サドンアタック、初心者のキーボード操作練習にもなる新マップ「アパート」でダブル爆破ミッションモードを先行体験！

ネクソンが運営する「サドンアタック」にて3月26日に実装予定の、春休み4週連続アップデート第2弾「ダブル爆破ミッションモード」を体験してきたのでその手触りを紹介。

ダブル爆破ミッションモード

従来の「爆破モード」ではBLUEチームは拠点を守り、REDチームは特定の爆破地点にC4爆弾を設置するのが目的で、他のFPSでも花形として取り入れられているゲームモード。

今回新たに実装される「ダブル爆破ミッションモード」は、BLUEチームとREDチームどちらもC4爆弾を設置することができ、プレイヤーのプレイ次第ではラウンド毎にC4爆弾を爆破させる側にも解除する側にもなるため、従来の爆破モードとは違った戦略・戦術を求められるモードになっている。

また、通常の爆破モードを応用したモードとなるため、プレイヤーにとっても分かりやすいルールになっており、爆破モードが好きなプレイヤーにとっては、普段と違ったプレイを楽しめるものになっている。

専用マップ「アパート」

「ダブル爆破ミッションモード」の実装に伴い、専用マップとして「アパート」が登場。アパートという名前だが見た目は大きめなマンションを想像できる。これまで「サドンアタック」で実装されたマップでは広めで、階段も複数あり、階層の作りも複雑な印象を受ける。

外観に関しては韓国内ではよく見るデザインで、日本ではひと昔前のやや古いアパートのよう。隣には高速道路、中央には管理事務所、駐車場には車が置かれており、まわりの風景は生活感にあふれている。周囲のお店の看板もぜひチェックして欲しい。

メディア勢とMatcha氏＆Kaminage氏とプレイ

3月5日に実装されたゲームモード「インビジブルモード」の先行体験会にも参加してくれたFPSプレイヤーの抹茶（Matcha）氏＆紙投げ（Kaminage）氏とともに、ダブル爆破ミッションモードを体験してみた。

まずは新マップ「アパート」の複雑な構造と広さに驚き。自分で実際に操作してみると、階段でどんどん上がっていけるので、外から見るよりは広く感じる。そして狭い場所が多いのでキー操作が結構忙しい。エレベーターはあるけどもちろん使えない…。

また、建物内では通路が狭く、出合い頭での撃ち合い多し。足音や銃声に耳を澄まして、なるべく視界が広がる場所で戦いたい。中庭に面した通路ではうまく操作すれば壁を乗り越えて下の階に移動したり、飛び降りることも可能。駐車している車を利用してスピーディーに上がったり、水道管でも上階に移動できるので、うまく敵の裏に忍び寄ることも！屋上には登れない様子。

そして、新モード「ダブル爆破ミッションモード」について、スタートしてRED/BLUEチームのどちらもC4爆弾を設置することができるので、素早く設置して防衛に徹するか、敵のチームの設置を待ちながら戦略を立てるか、など上級者はもちろん、爆破モード初心者のプレイヤーも十分楽しめるように感じた。

筆者はまず、序盤はストレートに爆弾を設置して、解除しにくる敵を迎撃してみたが、室内は複雑な上、視界も狭いのでスナイパーで狙撃されたり、壁際での攻防ではほとんど撃ち勝つことはできなかった。やはり複数で防衛したいところだ。

中庭にある設置場所は、四方から丸見えの難易度の高い場所。アパートの中からでも狙撃でき、防衛には不向き。ただ死角をしっかりと理解すれば活用できるかも知れない。筆者の腕ではボコボコにされたが…。このマップはスナイパーはものすごい楽しい！！

プレイしているうちに「どちらも爆弾を設置せずに敵チームを殲滅する」という戦法も登場し、敵の出方によって戦況が変わっていくので、「この状況ではこう動かなければならない」というセオリーはあまり必要なくなるのが、初心者プレイヤーには嬉しいかも知れない。

また、C4爆弾にも新たなデザインが登場！設置中は液状の爆薬がブクブクと湧き出す近未来なグラフィックと演出になっている。無論、既存の爆弾と威力などはまったく変わらない。

爆破モードを気軽に体験できるので初心者クランにオススメ

ひと通り「ダブル爆破ミッションモード」をプレイしてみたが、これまでのFPSで主流となっている「爆破モード」では、どうしても動きを完全に覚えて役割分担もしっかりしてきたプレイヤー以外は、スタートしてもすぐに撃たれてしまい、楽しむ前に諦めてしまった人も多いと思う。

筆者もあまりプレイヤースキルは高くないので、すぐに殺されてあとは他の人のプレイを見てるだけ…と悔しい思いをした経験もあるのだが、本モードでは自分が爆弾を仕掛けたり、相手の爆弾をみんなで解除しに行ったり、爆弾を無視して撃ち合いを楽しんだりと、気軽なFPSプレイを楽しむことができた。ぜひこれからFPSを始めようと思っている人、初心者クランもまずはFPSの楽しさと駆け引きを体験して欲しい。

先行体験を終えてMatcha氏＆Kaminage氏にインタビュー

――「ダブル爆破ミッションモード」をプレイしてみて率直な意見をどうぞ。

紙投げ（Kaminage）氏

紙投げさん：クラン戦のスタンダードとも言える5vs5での試合をしていないので、やってみたら面白いと感じました。（爆弾設置場所に向けて）相手が攻めてくる場所を全員で防衛したり、4人で守って1人が攻めるといった作戦も有効かもしれません。

――設置場所の距離についてはどう感じましたか？

紙投げさん：比較的近いと思います。中庭の小屋側からは行きにくいですが、2階からは飛び降りれますし…。

抹茶さん：REDチームの方がやや有利という印象です。BLUEチームの設置場所を素早く妨害できるので「設置させにくい状況」を作りやすいかもしれません。Bポイントに設置するREDチームを押さえるために、水道管を登っていくのが最短距離だと思いますが、そこに行くために狙われる可能性もありますね。とにかく5vs5でやってみないとわかりませんが、駆け引きは楽しそうです。

――スナイパーは楽しそうなマップですよね。

抹茶さん：そうですね。「サドンアタック」はスナイパーがやや強いゲームなので。

紙投げさん：A側は最初の当たり合いの場所が楽しいかもしれません。マップの高低差もあるので、スナイパーは楽しいです。

――2階への爆弾設置が楽しいですね。

紙投げさん：3階を見ておかないと後ろを取られてしまいますし。

抹茶さん：あえて3階は無視してもいいかもしれませんね。めったに来ないと思うので…。ただ今回は3vs3でのプレイだったので、ルートが限られてしまったところもあります。

紙投げさん：スナイパーの数も重要です。片方のチームがスナイパー5人とかになったら…(笑)。8vs8の野良サーバーだったら結構カオスになるかもしれません。

抹茶さん：この記事を読んだ人は、味方にスナイパーが多いと感じたらアサルトライフルを持ちましょう(笑)。

――「アパート」は全員スナイパーで勝てるマップですか？

抹茶さん：ポイントに関しては狭い場所なので、スナイパーが多い状況で設置されたら結構厳しい状況になると思います。ただ設置さえできれば勝てると思います。

紙投げさん：最悪はドローを待つこともありかもですね。

――最初はスナイパーで待つプレイヤーも多いかもしれませんね。

紙投げさん：それに対応できるのはやはりグレネードですかね。

抹茶さん：グレネードを使い、壁などを通り越しての空爆が可能なので、スナイパーが待っている場所を狙ってグレネードを投げ込む練習をしてもいいですね。「サドンアタック」のプレイヤーは、グレネードの練習量や研究もハンパないので、スナイパーが多い際にはグレネードで倒すという戦法もありかもです。

――マップ「アパート」の広さはどうでしたか？

抹茶（Matcha）氏

抹茶さん：通常の爆破モードではREDチームが攻め、BLUEチームが守りと決まっているので、絶対にREDチームが通らなければいけないルート、BLUEチームが守らなければならないルートが存在するんですが、「アパート」マップでは鬼ごっこ的な遊びができると思います。ルートは割りと多いし、REDチームがいない場所にBLUEチームが攻めて後ろを取ったり、REDチームが攻めてくるのをBLUEチームが止めて、空いている場所に数人が裏を取ると、いったプレイもできそうです。

――クランで作戦を考えるも楽しそうですね。

抹茶さん：そうですね。ただ大会で使用されるかはわかりませんね。

――このモードをプレイする際のアドバイスをお願いします。

紙投げさん：マップの障害物を使って移動すれば、かなり有利に戦えると思います。

抹茶さん：このモードはもしかしたらキーボードの操作の練習になるかもしれません。障害物で移動する操作や、狭い通路での敵からの回避の仕方など、マウスとキーボードを忙しく使うので、初心者にはピッタリかもですね。特に2階から1階に外側から降りる動作など、このマップで操作に慣れれば、それなりの立ち回りができるようになると思います。

――ありがとうございました。