新ジョブ「占星術師」&「機工士」公開、新種族は「アウラ」―「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ファンフェスティバル 2014 東京」基調講演

スクウェア・エニックスは、12月20・21日に東京ビッグサイトで「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のイベント「ファンフェスティバル 2014 東京」を開催。ここでは20日の基調講演についてお届けする。

ステージにはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登場し、まずはラスベガス、ロンドンで発表となった拡張版パッケージ「蒼天のイシュガルド」の情報をおさらい。新たな街やフィールド、空を飛ぶ「フライングマウト」の動画をはじめ、新ストーリー「竜詩戦争編」スタート、60までのレベルキャップ解放、新蛮族「バヌバヌ族」「グナース族」と新蛮神「ビスマルク」「ラーヴァナ」、新ジョブ「暗黒騎士」などが決定している。

新種族は角と鱗が特徴的な「アウラ」

今回新たに「蒼天のイシュガルド」の新メインテーマを植松伸夫氏が担当すると発表。植松氏はビデオレターで「ピアノ主体のゆったりした曲」とファンに伝えた。さらに、追加ということのみ決まっていた新種族「アウラ」の動画も。アウラの特徴は頭部に生えた大きな角と、硬質化した鱗。ルーツは「東州オサード大陸」となっており、男性はたくましい体躯、女性は陰のある雰囲気といったコンセプトだ。

アウラはこれまでの種族よりも大きく異なるフェイスパターンを用意しており、角や髪形もバリエーションに富んだものとなっているそうだ。吉田氏は「男性なら、イケメンから力強いキャラクターまで臨機応変に作れるようになっています」と語る。アウラはユウギリの種族でもあり、今後パッチ2.5のどこかで彼女がフードを取る展開が待っているという。

また、アウラが暗黒騎士で戦うシーンも披露。屈強な体を持つアウラの男性は、暗黒騎士の出で立ちにぴったりだ。

新レイドダンジョンはゴブリンが召喚した「アレキサンダー」

続いて「大迷宮バハムート」に次ぐ新レイドダンジョンの名称は「機工城アレキサンダー」。アレキサンダーはゲーム中でまだ蛮神を召喚していなかった「ゴブリン族」が、ある原因で憑依型蛮神として「うっかり」呼んでしまったもの。本ダンジョンはフィールドから見えるほど巨大で、プレイヤーは内部に突入して倒すこととなる。突入可能となるのはメインストーリークリア後となり、何故アレキサンダーが登場したのかという理由についてはそちらで明らかとなる。

今回は「ノーマル」「ハード」といった2種類の難易度が実装となり、ノーマルは「バハムート:侵攻編に超える力がかったくらい」、ハードは「現状のバハムートのリリース直後よりも難しい」といったイメージ。なお、バハムート:真成編の4層までクリアしていなくても挑戦可能だ。

新ジョブは「占星術師」、ロールは「ヒーラー」

さらに、新ジョブ「占星術師」の動画が公開。ロールは「ヒーラー」、メイン武器はユニークなギミックを備えた「天球儀」、対応クラスはなく、最初からジョブとしてプレイ可能となっている。

占星術師は「星」の力を源とする回復魔法と、運命を司る「カード」を駆使。カードには星座を指し示すデザインが施されており、複数枚のカードを引く(ドロー)事でさまざまな支援効果を引き出せる。カードは留めておく事も可能で、これまでとは異なるタイプのヒーラーになる様子。装備は神秘的な装いとなっており、アウラの女性によく似合いそうだ。

フィギュアやインゲームアイテムも同梱となる「コレクターズエディション」詳細

「竜詩戦争」をテーマとした、天野喜孝氏描き下ろしの豪華な専用アートボックスに入る「コレクターズエディション」についても内容が明らかに。ゲームに登場する「マウント:ドラゴン」のハイクオリティフィギュア、アートブック、映像特典ディスクも封入。また、インゲームアイテムとしてフライングマウト「グリフィン」、「ファイナルファンタジー4」のセシル暗黒騎士バージョンを忠実に再現した「バロンヘルム」、「ミニオン:マメット・カイン」も用意される。ダウンロード版でも販売され、特典は今後も追加となっていくのでお楽しみに。

さらなる新ジョブ「機工士」も追加!ロールは「DPS」


2015年春のリリースに向け、こうご期待…と基調講演が締めくくられようとしていたところ、“ヘッドショットおじさん”ことスクウェア・エニックスの代表取締役社長・松田洋祐氏が銃を持って登場。「集まったユーザーの皆さんにお見せしないわけにはいかない」という脅迫のような業務命令により、吉田氏は新ジョブ「機工士」の動画を公開した。

ロールは「DPS」、メイン武器は「銃」となっており、対応クラスはなく最初からジョブとして選べる。吟遊詩人のように遠隔物理攻撃を得意としながら、銃に機械を取り付けて威力を強化させる「アタッチメント」、「タレット型」と呼ばれる「機工兵器」をグラウンドターゲットで設置して支援効果を得るといったアクションも行える。

最後に吉田氏は、今後実装となるパッチ2.5と併せ、拡張版パッケージも楽しみにしてほしいとファンに伝えた。

吉田氏 松田氏

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