NHN Japanが贈る新作ブラウザゲーム「バビロン」。ハンゲームアバターとの連動や異世界化した現実の都市をモチーフにした世界観など、ゲームの特徴についてプレイレポートを交えながらお届けしよう!
新作ブラウザカードRPG「バビロン」誕生
ゲームのコンセプト
本作は、超美麗カードや仲間と共に生き抜く、スタイリッシュ召還カードゲーム。スキルを駆使するゲーム性が増した戦闘システムや各人に役割が与えられた、レイドボスやGvGシステム。よりRPG性の増加したクエストも多数収録。「トイ・プラネット」で好評を博したハンゲームアバターとの連動を継承している点も魅力となっている。
ストーリー
舞台は異世界化した現実の都市、渋谷、新宿、六本木。「バビロン」と呼ばれるこのパラレルワールドで、あなたは闘いに巻き込まれてゆく─。美しく、そして強力な「イデア」達を召還し、仲間とともにこの異世界を生き抜こう!
プレイレポートを交えながら、ゲームの概要を紹介!
今回、4月23日に開始したオープンβテストに先駆けて、開発中のバージョンでプレイすることができた。独特なデザインと世界観、カードの育成や収集要素、基本的なRPGの楽しみがギュッと詰まった、本作の魅力をプレイ感ととも紹介していこう。
チュートリアルも完備!プレイヤーは「罪人」??
ゲームをスタートすると、クールなBGMと豪華声優陣によるオープニング映像が流れる。荒廃した世界と神々と戦う力「イデア」を使役するデバイス「Babylon.」の存在をここで知ることができる。そのままゲームをスタートすれば、チュートリアルを兼ねたクエストを受けることができる。
画面に登場したデバイスから飛び出てきたのはナビペットの「バビコ」。アメリカのキッズ向けTVアニメに出てきそうなポップなキャラだが、なかなか毒舌。驚いたのはそのバビコのアニメーションの多彩さ。笑ったり喜んだりうなずいたり、会話によってさまざまな表情をするので、見ていて飽きないのだ。ちなみにキャラクターデザインは「午前4時」氏。
このクエストでは、本作のキモとなる「イデアカード」についても説明され、さらにカードを使っての戦闘のレクチャーもバビコがしっかりナビしてくれるので初心者でも安心。戦闘時にはイデアカードでキャラを召喚、コマンド方式で敵と戦うオーソドックスRPGスタイル。コマンドには「アタック」「HP回復」「スキル」などさまざまな行動が選択できる。オート戦闘もアリ。
戦闘に勝利すれば、経験値やイデアカードなどのアイテムを入手することができる。まれにモンスターが落とす「ディスクのかけら」を全部集めるとかなり強いイデアカードを手に入れることができるので頑張ろう。
エリアを探索して「バビロン」の世界を堪能しよう
本作では、「ST」という行動力を使って先に進むことで、そのエリアの探索率を上げていくことが探索の基本となる。画面中央の「進む」ボタンで簡単に移動が可能、歩くたびに一部景色が変わっていくのも嬉しい。
移動中には他のプレイヤーに出会うこともあり、挨拶を交わすとポイントが貯まっていく。積極的に挨拶しちゃおう。道中では何やらワケありな女子高生に出会うことも…。一体彼女は??ちなみにこの女子高生のキャラクターデザインはチョコットランドのデザイナーNさんだゾ。
また探索中に「BOXDOG(ボックスドッグ)」というキャラクターが出現することがある。彼は背中に宝箱を背負っており、「開ける」を選択するとランダムでカードやアイテムが手に入る。かなり貴重なカードを落とす「RAREBOX(レアボックス)」や開けるのが100%成功するアイテムも存在するとかしないとか…!?
マップ上ではクリア条件の異なる複数のエリアから一つを選択して進むことになり、目標は最深部。マップに登場するのは「渋谷」「新宿」「六本木」など現実の世界が崩壊した、謎の世界だ。背景のグラフィックもかなり描き込まれており、ブラウザとは思えないようなクオリティーを実現している。クエストの最後に登場するボスを見事倒せば仲間にするチャンスが!
自分の分身がゲーム内に登場!ハンゲームアバターとの連動
本作の大きな特徴は「ハンゲームアバター」と連動していること。架空ブランドによるアバターの新しい価値付けをし、ゲーム内にアバターショップを設けることで「ゲーム+アバター」といった親和性も増加していく。アバターブランドによりステータスもアップするのだ。
もちろんマップ上のキャラクターも自分のアバター。探索中に出会うのも他のプレイヤーのオリジナルのアバターなので没入感もバッチリ。レイドボス戦でもみんなのアバターが登場するぞ。アバターのブランドショップにはそれぞれキャラクターが設置され、「街のショップ」のように見せるためにモールに専用のBGMを用意して気分を盛り上げてくれる。
また、本作ではアバターごとにパラメータが設定されているわけではなく、アバターに「魔石を装填するスキル玉を埋め込む穴」が用意されており、それをチャージして好きなパラメータを振ることができるので、アバターのファッション性を保ちつつ、強さも調整して遊べるようになっている。
カードの合成やトラップ発動、PvPバトルも見逃せない!
イデアカードには1枚につき通常のスキル1つ、PvP用のスキルが1つ設定されている。レアリティや各属性(5種類)、カードのレベルが上がると覚えるスキルなど細かく設定されている。また、1枚のカードに1つの武器を装着可能で、いつでも付けたり外したりが可能。
カード詳細で確認できるステータス
レベル
現在のEXP
レアリティ
属性
HP
アタック
ディフェンス
クエストスキル
カードスキル
武器
カードゲームには欠かせない「合成」も、もちろん実装。ゲーム内のお金が必要となるが、ベースに素材カード(最大6枚)を合成して強化し、武器の合成やスキルの継承だって可能だ。カードを強化したらデッキを再編集することも忘れずに。
各マップでモンスターから入手できる「ディスクのかけら」は、一生懸命集めている最中に、なんと他のプレイヤーから奪われてしまうことも。だがこの不測の事態を回避できるSPアイテムを「トラップ」として仕掛けておけば、回数制限はあるが、ディスクのかけらをしっかり守ってくれるので有効に活用したい。
また、他のプレイヤーと協力して強敵に挑戦する「レイドボス戦」では、週一回イベントごとにギルドが自動で入れ替えされ、そのメンバーでレイドボスに挑戦することになる。他のギルドとランキングで競うこともでき、上位になれば入手困難な超レアなイデアカードがもらえることも!
画面の半分くらいを埋めるくらいの巨大な敵と対峙するレイドボス戦では、専用のBGMが用意され、気分を盛り上げてくれる。サウンドチームがスタジオで本気の生演奏で収録したとのことだ。戦闘時にはド派手なエフェクトも炸裂するッ!
ゲームデザインや演出、フォントまで徹底的に凝った作り
今までのハンゲームのタイトルにはなかったような、近未来的なユーザーインターフェースやゲーム全体のデザイン、ピンクを基調としたコンシューマライクなカラーも好印象でとにかくオシャレ。でもそれだけではなく基本的なカードRPGの要素はしっかり盛り込まれており、イデアカードの合成や強化、レイドボスなどゲームシステムは丁寧な作り。
ブラウザということで読み込み時間もほぼ皆無、操作した感じもスムーズでストレスがない。こんなにグリグリUIが動いているのに…と終始ビックリだった。カードのイラストは今どきのソーシャルゲームに似たところもあるデザインも多かったが、ナビペットのバビコが斬新&毒舌で最高。ぜひオープンβテストで彼女(?)とのコミュニケーションを楽しんでもらいたい!
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