初心者でも楽しめるシステム&サッカーファンも唸る収録選手数が魅力―「FCマネージャー」のフォーカスグループテストをレポート

ハンビットユビキタスエンターテインメントは本日9月13日、サッカーマネージメントゲーム「FCマネージャー」のフォーカスグループテストを実施した。ここでは本作の概要と、1試合を行ってのプレイレポートを紹介しよう。

上原弘靖氏
上原弘靖氏

「FCマネージャー」は、試合中にリアルタイムに戦術を変更して楽しむことができるサッカーマネージメントゲーム。プレイヤーは監督となり、クラブを創設し選手獲得、トレーニング、移籍などを通じて自分だけの選手、クラブを育成してオンラインでつながった大勢の監督たちと競い合うことができる。

9月13日に開催された本作のフォーカスグループテストでは、本作のディレクターを務める上原弘靖氏が登壇し、ゲーム概要の解説を行った。

上原氏によると、本作は「社会人でも楽しめる」をコンセプトにしており、選手の育成や対戦などは、僅かな時間でも充分に楽しめるシステムになっているという。また、FIFProとのライセンス契約を通じて世界約50ヶ国、5,000名以上の有名選手を自分のチームに迎え入れることができるとのこと。

シミュレーションゲームでありながらリアルタイムで試合を動かせることも魅力のひとつで、試合展開を見ながら、臨機応変にフォーメーションや戦術を変えることが重要になると上原氏は語る。そのほか、監督となって選手を育てることも可能とのことだ。

オンライン要素がふんだんに盛り込まれている本作だが、ソロでプレイ可能なシングルリーグモードや、練習試合用のモードも存在する。ちなみに、リーグ戦を勝ち抜いた上位者は、カップ戦に挑戦することもできる。

競技を3Dで直接見ながらリアルタイムで戦術を組み立てられる点も特徴のひとつ。3Dモードではディフェンダーがプレスをかけるタイミングや、パスに周りの選手が反応する早さなどをくまなくチェックすることが可能。また、俯瞰視点になる2Dモードではボールから遠く離れた選手の動き方を確認できる。

この他にも、施設を充実させる「クラブ管理」、隠れた名選手を発掘する「トレード」、MMORPGにおけるギルドに近いシステムで他プレイヤーと戦う「連盟システム」、勝敗予想で資金を増やせる「応援システム」など、多彩なコンテンツが用意されている。

今後のスケジュールに関しては、10月下旬にクローズドβテスト、11月下旬にオープンβテストを実施予定。移籍市場や急成長を遂げた選手は、アップデートで順次反映させていくそうだ。

「FCマネージャー」のプレイインプレッションを紹介!

今回、本作の選手獲得から、基本的な試合までをプレイできたので、そのインプレッションを紹介しよう。

上述のとおり本作には5,000人以上の選手(カード)が収録されているが、まずはこの選手を強化しなければ始まらない。選手にはオフェンス、テクニック、メンタル、テクニック、フィジカル、ディフェンスといった項目があり、それぞれにはさらに細かい能力が設定されている。そして試合に出るごとに経験値がたまっていき、マックスになるとレベルを上げることができる。

このとき上がるのは、各項目に細かく設定された能力のうちひとつのみで、どれが上がるかは完全にランダム。そのため、例え同じ選手であっても人によって強さが変わってくるし、成長させる楽しさも強くなっている。

ちなみに選手のレベル(ゲーム内ではポテンシャル)は最高で9となっており、有名選手は入手した時点でかなりの高レベル(6~8)に設定されているようだ。逆に、中にはレベルの上限が低い選手もいるので、育成の際は注意したほうがいいだろう。

また、選手の強化は試合に出すだけでなく、「特訓センター」や「ユースアカデミー」で育成することも可能。こちらは、育成したい選手を設定したうえで、時間が経過するのを待つだけでいい。平日は仕事で忙しい…という人は、こちらをうまく利用すれば効率よく育成できる。

そのほか、使わなくなった選手や、ダブってしまった選手のカードを複数持っていた場合は、その選手同士を合体させて強化することも可能。長くプレイすればカードがダブることもあるはずなので、積極的に利用しよう。

次に戦術設定だが、こちらは簡易設定でディフェンスとオフェンスの大まかな作戦を決定できる。簡易といってもサイドアタックかセンターアタックか、ゾーンディフェンスかマンツーマンかといった、大体の作戦はここで設定可能だ。

さらに上級戦術では、スタメンの各選手に、どのタイミングで、どの方向にドリブル突破するのか。あるいは誰に向かってパスするのかなどを事細かに設定できる。サッカーに詳しい人やゲームに慣れてきた人は、こちらもいろいろと試してみよう。ちなみにここでは、セットプレイや選手交代なども設定できる。試合中は瞬く間に展開が変わっていくため、選手交代のタイミングなどをあらかじめ設定しておけば、試合運びも楽になるだろう。

ポジションは「4-4-2」「3-3-4」といった基本的なフォーメーションを決めた後、ひとりひとりの位置を細かく変えることもできた。すべての選手に最適なポジションが設定されているので、よく考えて決めることが重要。ちなみに、練習を繰り返すことで、本来は苦手なポジションを難なくこなせるようになることもあるそうだ。

また、スタメンの選手を決めるときに注意したいのが、チームの特殊能力ともいえる「クラブカラー」だ。これは「スタメンラインアップ18人のうち、スペインリーグで活躍中の選手が7人以上」などの条件を満たすと開放されるもので、これをチームにセットすると、全選手の能力がアップする。育成とは別のところで、簡単にチーム力を底上げできるので、忘れずに利用したいところだ。

作戦とフォーメーションを決めたら、次はいよいよ対戦へ。筆者の対戦相手は、ブッフォンやキエッリーニ、ディ・ナターレなどを擁する、さながらイタリア代表のようなチーム。一方筆者のスタメンは、フォワード陣はイアクインタとバロテッリのイタリア代表ツートップながら、ディフェンスにはペペ、クリシーなどを起用した多国籍チームとなっていた。

前半戦は両チームともチャンスは作るものの得点が奪えず膠着した状態が続く。3D画面で試合を見ていると中央突破の攻撃に頼りがちだったので、作戦をサイド攻撃に変えてみることに。すると作戦が功を奏したのか、サイドからのクロスにイアクインタが見事に反応してゴール! 結局これが決勝点となり、初戦をものにすることができた。

試合中もただ見ているだけ、という場面は少なく、サッカーならではの緊張感を存分に味わえる作品となっていた。また、作戦を変更すると選手の動きもガラリと変わるので、劣勢をはね返すことも十分可能だろう。プレイヤーによって千差万別のフォーメーションと作戦があるはずなので、サービスが始まったら、サッカーファンにはぜひ楽しんでもらいたい。

FCマネージャーサービス終了

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