いよいよCBTがスタート!“絆”がカギを握る戦略ブラウザゲーム「ソウルソード」の先行プレイレポートをお届け!

OnNetがサービス予定の「ソウルソード」は、英雄たちの“絆”を活かしたシステムが特徴の軍団戦略ブラウザゲームだ。ここでは、5月22日よりクローズドβテストがスタートする本作のプレイレポートをお届けしよう。

「ソウルソード」の舞台となるのは、大陸全土を巻き込んだ一大戦争によって荒廃・分裂した「統一ベニージン帝国」。数多の領主たちが、ある者は平和を取り戻すため、またある者は覇権を握らんがため、英雄たちを率いてバトルを繰り広げる戦略ブラウザゲームとなっているぞ。

プレイヤーは3つに分裂した帝国のいずれかの国に属する一領主となり、領地を経営し、資金や資源を獲得していく。領地経営と並行して集めた英雄たちを育てて、ライバルとなるプレイヤーたちと戦わせてランキングを競い合ったり、モンスターが待ち受けるマップを攻略したりすることが目的となる。

本作のキーワードとして挙げられるのが“軍団”と“絆”だ。軍団とは最大10名の英雄と英雄が率いる兵士で構成された部隊であり、プレイヤー同士の対戦やマップ攻略のための基本単位のことを指す。本作の戦闘はオートで行われるため、軍団編成時の英雄の配置(攻撃の順番)や陣形、AI設定、そして英雄同士の絆(相性)が勝利のポイントとなるぞ。

ここでは、ベースとなる戦略シミュレーションの遊びに、さまざまな要素を詰め込んだ本作のプレイレポートをCBTの開始に先駆け、お届けしよう。

自分の分身となる領主と所属国を設定しよう!

ゲームを起動してまず最初に行うのが、プレイヤーの分身となる領主の設定だ。ここでは、領主の性別とそれに合わせた外見、そして「ベニージン」、「キリティー」、「アドリアゴ」の3ヶ国の中から所属国を選んだ上で、領主名と領地名を自由に決めることができる。

所属国にはそれぞれの背景があると同時に、例えばアドリアゴだったら「マナストーン生産量5%増加」「錬金術師の家最大建設数+1」などその国だけのアドバンテージも用意されており、ここでの選択もゲームを進める上では大事になってくるだろう。

軍団を運用するには英雄と資源の確保が必須!

そしてこれらを決定したら、いよいよゲームがスタートするわけだが、本作では基本的には、プレイヤーの拠点として発展させ、資源の確保や機能の充実を目指す領地経営と、出現するモンスターを倒して経験値アイテムを入手する狩り場を行き来するかたちで進行することとなる。なお、本作では親切なチュートリアルが用意されているので、戦略系のシミュレーションゲームになれていない人でも安心してゲームを進めることができるぞ。

領地経営では、村会館でプレイヤーレベルに応じた施設の建設が可能。英雄を軍団として配置するために必要な集兵所や、「農民住宅」(金貨)、「農家」(食料)、「鉱山」(鉱石)、「錬金術師の家」(マナストーン)など各種資源を集めるもの、それらの資源を管理する倉庫など多岐にわたる施設が用意されており、それらをバランスよく建設・発展させることで領地経営の幅が広がる。

また、肝心の英雄の雇用についてだが、本作ではほかの資源と同様に、「占い師の家」と呼ばれる施設を建設する必要がある。占い師の家では、ゲーム内で手に入るソウルストーン、もしくは課金アイテムであるキュービックを使用し、1回の雇用ごとに4枚のカードから1枚を選んで英雄を雇用する。英雄の内訳はランダムとなっており、中にはより強力な英雄もいるため、1回ごとにドキドキ、ワクワクしながらカードを選べること請け合いだ。

雇用した英雄は経験値を溜めることで強化したり、合成してより強力な英雄を生み出すことができるほか、本作ならではの要素として、指定された英雄たちを集めることで報酬が手に入る収集要素と、軍団を組んだ時に特定の組み合わせで発生する絆スキルの2つが用意されている。

特に絆スキルにはランクごとに幅広いスキルが用意されており、ランクが上がれば上がるほどその効果は大きくなるため、戦略的にも重要なシステムとなっている。

カードゲームの遊びに変動要素が加わり遊びの幅が広がる!

そうして集めた英雄を組み合わせて軍団を作ることになるのだが、もちろん強力な英雄のみ集めておけばいいというものではない。本作では、英雄の等級に合わせたコストが設定されており、プレイヤーのレベルに応じたコストの上限を超えないように軍団を編成しなければならない。

また、出兵時の消費資源も発生するので、常に余裕を持った資源の確保も重要になるなど領地経営との関連性も大きく、バランスのとれたゲームの進行が求められる。

そのほか、英雄には各種ステータスのほかに健康状態が設定されており、この数値によって各英雄のステータスが変動するようになっている。こちらは毎日ランダムで変化する要素なので、出撃時には必ずチェックしておく必要がある。そして、選んだ英雄を戦闘時の陣形に配置する際には、職業による攻撃タイプの違いなどを意識して組むことでより有利なかたちで狩り場に臨むことが可能だ。

狩り場でモンスターを倒して軍団を強化!

地域ごとに用意された狩り場では、毎回決まった条件下で敵モンスターと戦い、勝利することで次のポイントが出現する。そうして進んだ先にいるボスを倒すと次のマップに進むという仕組みだ。

狩り場をクリアすると、その水準に応じてランク付けがされ、そのランクに見合った経験値やアイテムが獲得できる。さらに、全てのポイントは「通常」、「上級」、「英雄」と3段階の難易度があり、一度クリアしたらさらに上の難易度を目指すといった具合に、軍団を常に強化し続けながら臨む必要がある。

そのほか、特定の狩り場で条件をクリアする戦闘クエストなどの目標も設定されており、領地経営、英雄育成、狩り場攻略の三要素が密接に関係し、プレイヤーを飽きさせない作りになっている。

プレイヤー同士で競い合う要素も!

今回は試すことができなかったが、本作にはプレイヤー間でランキングを競う要素として「リーグ戦」と「チャレンジ」が用意されている。「リーグ戦」はコロシアムで一定時刻に自動で開催される総当たりの対戦モード、「チャレンジ」は一定期間内にアリーナでほかのプレイヤーたちと戦い、その勝ち点を競い合う対戦モードだ。

「コロシアム」では、プレイヤーごとに5段階のレベルのいずれかに割り振られ、専用の軍団と陣形、AIを設定することで自動的にリーグ戦が行われる。リーグ戦の結果によって昇格、もしくは降格処理が行われ、次のリーグがスタート。レベルが高ければ高いほど、リーグ戦のランクに応じた報酬は良くなる。

一方、「アリーナ」では、自由に挑戦できるランクが設定できる代わりに、ランクが高ければ高いほど報酬が良くなることから、自ずと強力なプレイヤーが集まってくる。本モードで獲得できる「名誉ポイント」は利用することで装備品「リング」を獲得するための各種アイテムを購入できるため、軍団のさらなる強化には欠かせない要素のひとつだ。

一人で領地を発展させ、狩り場で軍団を強化し、自動でリーグ戦を勝ち抜く「コロシアム」、より強力なプレイヤーに挑む「アリーナ」にそれぞれ挑戦するという有機的なサイクルで楽しめる本作を、まずはクローズドβテストで楽しんでみてはいかがだろうか。

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