「モンスターハンター フロンティアG」アップデート「G6」で登場する新モンスター・創音竜「ポボルバルム」に「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」の装備で挑む

カプコンが提供中のオンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティアG」。今回は11月19日に実装されるアップデート「G6」を体験する機会を得たので、そのプレイレポートをお届けする。

さまざまなアップデートで、モンスターや装備、新たなシステムなどが追加され、進化していくのが特徴でもある本作だが、今回筆者が挑戦するのは、アップデート「G6」で追加される新モンスター・創音竜「ポボルバルム」の討伐だ。創音竜「ポボルバルム」は体の器官を用いてさまざまな音を奏でる、鯨を連想させるフォルムが特徴的なモンスターだ。これまでのクエストでもお馴染みの「高地」が狩猟のフィールドとなる。

アニメ「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボレーション装備が登場

今回使用した装備は、11月16日に行われた「MHF-G感謝祭2014」で発表されたばかりのアニメ「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボレーション装備で、主人公の鹿目まどかを再現した防具と弓だ。弓の発射エフェクトや効果音などもこの武器専用の非常に凝られたものとなっており、基本のモーションこそ弓ながら魔法少女の気分を味わうことができるユニークなもの。

一方、男性用である「お菓子の魔女」ドルチェシリーズは、作中のあの衝撃的シーンでの姿を、全身タイツとして着込んだような見た目のインパクトが非常に強烈な防具となっており、どちらの衣装も一度身を包めば周囲の視線を独り占めすること間違いなしだ。

左からキュゥべぇ防具ラモールシリーズ(剣士/ガンナー)、キュゥべぇ防具ラモールシリーズ(剣士/ガンナー)
ファータ・マジーア フルール
マンサナ ローレライ・リーベ

攻撃力が高く、演奏による回復や自己強化も使いこなすクレバーなモンスター「ポボルバルム」

クエストを開始して高地を登っていくと、早速ポボルバルムを発見。発見した時の第一印象は、とにかく「デカイ!」ということ。通常のエリアで戦えるモンスターの中では最大級と言ってもいいほどの大きさで、エリアによってはかなり動きを制限されてしまう。

その巨体に見合う通り、攻撃力もとにかく高い。中でも尻尾をハンマーのように何度も地面に叩きつけてくる攻撃は、リーチが長い上に背後から攻撃しようとしているタイミングで飛んでくるため、防御力が低い装備でくらうと非常に危険。今回はガンナー装備だったこともあり、エリア移動からの不意の一撃を受けただけで体力を全て削り取られ、あっさりと1落ちしてしまった。

ただ、その分攻撃のモーション1つ1つはゆっくりとしたものとなっているので、しっかりと動きを見切れば回避するのは難しくない。地面に波のような衝撃波を走らせる広範囲攻撃も、波の速度がそれほど速くなく、波と波の間に切れ目が存在するため、冷静に間に潜り込むことができれば安全にやり過ごすことができる。最初の頃こそ、当たれば即力尽きてしまう程の攻撃力を前に、おっかなびっくりな動きになっていたものの、モーションに慣れてきてからはある程度余裕をもって立ち向かうことができるようになっていた。

注意するべきは、ポボルバルムの最大の特徴とも言える、器官を使っての演奏だ。演奏には自身の体力を回復させたり防御力を高めるといった効果があり、破壊された部位を修復する行動も含めて使用されると長期戦になってしまう。

前述した通り攻撃を避けることこそ難しくないものの、攻撃力が高いためちょっとしたミスで倒されてしまう可能性が高まる。モーション中にダメージを与え、タイミングよく怯ませることができれば演奏や部位の復活を阻止できるので、兆候を見かけたら逃さずにできる限りの攻撃をしかけるのが良いだろう。

実は体力回復などの演奏の効果は近くにいるハンターにも及ぶため、ひるませるのを失敗したとしても、演奏終了時に近くにいることはメリットにもなる。

今回狩猟したのは剛種であったため同時に付与される性能は1つだけだったが、G級になると全ての能力アップを同時に付与してくるようになるため、大幅なパワーアップを遂げてしまうそうだ。

また、その巨体をいかした突進攻撃もなかなか厄介。突進の速度自体はそれほど早くないのだが、とにかく身体が大きいため、他のモンスターを相手にする時のようなギリギリのタイミングでの回避を狙うと範囲外に逃れきれず、ひっかかってダメージを受けてしまう。

今回のプレイでは、連続緊急回避での離脱を試みようとしてスタミナが切れ、範囲外に抜けられずダメージを喰らってしまう事態も起こっていた。回避の移動距離を高めるスキルをつけたり、強走薬を飲んで対策しておくのも有効そうだ。

とはいえ的が大きい分、基本的にはどんな武器でも攻撃を当てやすく、武器による相性を気にする必要もあまりない。弓や拡散弾を簡単にに全弾ヒットさせられるというメリットがあるのでガンナー系の武器は向いている一方、即死の危険性が高まるデメリットもあるので、最も立ち回りやすい自分の得意とする武器をチョイスしておくのが良いだろう。

ポボルバルムは、モンスターの動きを覚えて攻撃をしっかり回避し、攻撃を当てるべき時にできるだけ当てていくモンスターハンターシリーズの基本ともいえる立ち回りが特に有効な相手であるといえる。PS Vita版の配信後、初の大型アップデートということで、腕試しとして狩るのにピッタリのモンスターといえそうだ。

モンスターハンター フロンティアZサービス終了

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