「ブレイドアンドソウル」ハイエンド向けの新エリア「鮮血の鮫港」のラスボスにコテンパンにやられてきた

エヌ・シー・ジャパンのオンラインRPG「ブレイドアンドソウル」において、9月16日のアップデートでハイエンド向けのエリアが新たに3箇所追加される。その内のひとつ「鮮血の鮫港」は、多数のネームドモンスターと立て続けに戦うという、実にスリリングな内容だ。記事で詳しくチェックしていこう。

エヌ・シー・ジャパンのオンラインRPG「ブレイドアンドソウル」において、1週間後の9月16日に大型アップデートが実施される。目玉となるのは、ハイエンド向けの新エリア「鮮血の鮫港」「暗き鮮血の鮫港」「武神の塔」の3箇所が一挙追加されること。今回の取材では、アップデート実施に先駆け、エヌ・シー・ジャパン本社にて「鮮血の鮫港」(4人または6人用)がプレイできた。

ネームド/ボスモンスターが次々と立ちはだかる「鮮血の鮫港」

「鮮血の鮫港」は、この世界で一大勢力を誇る「衝角団」の、東艦隊支部における主航「ヘンリ・ムジン」の本拠地という設定のエリアだ。エリアの入場条件は、今年8月に追加されたダンジョン「海蛇補給基地」をクリアしていること。つまり、海蛇補給基地の「ポー・ファラン」を倒したプレイヤーが、彼女の育ての親であるヘンリ・ムジンに挑むというストーリー展開となっている。

マップを見る限り複雑そうに思えるが、内部は基本的に一本道の構造だ。序盤から中盤にかけては補給基地の港を攻略し、そしてヘンリ・ムジンの船に乗り込んで最終決戦を迎える。注目すべきは、道中に計14体ものネームドモンスターが待ち受けており、またそれとは別に、強力な中ボスとのバトルが3回行われること。エリア全体としてはかなりの長丁場で、その最中はネームド/ボスモンスターとひっきりなしに戦い続けるという、ハイエンドの名に相応しい内容だ。

画面の左下付近がスタート地点。そこから時計回りに大きく迂回し、最終的に東部にある船でヘンリ・ムジンと戦う

中ボスその1「猛毒アンコウ」

それでは、鮮血の鮫港で戦う中ボスを順番に紹介していこう。最初に挑む「猛毒アンコウ」は、二本足でせわしなく動きまわる、巨大なアンコウ……というより毒ガエル? とにかくグロテスクな姿をした中ボスだ。

猛毒アンコウの行動パターンを大別すると、地上モードと“天井に張り付くモード”の2つがあり、特に後者に関しては要注意だ。地上にいる間の猛毒アンコウは、範囲攻撃やデバフ、そしてプレイヤーキャラクターに対し数秒間目眩ましを行う「叫喚」などを繰り出してくる。そしてもう一方の“天井に張り付くモード”だが、この間はプレイヤーの近距離攻撃は基本的に届かない。一方、猛毒アンコウは毒を広範囲に撒き散らし、それと同時に「猛毒ヒル」の卵を吐き出してくる。

吐き出された卵は、放ったらかしにしていると一定時間後に羽化してプレイヤーに襲い掛かってくる。羽化した猛毒ヒルは非常に強く、卵を発見したら速やかに各個撃破していかないと、猛毒アンコウにダメージを与える余裕はまったく無さそうだ。この際、フロア上に点在する「水中銃」を使うと、卵を素早く破壊できるので覚えておこう。

中ボスその2「軍需隊長 赤龍鬼」

猛毒アンコウを倒して港エリアを進んでいき、道中の5体のネームドモンスターを倒すと、2番目の中ボス「軍需隊長 赤龍鬼」とのバトルを迎える。こちらの中ボスは見た目に相応しく、HPが非常に高いのだが、バトルは“5分間”の時間制限が設けられている。普通にダメージを与えていくだけだと、時間切れになる可能性が高そうだ。

ではどうやって戦うのかというと、フロア上に多数設置されている「殺傷型小型法機」を上手く利用する。小型法機は、例えるならば“刃が付いた某ロボット掃除機”のようなモンスターで、時折動き出し、プレイヤーに向かってくる。これをうまく誘導して赤龍鬼に当てることで、大ダメージが与えられるという寸法だ。赤龍鬼と戦いながら、フロア全体を俯瞰して動き出す小型法機を誘導せねばならず、慣れるまで手こずりそうだ。

中ボスその3「セイガ&コウガ」

続いて待ち受ける中ボスは、ヘンリ・ムジンの側近という設定の「セイガ」と「コウガ」の2体。個人のHPはそれほど高くないのだが、2体と同時に戦わねばならず、しかも仮にどちらか片方が倒れると、もう片方が蘇生を試みてくる。双方まんべんなくダメージを与えつつ、最後にラッシュを掛けて、2体をほぼ同時に倒したいところだ。

もう一つ気をつけたいのは、セイガとコウガが残りHPに応じて、自らのクラスを切り替えてくること。セイガは「魔道士→拳闘士→魔道士」、コウガは「拳闘士→魔道士→拳闘士」といった具合で、双方にダメージを与えていくと、常に“拳闘士+魔道士”のクラスと同時に戦う展開となる。セイガは氷系、コウガは炎系の攻撃スキルを多用してくるので、クラスチェンジを踏まえた対処法を事前に相談しておこう。

ラスボス「ヘンリ・ムジン」

ここまでのネームドモンスター及び中ボスを総て倒すと、エリアの最深部にある船の甲板にて、遂に「ヘンリ・ムジン」との直接対決を迎える。しかし事前情報無しで突撃したところ、まったくなすすべもなく全滅……。地面が光った場所に落下してくる光弾が即死級のダメージを受けてしまうのだが、これを警戒していると、ヘンリ・ムジンとのバトルに集中できないのだ(言い訳です)。とりあえず、取材時に辛うじて分かった断片的な情報を以下にまとめておこう。

・地面が赤色や青色に光ると、その場所に数秒後、光弾が落下する
・ノックバック及び掴み上げは不可
・ヘンリ・ムジンの残りHPに応じて、戦闘パターンが変化する
・時折、分身を繰り出す
・終盤の光弾ラッシュ「集中砲火」が無理ゲー
・ドロップ品は「鮮血の鮫港宝貝」「ヘンリ・ムジンの魂」(らしい)
・プロレスが好き

このように「鮮血の鮫港」は、数多くのネームドモンスターや中ボスとのスリリングなバトルが立て続けに待ち受ける、手強いダンジョンとなっている。ちなみに、アップデートで追加される他のダンジョンに関してだが、「暗き鮮血の鮫港」は、鮮血の鮫港を24名向けにパワーアップしたバージョン(厳密に言うと最大24名が入場できるエリア)。そして「武神の塔」は、ソロプレイ用のダンジョンだ。つまり今回のアップデートでは、ハイレベルのプレイヤーが1名~24名の好きな人数で楽しめる内容となっている。腕に自身のあるプレイヤーは、1週間後となる9月16日のアップデート実施日を心待ちにしよう。

なお本日、今回のアップデートに関する特設サイトが更新されている。現在はイベント「鮮血鮫港のアドベントパネル」「門派の仲間と共に!」が開催中なので、ブレイドアンドソウルの公式サイトで詳細情報をチェックしておこう。

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