主君や士官と共に繰り広げるドタバタ劇に注目。簡単操作で遊べるブラウザゲーム「剣戟のソティラス」を紹介してみよう

スペシャル

FUNYOURS JAPANは、新作ブラウザゲーム「剣戟のソティラス」のオープンβテストを9月4日より開始する。主君や士官と繰り広げるドタバタ劇を満喫できる本作のゲーム内容を、たっぷりの魅力的なイラストと共に紹介していこう。

「剣戟のソティラス」は、新たに設立されたパブリッシャーFUNYOURS JAPANがサービスを行う、ブラウザで遊べる王道ファンタジーRPGである。FUNYOURS JAPANの親会社は、台湾の開発会社(デベロッパ)のFun Yours Technology。実は、同社がこれまで手がけたタイトルは、「聖痕のエルドラド」「ロボットガールズZ」「燐光のレムリア」などなど、日本でも数多くサービスされている。デベロッパとして実績を重ねてきたFun Yours Technologyが、日本国内でパブリッシング業務を行うために立ち上げた会社がFUNYOURS JAPANで、その第一弾タイトルが本作「剣戟のソティラス」というわけだ。

しかも、「剣戟のソティラス」のサービスが行われるのは、この日本が世界初だったりする。この点ひとつ見ても、FUNYOURS JAPANの設立が“本気”ということがよく分かるだろう。

魅力的なキャラクター達が織りなすドラマティックなストーリー

ゲームの舞台となるのは、アルカディア大陸における帝国五大貴族の一つ、ヴェルナー公爵家。プレイヤーはヴェルナー公家に仕える軍師として、主君をサポートしながら領地を発展させていくのがゲームの主な目的だ。

ゲームとしての全体的な流れは、いわゆる“村ゲー”に近いもので、プレイヤーは施設を建てて資源を集め、軍隊を強化し、戦闘で勝利することでゲームを進めていく。ブラウザで遊べる“村ゲー“といえば、「聖痕のエルドラド」を初め定番のゲームジャンルといえるだろう。そういった中、本作の大きな魅力は、“主君”や“士官”たちとのコミュニケーションに重点を置いているところだ。

プレイヤーはゲーム開始時に、付き従う主君を“リディア・ヴェルナー”(女性)あるいは“ディック・ヴェルナー”(男性)から選ぶことになる。ゲーム中は、この主君やプレイヤーと行動を共にする“士官”、さらには領地の各施設にいる店員NPC達とのやりとりがイベントとして頻繁に発生する。彼等とのやりとりは、笑いあり涙ありそしてドタバタ劇もあり、まるでライトノベルにも通じる魅力があるのだ。

ゲームに登場する“主君”や“士官”の一部を紹介

ゲームプレイ中は“ガチャ”を行うことで、あたかもカードを集めるように、士官をどんどん増やしていける。ちなみにガチャはリアルマネーだけでなく、ゲーム内で集めたポイントと引き換えに行うことも可能だ。

各士官や主君との間には好感度のパラメータが設けられており、これを上昇させると専用のクエストやイベントが発生する。掲載画像を見てのとおり、キャラクターのグラフィックスは日本人好みのツボを的確に突いているので、お気に入りのキャラクターとの関係を深められるというのは嬉しいところ。ここでは、実際にゲームに登場する主君や士官たちの一部を、プロフィールと共に紹介してみよう。

主君

リディア・ヴェルナー/ディック・ヴェルナー

リディア・ヴェルナーは帝国五大貴族のヴェルナー侯爵の長女で、ディック・ヴェルナーは長男。2人共見かけによらず剣の腕は一流。母親は帝国内で大きな影響力を持つミュラー公爵家の長女です。異母兄弟であるレアフは才能、性格と共に次のヴェルナー侯爵にふさわしいと目されており、多くの臣下はレアフが後継者になると思っています。別邸で静かに暮らしていましたが、父親からの呼び出しによって、運命が動き始めます。

士官やNPC

レアフ

レアフ・ヴェルナーは帝国五大貴族のうち、もっとも武力に優れると言われるヴェルナー家の長子です。幼少のころから次期侯爵となるべくさまざまな教育を受け、また、本人もヴェルナーの名に恥じぬように努力をしてきました。アーレ一族の母を持ち、その縁でランディ・アーレのもとで軍師をしていましたが、父であるカールに呼び出された際に、ランディの軍師を退いています。

ハンス

自らを聖人と呼ぶ神官、それがハンスです。非常に明るく人助けをしながら旅をし、様々な噂話を知っています。彼はいつも「言葉は人と人の溝を埋める架け橋だ。溝が無くなれば誤解も生まれない。光の神が創造した言葉は人と人を繋ぐ。」と神官らしい話をしますが、放っておくと、いつの間にかどうでもいい話ばかりしています。能天気だと思われがちですが、光の神の存在を強く信じており、彼の信仰心が本物であることを知り、彼のことを見直す人が多い…のかもしれません。

クリスティナ

ウィルフレドの妹、それがクリスティナです。いつも、半死半生でたまに生きているような錯覚に陥るコウモリの人形を抱いています。兄への執着心が強く、彼女の前で兄の話をするときは、友達であるメアリーやアンナでも気を使っています。何も言わずにウィルフレドが消えてしまった時には、兄が誰かと一緒にどこかに行ってしまったのではないかと恐れ、必死に探し回りました。クリスティナにとって兄は愛すべき人であり、世界のすべてなのです。

シャロン

透けるような白い肌、翡翠色の大きな瞳を持つシャロンは、ヴェルナー領地で人気の高い女性です。この美しい肌は彼女が毎日温泉に浸かっていることと無関係ではないでしょう。彼女自身に現れている温泉の効果と、彼女の接客態度の良さから、シャロンの経営する温泉施設はいつも大盛況です。たまに失礼な男性が来ることもありますが、彼女は意に介さず従業員を使ってお引き取りさせます。彼女は背中に小さな槍を背負っていますが、それが飾りなのか、はたまた実用品なのかはわかりません。

ゼオン

ゼオンは獣族の王族に生まれ、獣王の第一継承者です。豪快な性格で、まだ若いながらにその実力を一族からも認められています。後継者を指名する儀式の直前、儀式の巫女に精霊が憑依し、ゼオンは水の精霊の力を借り、エルブロンテの砂漠を森に変えることができるだろうと予言されました。そうしてゼオンは一族の期待を背負い、カルディア帝国の停戦協定にやってきました。協定の後、水の精霊王を探し出し、獣族の未来を切り開くために。

パンドラ

パンドラはミュラー家の三女で、並の貴族とは比較にならない気の強さ、胆力を持っていました。次期皇帝を決めるための試練では、エリスを初めとした他の五大貴族を圧倒する結果を残し、前皇帝を驚愕させました。パンドラは在位中、アルメリアの信仰を大きく拡大させましたが、アルメリアではなく、パンドラ自身を崇めている者も多いです。

エリス

ミュラー家の次女であり、当家の公爵。本来ミュラー家の爵位は長女が継ぐはずだったが、長女がアーレ侯爵に嫁いだため、エリスが代わりに継ぐこととなった。エリスは公爵としての威厳と厳格、強い責任感を兼ね備えている為、他の貴族からも一目置かれる存在だ。彼女が主催する晩餐会へ参加することは他の貴族のステータスとなっている。

資源を集めて“村ゲー”ライクに領地を発展

ゲーム全体の流れに話を戻すと、プレイヤーは“煌石”(コウセキ)と“食料“の2種類の資源を集め、それらと引き換えに施設の建築や軍隊の強化を行い、領地を発展させていく。具体的には、煌石に関しては“小屋”を建てることで、そして食料は“小麦畑”を建てることで、時間に応じて自動的に生産し続けてくれる。プレイヤーは定期的にログインして資源を収集していくわけだ。

“煌石保管庫”や“食料保管庫”を建てることで資源の最大貯蔵量を増やせたり、施設のレベルアップで生産効率が良くなるなど、いわゆる“村ゲー”のプレイ経験があれば、このあたりの雰囲気はイメージしやすいだろう。

本作ならではのユニークな施設としては、任意の士官との好感度を上昇させられる“温泉”や、2人の士官を共に旅行に出かけさせ、お互いの関係を深めさせる“旅行代理店”が挙げられる。そう、本作では士官同士の間にも“絆”のパラメータが用意されているのである。たとえば仲が良い士官同士を同じ部隊に配置すると、戦闘時の能力がアップしたりする。士官同士の間柄について想像を膨らませながらプレイするのも面白そうだ。

さまざまな“任務”をこなして士官を育成

冒険部分に関しては、“任務”と呼ばれるクエストを中心に活動していく。プレイヤーが任務を受けると、“部隊”を編成させたのちに出撃。すると直ちにイベントが発生し、バトルへと突入する。本作では戦闘そのものはオートで進行し、テンポ良くこなせるのが魅力だ。しかも、本作のゲームエンジンは“Unity”を用いており、バトル中の演出はたっぷりと見応えがある。

バトルそのものはシンプルだが、そのために必要な“部隊”を作り上げるプロセスが、プレイヤーにとっての腕の見せどころとなる。部隊は最大で「主君(又はゲストNPCの客人)が1名」+「士官が3名」で構成され、彼等の能力の合計で“総戦力”が決められる。士官達をコツコツ育成し、部隊の総戦力を高め、そうすることで任務の成功率もアップするわけだ。

そのほか、戦闘中に繰り出す“スキル“を士官に習得させたり、任務の目的や敵の構成に応じて部隊の“属性”を切り替える、といった戦術もある。各ユニットは“剣/槍/騎/弓/魔/特”などの属性があり、たとえば“剣”は“槍”に対して大ダメージが与えられるなど、相性関係がある。あらかじめ複数の部隊を登録しておけば、任務の種別に応じて、最も有効に戦える部隊を向かわせる、といったことが可能だ。

任務の一覧

  • 日常任務:メイン物語以外で毎日3時に受けられるようになる任務
  • 士官任務:士官の好感度を一定値にすると受けられる任務
  • 依頼任務:領民からの要望(APを消費して表示) 完了すると「勲功」
  • 成長任務:建物の建築や領地の発展、プレイヤーキャラのレベルアップを目標
  • イベント:特定期間中に発生する任務

時間は掛かるが確実に報酬が得られる「遺跡探索」を併用

任務は直ちに結果が得られるが、それとは別に、「遺跡探索」と呼ばれるシステムも用意されている。遺跡探索とは、複数の士官でチームを組ませたうえで、ある程度の長時間探索に赴かせるというもの。短いものでも30分を要し、その間、士官はほかの行動ができない(任務など)。その代わり、任務のように失敗することはなく、さまざまな報酬を確実に得られるのが魅力だ。遺跡探索にはさまざまな目的地があり、場所によって士官の能力がある程度必要だったり、特定の士官が必須というケースもある。

ゲームを進めていくと士官の数が増えているが、プレイヤーが指示しきれない場合に、士官が手持ち無沙汰にならないように遺跡探索を行わせるはオススメだ。また、就寝や出社などでログアウトをする直前に、遺跡探索の指示を出しておけば、次回ログインした際に直ちに成果が得られる。このように任務と遺跡探索を使い分けると、効率的にゲームを進められるだろう。

「剣戟のソティラス」は本日よりオープンβテストが開始!

以上、「剣戟のソティラス」のゲーム内容をざっと紹介してみたが、いかがだろうか。“村ゲー”の定番のゲームシステムを通じて、魅力的なキャラクター達とのストーリーを楽しめる本作は、幅広いプレイヤー層が楽しめそうである。ビジネスモデルは“基本プレイ無料+アイテム課金”で、ちょうど本日からオープンβテストがスタートしているので、もし興味を持ったら一度プレイしてみよう。また、“世界初”のタイトルを引っさげて日本市場に参入した、FUNYOURS JAPANというパブリッシャーに関しても、今後要注目といえそうだ。

剣戟のソティラスサービス終了

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