ギルドマスターになってハンターと共に未開の地を開拓しよう!「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」プレイインプレッション

カプコンが11月27日より配信を予定しているブラウザゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」。ハンターたちと共に未知なる地を開拓する本作の魅力を紹介する。

「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」は、カプコンより発売している「モンスターハンター フロンティアG」の世界観を引き継いだ開拓シミュレーションRPG。プレイヤーはメゼポルタ広場のギルドマスターとなり、凶暴なモンスターが人里で見かけるようになった理由を探ることになる。今回は本作の基本的なゲームシステムや魅力について紹介していこう。

個性溢れるハンターと一緒に冒険!

プレイヤーと冒険を共にすることになるハンター。彼らには★7から★1までのレアリティと呼ばれるものが存在し、★が高いほどステータスが高く設定されている。ただ、レアリティが高いハンターだけを集めればいいというわけではなく、ハンターごとに使用できる武器や覚えられるアクションに違いがあるため、レアリティが低くても能力が高いハンターもいるのだ。

ゲーム開始時に★5のハンター11人のなかから1人を選択できる。

ハンターにはレベルが存在し、レベルアップすることでステータスが上昇する。レベルを上げるには敵を倒して経験値を得るか「教官指導書」と呼ばれるアイテムが必要になる。試しにクエスト報酬で入手した「教官指導書」を2個使ってみたところ、一気にレベル32まで上がってしまった。「教官指導書」にもハンター同様にレアリティが存在するようで、★が高いほど入手できる経験値も多くなっている。

さらにハンターには特定の状況において、一定確率で発動するパッシブスキルと呼ばれるものが存在する。アクションと同様にハンターごとに違いがあり、別のハンターに継承させることが可能だ。ハンター1人で最大10個のパッシブスキルを持つことができるので、同じハンターを使っていたとしてもプレイヤーごとに特徴が違うハンターを育成できる。

同じハンター同士を組み合わせれば、一定時間のハンターのパラメーターを上げる「ブースト」が使用可能だ。

同レベルのハンターを比べたときに気がついたが、使用できる武器が違うハンターは攻撃力、防御力、破壊力、技術力、支援力のステータスが違うようだ。試しにレベル1の同レアリティのキャラクターを比べてみたところ、★6の太刀使いのミルレットのステータスは攻撃力300、防御力298、破壊力190、技術力360、支援229となっており、★6のガンランス使いのツバキは攻撃力246、防御力334、破壊力248、技術力239、支援力282となっていた。太刀使いは攻撃力と技術力が高く、ガンランス使いは防御力だけが高かった。これを理解すれば攻撃力特化型や防御力特化型などの部隊を作ることができそうだ。

ハンターはフィールドか「スカウト」で仲間にすることができる。

フィールドの仕掛けを利用して未開の地を開拓

開拓では基本的にクエストボードでクエストを受注し、メインターゲットがいる地域の探索を行うことになる。クエストボードではメインターゲット、目的地、報酬などを見ることができ、クエスト受注時にはプレイヤーの開拓ポイントを支払う必要がある。開拓ポイントは、一定時間経つと回復していくが、課金アイテムのポルタコインを20枚消費することで100回復することが可能だ。

クエストを受注したら、ハンターたちを引き連れてフィールドに出発しよう。フィールドはマス目状になっており、1マス進むごとに1ターン消費する仕組みになっている。各フィールドごとにターン数が設定されており、それを過ぎる前にメインターゲットを討伐しなくてはならない。モンスターがいるマスや素材が取れるマスなどさまざまな種類があるので、どうやってメインターゲットまで辿りつくのかを考えながら進もう。

フィールドに連れていけるハンターはメインが4人と
控えが8人の計12名となっている。
道を塞いでいる岩を破壊するとポルタコインなどの
アイテムが入手できる。

筆者が寄り道しながらメインターゲットに向かっていると、ターン数がなくなってしまい強制的にフィールドの探索が終了してしまった。同じクエストをもう1回プレイしてみたが、途中からではなく最初からやり直すことに。メインターゲットまでのマスを数えてみると設定されているターン数では絶対に辿りつけないようになっていた。フィールド全体を見渡して何かないかを探していると気球の発着場を見つけることができた。気球は違う場所の発着場に移動できるというもので、メインターゲットまでの道のりをショートカットすることに成功。フィールドにある要素をうまく利用しないとメインターゲットに辿りつけないこともあるようだ。

モンスターへの攻撃は計画的に!

フィールドでモンスターのマスに止まると戦闘開始。戦闘ではハンターに設定した「砲撃」や「踏み込み斬り」などのアクションを使って戦うことになる。ハンターにはHPのほかに「ST」と呼ばれるゲージが存在し、STを消費することでアクションを使用できる。高火力なアクションは「ST」の消費量が多いので、常に最強のアクションを使っていればいいというわけではない。ゼロになってしまうと行動不能になってしまうので、計画的に使おう。

さらに本作の戦闘には、「AP」と呼ばれる概念があり、1ターンの間に誰がどのタイミングでアクションを使うのかを指定できる。「AP」は8個のくぼみで構成されており、そこに各アクションごとに指定されている石のようなものをはめ込むことになる。8個以上は指定することができないので、計画的にアクションを選ばなくてはならない。フィールドでモンスターとの戦いを繰り返していると「ST」がすぐに枯渇してしまい、攻撃ができなくなってしまうので、半分ほど消費したら控えのハンターとの交換を考えたほうが良いだろう。

くぼみの数は8個で固定。

筆者の場合は、フィールドの探索では控えのハンターを使い、メインターゲットに近づいたら主力のハンターに交換した。主力のハンターたちには経験値は微量しか入手できないが、クエスト達成のときに入手できる「教官指導書」を使用すれば、モンスターと戦ってレベルを上げる必要はない。戦闘で勝利するためには控えのハンターたちをどこで利用するかがカギを握っているようだ。

アクション使用時にカットインが入ると大ダメージが
与えられるチャンス。
メインターゲットとの戦闘中に突如部位破壊のゲージが出現。指定された武器や属性で攻撃をすることで部位が破壊
できるようだ。部位破壊に成功すると報酬を追加で入手できる。

工房で装備生産&強化

指定された素材とゼニー(お金)があれば工房で武器を作ることができる。武器を装備するとハンターのステータスが上昇するのはもちろんだが、属性が付与されている武器も存在する。モンスターには弱点属性が設定されているので、弱点属性にあった武器を装備することで大ダメージを与えることが可能だ。また、武器生産中に普段作れる武器よりも高性能な業物と呼ばれるものができることもある。

武器にもレベルが存在し、生産同様に素材を消費することで強化できる。強化には、素材の指定がないため、いらない素材を使ってしまおう。また、「武器玉」という武器強化専用アイテムもあり、素材を使うよりも大量の経験値が入手できるので、強い武器に使うといいだろう。

以上が本作をプレイしてみてのインプレッションになる。このほかにもクエストに出現するレアモンスターを討伐してみたり、特定の行動を達成することで報酬がもらえる実績をコンプリートしてみたりとやり込み要素も充実している。「モンスターハンター」のファンやアクションゲームは苦手だけど「モンスターハンター」には興味があるというプレイヤーにぜひプレイしてもらいたい作品になっている。

レアモンスターの古龍種クシャルダオラ。討伐すれば良い素材が入手できるかも?

事前登録は11月25日まで実施中!

本作では現在、事前登録の受付が行われている。11月25日10時までに事前登録すると、声優・竹達彩奈さんがボイスを担当する特典ハンター「シェナ」が入手可能だ。

モンスターハンター メゼポルタ開拓記サービス終了

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