムを収穫するという、リアルに近い感覚で楽しめる点が魅力だ。
5月実装段階では、所持している土地内で栽培可能。50種類以上におよぶアイテムが収穫可能で、中にはここでしか登場しないレアアイテムも用意されているという。また、今夏実装の第2弾では、土地を持っていない人でも栽培できるようになり、栽培成功に天候も影響するようになるとのことだ。
続いては、3タイトルのプロモーション施策として、「ウィロー学園」入学式を実施。教師に扮する川村ゆきえさんと、生徒に扮する吉田ゆいさん、木村葵さん、そして来賓としてハマカーンの浜谷健司さん、神田伸一郎さんが登場。
ここでは、川村さんが各タイトルを紹介し、それに生徒役の吉田さん、木村さんと、ハマカーンの浜谷さん、神田さんが各タイトルの感想を述べるというかたちで進行。ハマカーンの2人はコンソール版を遊んでいたという「ドルアーガの塔」に反応を示していた。
さらに、オンラインゲームを遊んでいると肩がこるということで、川村さんによるストレッチ講座も行われたが、浜谷さんだけ途中から別の目的にすり替わって川村さんを凝視、会場の笑いを誘っていた。
なお、今後は川村さんが初心者向けに各タイトルの内容を紹介する動画が公開されるとのことなので、こちらもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
(C)Willoo Entertaiment Inc.