X-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANの新作オンラインRPGの「ハンターヒーロー」のオープンβサービスが始まった。“可愛い系のオンラインRPG”好きなら見逃せない本作、取り急ぎプレイレポートを紹介していこう。
「ハンターヒーロー」は、X-LEGEND ENTERTAINMENT JAPANが手がける新作オンラインRPGだ。10月23日からオープンβサービスが始まっており、ここで作成したプレイヤーキャラクターは、正式サービス開始時にそのまま引き継がれる。現在は、時間帯によってはサーバーラグが発生するほどの盛り上がりを見せているのだ。本稿ではオープンβサービスのプレイレポートをサクっと紹介するので、興味を持った読者は気軽に参加してみよう。
※開発中のバージョンを元に執筆しているため、テキスト等は今後修正される可能性があります
もうとにかくキャラクターが可愛い!そしてブブリも可愛い!
「ハンターヒーロー」の開発元である台湾X-LEGEND ENTERTAINMENTは、これまで「幻想神域 -Innocent World-」「ミルキー・ラッシュ」「エターナル・アトラス」など多数のタイトルを手がけている。これらのタイトルの経験者なら、“X-LEGEND=可愛いキャラクター”というイメージが定着しているのではないだろうか。
その可愛らしさは、もちろん本作でも健在だ。過去のタイトルと比べるとキャラクターの頭身が若干大きめ(約4頭身)で、体全体のバランスはお見事。キャラクター作成時の外見カスタマイズだけでも、たっぷりと入れ込みたくなるだろう。
ゲーム開始時は、プレイヤーキャラクターに加えて、ウサギのような姿をしたペット(パートナー)の“ブブリ”の外見も設定する。このブブリが、もうとにかく反則級に可愛いのだ。しかも単なる愛玩用のペットかと思いきや、ブブリ専用のジョブ(職業)も多数用意されており、冒険時の頼もしい相棒といえる存在なのだ。
ブブリは、ゲーム内の基本操作に慣れたレベル10の段階で、クエストを通じて仲間になる。それ以降は常に行動を共にすることになるので、ソロプレイでも寂しくないのが○。しかも可愛いのが◎。是非、プレイヤーキャラクターと一緒に可愛がってあげよう。
ちなみにブブリの職業は、最初は“アックスファイター”だが、クエストを通じて“ファイアウィザード、セイント、ミュージシャン、ガンナー、グラップラー、ヒーラー、アサシン、ソードマニア”へのジョブチェンジが可能。プレイヤーキャラクターの初期ジョブは“戦士、術士、修道士、レンジャー”の4種類なので、自分との相性を考えてブブリのジョブを選ぶのがよい。
可愛いだけじゃない!ノンターゲット方式のバトルも可能
冒険の舞台となる“レムリアース大陸”には“獣”(モンスター)が多数徘徊している。獣の体内にはエネルギーの源である“オーブ”があり、これを得るために獣を倒す“ハンター”という職業が成立している。プレイヤーが扮するキャラクターは、ハンターの一人として名乗りを上げていくのだ。
本作のバトルシステムは、お手軽かつ歯ごたえのあるバランスとなっている。例えばスキルの使用時は、ナンバーキーの押しっぱなしにしているだけで、派生コンボなどを含めて自動的に戦ってくれる。可愛らしいキャラクターに惹かれてプレイを開始したような人でも、戸惑わずに楽しめるだろう。
実はこう見えて(?)、アクション要素もそこそこあったりする。モンスターが範囲攻撃などを繰り出す際は、その範囲が事前に赤く示されるので、これを見てすかさず避けたりして戦っていく。この際は、Rキー(または移動キーを2回)押すことによる“緊急回避”が便利だ。
また、より歯ごたえのあるバトルを求める人は、“敵をターゲットせずに“スキルを使ってみよう。この場合は、キャラクターの向いている方向にスキルが繰り出され、いわゆる「ノンターゲット方式」でのバトルとなる。つまり、スキル使用時に敵をターゲットしていれば従来の(ターゲット方式の)バトル、そうでなければノンターゲット方式のバトルとなり、プレイヤーはどちらでも選べるのだ。
ターゲット方式の方がお手軽ではあるが、やはり自分で細かい操作を行って勝つ方が、より達成感が得られるだろう。将来的には、ノンターゲット方式ならではのギミックを盛り込んだモンスターも実装するそうなので、余裕があったら少しずつチャレンジしてみるといいだろう。
プレイヤーキャラクターは“ハンター”として、獣から入手した素材品で武器や防具を製造したり、“オーブ”をはめこんで強化したりできる。それらの中でもユニークなのは、モンスターを倒すと低確率で“ホイッスル”を入手でき、これを使うことで騎乗して移動できる。しかも、ゲーム内に登場する総てのモンスターに乗れるというのだから驚きだ。
モンスターによって外見や大きさは全然違うし、またデザインもよく出来ている。街などのエリアで、他のプレイヤーが見知らぬモンスターに乗っている姿を見ると、なんだすごく楽しそうに見えるから不思議だ。また、新たなモンスターに遭遇すると、「どんなアイテムがドロップするんだろう?」だけでなく、「これに乗ってみたい!」といった感情が沸き上がってくるのは、本作ならではといえるだろう。
これらの騎乗用モンスターは、基本的に移動用ととなっているが、一部のボスモンスターは専用のスキルがあり、バトルも行える。ゲーム内には合計300種類のモンスター(=騎乗用ペット)が登場するそうなので、これらをコレクションしてみるのも悪くないだろう。
“可愛い系のオンラインRPG”が好きなら迷わずプレイ!
ゲームの環境周りに関しては、オンラインRPGでありがちな面倒臭さが少なく、痒い所に手が届いたサポート機能が充実している。たとえば受注したクエストの名前をクリックすると、次の目的地まで自動で移動してくれる。鍛冶屋や雑貨商人など、主要施設への移動もワンボタンでOKなので、プレイヤーキャラクター&騎乗ペットの可愛らしい姿を心ゆくまで眺められる。ある程度ゲームを進めても、マップ構造をまったく覚えていない(そもそも見ていない)ことに驚いてしまった。
ゲーム中は、“ハンター協会”が定期的にミッションを発行してくれるのだが、これを参考にプレイすれば目的を見失うことはない。ミッションを受けた際はワープゲートを通じて目的地へと移動し、終わったら直ちに帰還できる。クリア報告すると、経験値に加え相応の素材などが報酬として得られ、さらに所属組織の“名声”がアップする。ランクが上がると特別なアイテムが買えるようになり、ハンターとしての名声も広まっていくだろう。
全体的に遊びやすく作られている本作だが、そういった各種システムよりも、プレイヤーキャラクター+ブブリの可愛らしさが強烈に印象に残る。ここまで可愛ければ、キャラクターを成長させてアバターアイテムを着せ替えるだけでも、立派なモチベーションになるし、そのうえゲームシステムが快適なのだから、もう何も言うことはない。現在はオープンβサービス開始直後ということもあり、大勢のプレイヤーで賑わっているので、“可愛い系のオンラインRPG”に興味があるなら是非「ハンターヒーロー」で遊んでみよう。
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