エヌ・シー・ジャパンは8月24・25日の2日間に渡り、京都府・スペースクリエイト自遊空間 新京極よしもと店にて「トイボックスツアー2013」を開催した。ここでは、24日に実施された「リネージュ2」の部の模様をお届けする。
2日間に渡り「リネージュ」「リネージュ2」「タワー オブ アイオン」という3タイトルのオフラインイベントが行われた「トイボックスツアー2013」。「リネージュ2」の部では、その1時間前まで実施された「リネージュ」の部より1.5倍ほどの来場客が訪れ、開始前から会場は熱気であふれていた。
メインMCとしてFSダシルこと合田真二氏と、FSクロロクこと有吉雅知氏が登場し、早速最初のアトラクション「帰ってきた白熱アデン横断ウルトラクイズ」が開催された。これは、○×形式で5問のクイズを出題し、勝ち残った人が決勝に駒を進めるというもの。
1問目は「アデン大陸からグレシア大陸へラムーンで移動する時、キャラクターのジャンプ回数は20回である。○か×か?」という内容だったが、ここでいきなりの大波乱が。会場では間違えてしまう人が続出で、この時点で正解者が2人だけになってしまったのだ。
これでは決勝戦ができないということで、正解した2人はここで予選通過、間違えた人は2問目から再スタートする特別ルールが適用された。
最終的に5人が残り、いよいよ自由回答形式の決勝戦がスタート。しかし決勝戦では「フリンテッサがハリシャと契約した際に犠牲になった4人の親衛騎士の名前を全て答えてください」、「リネージュ2の物語に度々現れるデーモン四天王の名前を全て答えてください」など、熟練のプレイヤーでも頭を悩ませる難問ばかり。結局、MCの2人がヒントを少しずつ出しながらのクイズ大会となっていった。
オリジナルダンジョンを舞台にした「アデナドロップ大作戦」
続いての「アデナドロップ大作戦」は、「破滅の種」を舞台にしたオリジナルダンジョンで7人パーティーの2チームが対戦、獲得アデナの量を競い合う大会だ。全4チームによるトーナメント形式で、時にはPvPで相手も妨害することも可能。
1回戦はアデン軍とエルモア軍の戦いだったが、ここでは常に集団で行動する安全策をとったエルモア軍が確実に敵を倒していき、3,000万以上の大差をつけて勝利。エルモア軍はチャットはもちろん、声を出してコミュニケーションをとっていたことも勝因のひとつとなった。
そして2回戦はグレシア軍とアベラ軍の戦いだが、ここではアベラ軍が範囲攻撃を中心に積極的に攻めていくのに対し、グレシア軍は防御面を固める基本に忠実な戦いを披露。序盤は両軍とも堅実な狩りを披露していたが、終盤になると防御面に勝るグレシア軍が徐々に強さを発揮し、そのまま勝利を収めた。
そしてエルモア軍とグレシア軍による決勝戦では、序盤から中盤にかけて一歩も譲らない好勝負が展開。途中PvPが発生する場面があったものの、そこでも両軍が入り乱れる熱戦が繰り広げられた。PvPではグレシア軍が勝利しエリアを制圧したものの、運悪くそこではアデナがなかなか集まらない結果に。最終的に安定してアデナを集めていたエルモア軍が優勝を掴みとっていた。
ダシルの蔵出情報in京都
イベントの合間には、合田氏からの蔵出し情報として、貴重なイラストや、1ヶ月間でプレイヤーが消費したアデナ額の調査結果などが報告された。
まず、クラウドゲートの運営する、ゲーム内キャラクターをイラスト化できるサービス「イラストオーダーサービス(LIOS)」で美しいイラストとなったダシル、タペカム、クヒナが公開。さらにエビやカニ、カメなどの「なまもの」を装備するキャラクターの姿も披露され、会場は笑いに包まれていた。
2013年7月1日から7月31日の期間、全プレイヤーがテレポーターで消費したアデナ額は485億8099万1799アデナ、また同期間内にNPC商店でのアイテム購入アデナ額は4兆5053億2695万8033アデナになったという。
さらにここでは、7月2日に実装された「次元攻城戦」のPVも公開に。沢城みゆきさんがナレーションを務める本PVは、攻城戦の結果や実際に行われた戦闘の模様などがよく分かる内容になっている。
以上でメインアトラクションは終了となったが、その後も「リネージュ2」のパッケージ版やフィギュアなどをかけたじゃんけん大会も実施されるなど、終始盛り上がったまま、オフラインイベントは幕を閉じた。
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