【G-STAR 2013】日本サービスも期待されるPearlAbyssが開発を手がけるMMORPG「黒い砂漠(仮)」試遊出展!ステージでのゲーム概要の紹介も。

2013年11月14日~17日まで韓国・釜山BEXCOで開催されている韓国最大のゲームショウ「G-STAR 2013」。Daumブースに設置されたMMORPG「黒い砂漠(仮)」プレイインプレッションを紹介。

「黒い砂漠(仮)」は、「C9」など、数々のオンラインゲームをヒットさせてきたキム・デイル氏が設立した、オンラインゲームの開発・運営を行う韓国のPearlAbyss社が開発を手がける新作MMORPG。日本ではゲームオンが9月7日に本作の独占ライセンス契約調印式典を開催、日本におけるサービスを2013年下期に提供することもあわせて発表されている。

調印式の際に発表されたゲーム内容は、ファンタジーMMORPGでありながらも、高いキャラクター性と戦術的な戦闘が楽しめ、攻城戦などの大規模戦闘も実装されることが明かされており、クラスごとの特徴を生かした「打撃感」を追求し、よりリアリティーのあるアクション戦闘を楽しめる。クラスは現在「ファイター」「エルフ」「ソーサラー」「ジャイアント」「テイマー」の5種類が実装されることが発表されており、今回の体験プレイは「ソーサラー」を使用してみたので、そのインプレッションを紹介しよう。

今回プレイすることができたのはほんの僅かなエリアだったが、そのリアリティーあふれるグラフィックは素晴らしく、自然の描写も美しく表現されていた。また馬による移動も快適で、生息する動物なども実際に存在する種類が忠実に再現されていた。ライティングの技術も見事。時間経過により変化も楽しみだ。

また本作では、フリーターゲティング方式のアクションを採用しており、マウスの左右と各種キーボードボタンによるスキル発動の組み合わせで自由にコンボを決めることができ、魔法を攻撃の主体とするソーサラーも、殴る・蹴るなど多彩な体術を繰り出すことが可能だった。特にスキル使用時のエフェクトや、対人戦での血しぶきなど、墨を使ったような独特な演出が目を引く。

会場の特設ステージでは、対人戦を紹介しており、ファイターが盾を構えてガードしたのち、反撃でスキルを発動したり、ソーサラーの遠距離スキルで黒い雷が飛び交ったり、ジャイアントの重い一撃もかなりのダメージ量が期待できそうだ。

日本でのサービス時期や正式タイトル、ゲームの概要などは現時点では不明だが、このようなハイクオリティーを誇る本格的なMMORPGは、特に最近の日本のオンラインゲーム市場にはほとんど登場していないので、期待して続報を待ちたいと思う。

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