NHN PlayArtは本日8月9日、「スペシャルフォース2」の日本一を決めるオフライン大会「スーパーリーグ 3rd シーズン グランドファイナル」を、東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて開催した。
スーパーリーグはスペシャルフォース2の日本一を決める公式大会で、今回で3度目の開催となる。あらかじめオンラインでの予選が行われており、これを勝ち抜いた4チームがe-sports SQUAREに集結し、トーナメント形式でしのぎを削った。
オンライン予選を勝ち抜き、決勝大会に参加した4チームの内訳は、「SurvivalFlag」「Quibble」「Rylaiz」「Regia」。Rylaizは前回のスーパーリーグ 2nd シーズンの覇者で、今大会では2連覇を目指すチームだ。そのほかの3チームも、こういったオフラインの大会出場こそ今回が初めてだが、いずれもスペシャルフォース2のオンライン大会「HST ROCCAT」で上位成績を収めているなど、その実力は折り紙付きである。
決勝大会は5対5によるチームマッチで行われ、先に2つのマップで勝利した側が、次のトーナメントへと駒を進められる。各マップでは6ラウンドを先取すると勝利だ。なお選択可能なマップは、「デザートキャンプ(爆破)」「バイオ研究所(奪取)」「工事現場(脱出)」「衛星(爆破)」「ピースホーク(爆破)」から選ぶ形となっている。
決勝大会では、総ての試合の決着が第3マップ目へともつれ込み、各ラウンドも白熱した試合展開となった。そんなトーナメントを勝ち進み、決勝戦へと駒を進めたのは「Rylaiz」と「Quibble」。Rylaizは各メンバーの個人技の高さが突出しており、もう一方のQuibbleは、どちらかというとチームワークと戦術の高さを持ち味とするチームだ。
第1マップ目に選ばれたのは「デザートキャンプ(爆破)」。試合展開としては、Rylaizが4-1のリードで前半戦を終えるものの、後半戦に入るとQuibbleが怒涛の追い上げを見せる。Quibbleは一度は逆転するが、その後は両チーム共に退かず、一進一退の攻防が続く。そして5-5の同スコアで迎えた最終ラウンドを制したのは、Rylaiz。まずはRylaizが第1マップ目を手中にした。
続いての第2マップに選ばれた「バイオ研究所(奪取)」では、Quibbleが意地を見せる。Quibbleは前半戦を3-2のリードで終え、そのリードを残したまま6-4で勝利。マップ勝敗で1-1となり、決勝戦の行方は第3マップ目の「工事現場(脱出)」へともつれ込んだ。
こういったオフラインの大一番では仕方のないことだが、決勝戦の開始時点で開催から既に5時間以上が経過していた。両チーム共に大分疲れが溜まっており、特にRylaizの各選手は、彼等の得意とする個人技を発揮するためのエイムの集中力に影響を及ぼしていたかもしれない。Rylaizの集中力が切れたのか、あるいはQuibbleのチームワークが遺憾なく発揮されたのか、第3マップ目の「工事現場(脱出)」では一方的な試合展開となる。Quibbleは4-1のリードで前半戦を折り返し、後半戦ではそのままラウンドを落とすことなく6-1で第3マップ目を勝利。「スーパーリーグ 3rd シーズン グランドファイナル」の栄冠はQuibbleの頭上に輝いた。
「スーパーリーグ 3rd シーズン グランドファイナル」優勝チームのQuibble |
開発中のアップデート内容がちょっとだけ紹介
決勝戦の終了後に、スペシャルフォース2の運営プロデューサーを務める久東 謙太氏より、現在開発中のアップデートに関する情報が公開された。各アップデートの実装時期はまだ完全に決まっていないとのことだが、かなりのボリュームがあるので、ファンはこれらのスライド画像を見ながら心待ちにしよう。
バランス調整
新規ゲームモード「シューターモード(仮)」
新規武器
新規キャラクター
新規マップ
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