キューエンタテインメントは、「エンジェル戦記」において、7月24日に大型アップデート第8弾「原始の咆哮」を実装する。ここでは、本アップデートで追加される新エリアや新GvGフィールドなどを紹介していこう。
「エンジェル戦記」にとって8回目の大型アップデートとなる「原始の咆哮」では、原始時代をモチーフとした新たなストーリーがはじまるほか、新マップで楽しめるミニゲームや、ファンの間から要望の多かった新たな戦場、新たな神兵武器を作るための材料が手に入る大型バトルフィールドも追加される。
今回、アップデートの実装に先駆けて一連の追加要素をチェックしてきたので、気になる人はぜひ読み進めてほしい。
メインストーリー第8話 原始の咆哮
聖戦「ラグナロク」が伝説となり、吟遊詩人の紡ぐ唄だけで伝い継がれるようになった頃、かつての聖戦の舞台となり激しい戦いの末に海へと沈んだ大陸が突如として海面に浮上した。
再び陽の下に現れた大陸は以前の面影は残らず、生物の生態系も大きく変わり大地は古代の植物に覆われていた。特に人々を驚かしたのは気が遠くなる程古い時代に滅びたはずの恐竜が現れたこと。恐竜たちは見た目に反して人懐こく、足を踏み入れた人間にすぐに懐いた。
しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。ある日、これまで人に懐いていた恐竜とは異なる非常に獰猛な恐竜が現れ、島で暮らす人間が飼育していた幼い恐竜を一匹残らず連れ去った。
その後、獰猛な恐竜は急速に繁殖し、島の各地で彼らによる被害が相次いだ。恐ろしいことはそれだけには留まらず、急速に繁殖した恐竜たちに更なる異変が確認された。
エンジェルたちは獰猛な恐竜の討伐と異変原因の調査の使命を背負って再び旅立ちます。
新エリア「ジュラシック」
本アップデートでは、レベルキャップの解放(141~150)にあわせ、141以上の高レベルキャラクターを対象にした全12のマップが開放されるほか、上記メインストーリーを含めた90以上のクエストも新たに登場する。なお、EXフィールドに進入するには他のマップに出現するボスモンスターを倒し、鍵を手に入れる必要がある。
街マップ
龍吠の谷
フィールドマップ
未開の峠(街道マップ)Lv135-140
幼龍の飼育地 Lv138-141
ねじれ林道 Lv139-142
巨龍の爪 Lv140-143(EXフィールド)
人喰いの地 Lv143-146
龍棲み庭園 Lv144-147
黒炎竜の洞窟 Lv146-149(EXフィールド)
ライアー迷宮
秘境の道
ペット訓練所(未開の峠)
原始時代というコンセプトに沿った恐竜型のモンスターも多数出現するほか、レベル141から150を対象にした装備品も実装される。装備品もモンスターと同じく、石器などをモチーフにしたものが多い。
新たなモンスター
新たな装備品
「戦場」の新マップ「サンライト城」
「サンライト戦場」は、城の主権を巡るギルド間の攻防戦「戦場」に登場する新たなマップだ。勝利したギルドに恩恵が贈られる点は従来の戦場と同様だが、恩恵の内容はサンライト戦場独自のものとなっているため、今までとは違った楽しみ方ができる。
なお既存の攻防戦マップである「アテナ戦場」が日曜開催であったことに対し「サンライト戦場」は金曜日開催となるため、これまでスケジュールの問題で挑戦できなかった人も気軽に楽しめるようになるだろう。開催チャンネルは「アテナ戦場」と同様に各ワールドの「チャンネル1」で開催される予定とのこと。
「サンライト城」での攻防戦に参加するには
「サンライト戦場」での攻防戦に参加するためには、開戦2時間前に街マップにいるNPC「テミス」に話しかけ、攻城戦に参加する勢力を決めなければならない。攻城戦に参加希望のギルドはギルドのマスター、サブマスター、オフィサーのいずれかが攻城側として登録する必要がある。受付を完了させてから勢力を変更することは不可能なので注意しよう。
ギルドに所属していないプレイヤーや、受付時間内に攻城側として登録をしていないギルドのプレイヤーは自動的に第3者の陣営として参加する。攻城戦の初開催時は城を占領しているギルドがないため防衛側のプレイヤーは存在せず、城を占領したギルドが次回の攻城戦で自動的に防衛側となる。
準備時間を利用して作戦を練ろう
21:00からサンライト城にいるNPC「テミス」に話しかけると「サンライト戦場」に移動し、攻城戦開始前に3分間の準備時間が設けられる。この時間は各陣営ともに戦闘の準備や同じ陣営のプレイヤーと戦略を練ることが可能だ。
また「サンライト戦場」に入場すると、所属している陣営内のみが会話できるチャットチャンネルを、利用することができるため、戦略を練る際に利用するといいだろう。
開催概要
受付時間
毎週金曜日19時00分~21時00分
開催時間
毎週金曜日21時00分~23時00分
大人数参加型バトルフィールド「記憶の神殿」
「記憶の神殿」はインスタンス方式のバトルフィールドとは異なり、一般的なMMOPRPGと同じように複数プレイヤーが同時に侵入し、一緒に攻略できる大人数参加型のバトルフィールドだ。フィールドの奥には巨大なボスモンスターが待ち構えているほか、多彩な仕掛けを解く必要があるなど一風変わったダンジョンになっている。対象レベルは100以上となっており、比較的上級者向けのダンジョンと言えるだろう。
入場方法
記憶の神殿は、エメラルド平原に佇むNPC「変な詩人」に話しかけることで移動することができる。記憶の神殿内部へ侵入するには、以下のマップに生息するボスモンスターから一定の確率で入手できる鍵が必要なので、事前に用意しておこう。
- ホビットの里
- 知恵の泉
- ヨツンヘイム
- ヘルロード
- 絶望の大地
- ギョッル大橋
- ニヴルヘイム
- ヘルヘイム
いくつもの仕掛けで構成されたマップ内部
記憶の神殿の外周にはI~XIIの小部屋があり、内周には8つのポータルが設置されている。そのポータルは一部が外周の小部屋へと繋がっており、残りの一部のポータルは異空間に存在する記憶の神殿へと繋がっている。
外周の小部屋にはそれぞれ1つずつ水晶が設置されており、はじめは暗転しているものの、部屋ごとに設定された条件を満たすことで、水晶は輝きを取り戻す。水晶を起動させるための条件は異空間の記憶の神殿からヒントを得られる。
水晶が光を灯すと同時に、ボス召喚/記憶の女神へ続く扉の解除/宝部屋への秘密通路出現などさまざまな仕掛けが起動するぞ。
出現モンスター
記憶の神殿に登場するモンスターは時間と記憶を操り、キャラクターの行動を制御する能力を持つ。まず、外周の小部屋にある仕掛けを半分ほど解くと中ボスクラスのモンスターが登場し、それらをすべて倒すと最後のボスとなる「記憶の女神」が待つ部屋にたどり着く。
「記憶の欠片」を集めて獲得できるアイテム
記憶の神殿では、さまざまな手段でアイテム「記憶の欠片」を獲得でき、これを集めて、エメラルド平原のNPC「変な詩人」に渡すと、個数に応じてアイテムと交換できる。
その中のひとつである「オリア神兵」は、変な詩人から受け取れる「古びたオリア神兵」を使用すると低確率で獲得できる。従来の神兵武器同様、入手時にランダムで品質「クオリティ」が決定する仕組みだ。
クオリティはアイテム説明部分に★の数で表示され★が多い程クオリティが高くなる。クオリティは最大で★7個となり、最高品質の武器はその威力やオプション範囲が広くなる。最高品質の武器はその威力やオプションなどが非常に高くなるものの、出現確率は低いため根気強く挑戦し続けることが大切だ。
「ジュラシック」で挑戦できる2種類のミニゲーム
新マップ「ジュラシック」にて生き残るためには、素早い動きと判断力、さらに記憶力と運も必要な復数のミニゲームが存在する。各種ミニゲームは「訓練場」から挑戦可能で、「龍吠の谷」の「未開地の達人」に声をかけることで利用できる。訓練を繰り返しクリアすれば「未開地の翼」が手に入るぞ。
今回追加された2種類のステージのいずれも挑戦するたびに参加費用が必要で、ノーマルモードは500,000金貨、ハードモードは750,000金貨となっている。一度支払えば制限時間なしで、何度でも挑戦することが可能だ。
訓練その一「ライアー迷宮」
「ライアー迷宮」のクリア条件は入り組んだ迷宮の出口を見つけだすこと。迷宮の中は入り組んだ構造で、全体マップも確認できないため、完全にプレイヤーの記憶力のみが頼りとなる。また、道中では時折ヒントが表示されるが、その中には嘘の情報が紛れていることも。ちなみに、ハードモードを選ぶとより複雑かつ長大な迷宮に挑戦できる。
訓練その二「秘境の道」
秘境の道には危険なウイルスを持っている未知の生物が徘徊しており、プレイヤーは未知の生物にぶつからずにゴール目指すことになる。通路の途中にはセーブポイントが用意されているものの、ウイルスの動きが素早いためかなり難しい印象。
徘徊している未知の生物の移動ルートをしっかり観察すると、無事に通過できる隙を見いだせるはず。また、細かい操作が要求されるので、マウスよりもパッドコントローラーのほうがクリアしやすいかもしれない。こちらのハードモードでは、ウイルスの動きがさらに素早く変更されるとのこと。
新たな展開が随所に見える大型アップデートに
以上が大型アップデート第8弾「原始の咆哮」の内容となる。前回のアップデートまで続いていた霜の巨人との戦いが終わったことで、物語が新たな局面を迎えるだけでなく、これまでの「エンジェル戦記」にはなかった独特の世界観も楽しめる点が最大の魅力だ。
強力ながらどこか愛嬌のあるモンスターや、一筋縄ではいかないバトルフィールドやミニゲームの数々など、特に高レベルプレイヤーへ向けた新しい遊びが随所に散りばめられているので、実装された際にはぜひプレイしてみてほしい。
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