ネクソンが日本国内でサービスを予定している「三国志を抱く」。クロスプラットフォーム型シミュレーションMMORPGの本作を、実際に3人でプレイしてみたのでそのレポートを紹介しよう。ゲームの見所もちょっと教えます!
「三国志を抱く」とは
「三国志を抱く」は、3つのプラットフォーム(PC・タブレット・スマートフォン)で遊ぶことができるクロスプラットフォーム型シミュレーションMMORPG。
三国志演義のストーリーを背景に、登場する背景や人物、武器や服飾などの細部までこだわってデザインされている。プレイヤーは、自分の領地を建設・拡張させたり、三国志に登場する個性豊かな武将たちを指揮し、ターン方式のシミュレーション戦闘を通じた戦略的なプレイを楽しめる。
3つのプラットフォームで同期する本作の体験プレイレポートを紹介
2013年3月28日より、ついにクローズドβテストの募集が始まった「三国志を抱く」。本作は、NEXON Korea Corporationの子会社であるNDOORS Corporationが開発したシミュレーションMMORPGだが、一番の特徴はPC・タブレット・スマートフォンの3つのプラットフォームで同期してゲームを楽しめるところ。通勤時や外出時にはタブレットやスマートフォンでプレイ、家に帰ったらゆっくりPCで再びプレイが可能なのだ。
今回のテストプレイでは、実際に3人が同じ場所に集まり、PC・タブレット・スマートフォンでパーティーを組んで敵と戦ったり、それぞれの端末でどのような動作をするのかを体験してきたのでお伝えしていこう。もちろん現在鋭意開発中のバージョンなのでご了承願いたい。
まずはPC版でゲーム序盤をちょっとプレイ
クローズドβテストももう少し先ということでゲームの詳しい紹介はまたの機会にしておくが、軽くゲームの進め方をお届けする。通常のMMORPGのようにまずは自分の分身となるオリジナル君主を作成をする。パターンは「美男型」や「英雄型」など数種類が用意されている。
三国志演義を忠実に再現したドラマも収録。ブラウザとは思えないクオリティーと3Dモデルと劇画がマッチしたようなグラフィックで物語を楽しめる。
最初に降り立つ村では、チュートリアルを通して操作方法などを学べる。移動はWASDとマウス両方で可能。クエストリストをクリックすれば自動移動もできる。クエストをこなしていくと物語もだんだんと進んでいく。クエストで戦闘をしたり、鶏や豚を捕獲することも。
また、村や城などではドラマに切り替わらず、ゲーム画面でさまざまな会話が繰り広げられるサブドラマも発生する。劉備・関羽・張飛の3人が義兄弟となる逸話「桃園の誓い」など印象的なシーンはしっかりとドラマで再現されているぞ。
そして、うっかりハマってしまったのが「領地」モード。「領地」では、資源である米や木などを生産できるほか、兵士を徴兵したり、兵器を作ったりすることができ、中毒性が高い。このモードはいわゆる「村ゲー」を楽しめるのだが、基本的な要素はしっかりと実装されており、建築やレベルアップ、視点も自由に変更可能などグラフィック面も凝っている。
タブレット・スマートフォン版の特徴
PCのプレイヤーと同期してゲームを楽しめる、本作のタブレットおよびスマートフォン版も触ってみた。指でタッチして遊ぶスタイルに合わせ、それぞれのUIも調整されており、直感的に操作できる。チャットなども端末のキーボードパネルを起動して入力可能。
グラフィックもほとんど劣化していないクオリティーで楽しめ、ボイスも実装される予定だ。ただスマートフォンは画面が狭い機種が多いので、UIをやや押しにくく感じた(指の太さにもよる?)。ムービー部分もまったくPC版と遜色がないのに驚き。容量の問題なのか、街の外などのエリアはタブレット・スマートフォン版では簡易マップに変更されている。
街や村から外に出たり、逆に街に入ったりする場面のローディングに関しては、タブレットはPC版とほとんど変わらず、スマートフォン版では少しラグを感じた。だが戦闘シーンではほとんどラグは感じなかった。
それでは3人でパーティーを組んで戦ってみよう
せっかくなのでテストプレイの最後に、PC・タブレット・スマートフォンの3つのプラットフォームで実際にパーティーを組んで戦闘を体験。パーティー編成の要請もPC同士で遊んでいるのとまったく変わらずできる。ターン制の戦闘時でも問題なくプレイ可能。
嬉しいのはそれぞれの持っている端末に関係なく、一緒にゲームを楽しめること。チャットでコミュニケーションを取るのももちろん楽しいが、普段はそれぞれの環境で一人でストーリーや領地のプレイを楽しみつつ、同じ部屋でリアルで一緒に「遊ぼう!」とプレイできるのは意外と新鮮に感じた。
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