ハンビットユビキタスエンターテインメントが運営する「グラナド・エスパダ」。本作では現在、1ヶ月限定の新規サーバーやスカイプ対応を始めとするGMのサポート拡大など、新規ユーザーがプレイを始めやすい環境が作られているので、その内容をまとめて紹介しよう。
まずは「グラナド・エスパダ」がどんなゲームなのか知っておこう
「グラナド・エスパダ」は、新大陸開拓時代を舞台としたMMORPGだ。キャラクターや街並みは美麗な3Dで表現されており、中世ヨーロッパをモチーフとした世界で開拓民となって「グラナド・エスパダ」大陸を冒険することができる。
1人で3キャラクターを同時に動かして戦い、成長させていける特徴的なシステムが搭載されているので、近接・魔法・回復のようにパーティー構成を工夫すれば、ソロでも気軽にプレイできる。しかも、操作可能なキャラクターは100名以上いて、ストーリーを進めることで仲間として編入させることができる。個性的なキャラを使い分けてみるもよし、特定のキャラを使い続けるもよし。お気に入りのキャラクターを探しながらプレイしてみよう。
もちろん、1キャラクターだけ操作して残りの2人はAIに任せるといったことも可能なので、ゲームが苦手な人でも安心だ。華やかなビジュアルも特徴となっており、さまざまな装備を集めてキャラクターを着飾ることもできるので、キャラクターの見た目にこだわりを持って遊ぶこともできるぞ。
7月17日にオープンした新規サーバーで既存ユーザーに追い付け
さて、ごく簡単に本作の特徴を紹介したところで、7月17日にオープンしたばかりの新規サーバーについて説明していこう。これは8月21日まで遊べる約1ヶ月限定のサーバーとなっているが、通常と比べて約400%の経験値や、200%のドロップ率、基本職の一時的な性能アップ、クリアするだけで報酬がたくさんもらえる「クエストクリアイベント」などの施策が用意されている。
スピーディーに「グラナド・エスパダ」を楽しみたい新規ユーザーはもちろん、アカウントを忘れてしまった復帰ユーザーや、いち早くエンドコンテンツを楽しみたい人など、幅広いプレイヤーにとってメリットが満載なサーバーなのだ。
7月17日のオープン初日はアクセス集中でログイン障害が発生していたが、現在は問題なく稼働しているようだ。まあ、俗にいう“ログインオンライン”もお祭りみたいなものだし、初日ならではの騒動だ。むしろ7年運営が続いているタイトルで、アクセス集中によるログイン障害なんて珍しい。それだけ注目度が高いと言えるだろう。
さらに、ゲーム内ではGM(ゲームマスター)がサポートしてくれるので、初めて本作をプレイするだけでなく、オンラインゲームに不慣れだという人も、分からないことがあったら積極的にGMを頼ってプレイしよう。毎日20時から21時まではGMによる講習会で基礎的な操作方法のレクチャー、平日21時から23時まではミッションへの引率も行われる。
そして毎週土日には、ワールドツアーイベントと称してモンスターがポップ(出現)しまくるイベントなどが行われるので、お祭り感も楽しめるぞ。クエスト条件になっているモンスターを討伐できたり、装備アイテムなどのドロップも多いといったお得な要素がある。平日はなかなかログインできない人も、このイベントの時間帯だけは積極的に参加してみよう。
そもそもゲームにログインできない…なんて事態になった場合は、月曜から金曜までの各日14時から23時に対応中のSkype(スカイプ)でのチャットサポートを活用しよう。「IDを忘れてログインできない」「PCの設定を変えたらゲームができなくなった」など、ハード的なトラブルを中心に、ゲームにログインできない人をサポートしてくれるぞ。アカウント情報が必要にならない内容であれば、可能な限り対応してくれるようだ。
ちなみに、過去に本作を遊んでいた人には装備やキャラクターカードなど、豊富なゲーム内アイテムがプレゼントされるので、復帰のチャンスでもある。新規サーバーでは早くレベルアップできるとはいえ、それさえも手間でさっさと上位コンテンツを遊びたいという人に向けては、一気に最上位のマスターレベルまで上げられる「ジャンピングキャンペーン」も用意されている。ストーリーをサクサク味わいたい人や、PvPでプレイヤー同士の戦いを楽しみたい人にはうってつけのキャンペーンだ。
ただし、こちらはMMORPGに慣れている人や、すでに「グラナド・エスパダ」を遊んだことがあってゲームの基本的なことを押さえられている人向けのキャンペーンとなっているので、活用する場合は事前に注意事項などをしっかり読んでおこう。
また、単にレベルが上がりやすくなっているだけでなく、ゲーム冒頭からラストまで、シナリオのテキストを大幅に変更するといった、ローカライズ面にも手が加えられている。100名を超えるキャラクターが登場するRPGだからこそ、それぞれの個性を際立たせるようなローカライズに修正されている。初めてプレイする人はもちろん、途中になって再開しようと思っている人にも味わってほしい内容だ。
1ヶ月限定のお祭りサーバーが終わったら…どうなるの?
新規サーバーは8月21日で消滅することが決まっており、そこでプレイしている人は、今後既存サーバーのどこに行くかを自由に選択することができる。新規サーバーの消滅前には、「ここのサーバーは○○な人が多いよ」「うちの党(ギルド)はこんな雰囲気」といった感じで、ユーザーに移住先を紹介する“勧誘会”が開かれるので、移転先を吟味する時間もあるぞ。
高速でキャラクターを育て、既存サーバーへの移転も完了。ここから本格的な冒険がスタートすることになるため、今後の展開も気になるところ。ここからは、アップデートやバランス調整なども紹介していこう。
まずゲームバランスの面では、「このキャラ好きだけど不遇だなあ…」と思っていた人も満足できるよう、毎月100キャラクターの中で弱いキャラクターを上方修正される。先日の“ブリスティア完成披露会”で発表があった通り、新キャラクターも順次登場するので、いろんなキャラクターを使ってみるバリエーションの楽しさは今後も増していくだろう。
こちらも同じくイベントで発表があった内容だが、ミッションクリア報酬の改修も行われる。既存ユーザーがプレイ済みのミッションでも、すでにプレイした人とは違う内容の報酬が手に入るミッションも存在するので、長くプレイしている人にも追いつきやすくなっているぞ。
ゲームから少し離れたところでは、二次創作活動の支援に力が入れられていることにも注目したい。隔月ペースでコンペが開催され、イラストの最優秀賞作品には賞金10万円が贈られるぞ。SS(スクリーンショット)作品の募集も行われており、こちらには3万ハンビットコインがプレゼントされるので、遊んでいる時に撮ったお気に入りのSSを応募してみるのもアリだ。
さらに広がっていく「グラナド・エスパダ」の世界
専用サーバーでの高速レベルアップなど、今から始める人へのポイントを中心に紹介してきたが、本作には7年分のストーリーコンテンツがある。最初の街“リボルドウェ”から最新の街“キエルチェ”まで、これから始める方にはたくさんの冒険エリアが待っている。
現在展開しているブリスティアシリーズが完結を迎えるに伴い、新しい世界への期待が膨らんでいる人もいるのではないだろうか。次のシナリオはバハマル地域で展開されることなど、新しい世界の情報も出つつあるので、今後の実装内容にも期待したい。
新規サーバーの経験値ブーストやジャンピングキャンペーンを有効活用できるのは1ヶ月間のみ。この機会にサクサクレベルを上げて仲間を増やし、広がりを見せる「グラナド・エスパダ」の世界を冒険してみてはいかがだろうか。
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