創楽社は、「宵闇幻影奇譚」において、イベント「業魂の封印されし力の解放」を開催する。
業魂の封印されし力の解放
華羅市を包む「宵闇の結界」に綻びが生じ始めている事を察知した御門重信から依頼です。封印している業魂の力の一部を解放する為、「禁断の地」への探索隊を差し向ける事となりました。
「禁断の地」を突破して、無事に「封印の地」に辿り着ければ、封印に使用していた力を「宵闇の結界」維持へと振り分ける事ができます。「禁断の地」は人が進める場所ではありません。その為、探検隊は人ではない存在「業魂」のみで構成されます。
イベント参加締切
4月14日(月)8:00
結果発表
4月下旬
探検隊を待ち受ける「禁断の地」
「禁断の地」は様々な過酷な環境下にあり、一体化した宵闇の者といえど通る事はできません。生命の危機に陥った際、通常の生命活動を停止した状態で活動を続ける事ができる業魂のみが、その地を歩む事ができます。目的の「封印の地」に辿り着き、封じている業魂の力の解放を祈る事が今回の任務となります。
「封印の地」に至る為には大きく4つの関門があります。誰か1人でも構いませんので、全ての関門を突破してください。なお、途中で力尽きた業魂を迎えに行く事はできませんので、個々の判断でこれ以上進めないと判断した場合は、自ら死亡に相当する重傷を負って霧散化して帰還する事になります。この点、覚悟を持って探検隊に参加してください。
【第1関門】鍾乳洞の地底湖移動
華羅皇神社の裏にある鍾乳洞が入口になります。鍾乳洞を進むと、地底湖が広がっており、探検隊はこの中をまず潜って進む事になります。地底湖の水温は常に20度以下であり、常人であれば低体温症となり、生命に危険に陥ります。
地底湖は透明度ガ高い為、見た目以上に深かったり、また有毒なガスが溶け込んでいたりします。構造が複雑な上に各所に急な流れがあり、潜っている内に元の場所に戻れなくなります。大まかなルートは過去の文献等により判明していますが、問題なくその通りに進めるとは限りません。
【第2関門】瘴気に満ちた大地
このあたりから文献にしか記載されていない場所となります。地理上有り得ない場所であると言われており、方位磁石やGPS等が全く機能しなくなります。鍾乳洞を奥に進むとだだっ広い地下の開けた空間に出ます。この空間は、一面毒ガスと思われる視界が1メートルもない濃い臭気に覆われています。
黒いネバネバした不定形の異形のものが、多数棲み付いているらしく、気付かずに襲われてそのまま行方不明になる場合もあります。また業魂がこの地を歩みと勝手に暴走していく、と伝えられています。どうにかしてこの空間を通り抜けなければなりません。
【第3関門】天に至る崖
広い空間の端は、高々とそびえる崖に繋がっています。崖は切り立った岩場となっていますが、角度はそれ程急ではなく、一般人でも時間と体力さえあれば登る事は一見可能に見えるようです。但し、引き続き周囲を包み込む臭気と大小様々な異形のものが登攀者に立ちふさがります。
中でも最も危険と言われているのが、体長10mを超える様々な動物が混ざり合った奇妙な生物です。蟻に似た頭部を持ち、胴体部は土竜とハゲタカが混ざった形態をしており、背中には巨大な蝙蝠の羽を持つと言われています。全身が腐りただれており、死臭を撒き散らし、登攀者達を生きたまま啄ばむといいます。
【第4関門】狂気の橋
崖を登りきると、一本の橋が深淵に向かって伸びているといいます。その橋を渡りきれば、目的の地である「封印の地」に辿り着くと文献には記されています。橋といっても、鉄骨一本程の幅しかなく、途中からは空中綱渡りの様相を呈するようです。
橋の先は濃い霧に包まれて見えず、一歩進む毎に恐怖と狂気が増していきます。時折、炎の塊が突如目の前に現れ、幻想的に揺らめいて、橋を渡っている者が足を踏み外すように誘うようです。
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