ソロダンジョンやパーティダンジョンを体験!「ECHO OF SOUL」のフォーカスグループテストをレポート

NHN PlayArtは本日5月16日、東京・秋葉原のアイ・カフェAKIBA PLACEにてMMORPG「ECHO OF SOUL」のフォーカスグループテストを実施した。

鈴木貴宏氏
鈴木貴宏氏

「ECHO OF SOUL」は、“MMORPG本来の楽しさを追求する”をコンセプトに掲げ、だれでも快適にプレイできるよう設計されたMMORPG。高いハードウェアスペックを必要とせず、自動戦闘機能やクエストナビゲーションなどを導入することでわかりやすさを重視して制作されている。

東京、北海道、愛知、大阪、福岡の全国5都市で実施されるフォーカスグループテストは、本作を一般プレイヤーに遊んでもらい、そこで出た意見を本作の開発に活かすことを目的に実施される。東京会場では、本作の運営プロデューサーを務める鈴木貴宏氏が登場し、プレイヤーの意見を聞いていた。

ここでは、東京会場で基本的なゲームシステムやパーティプレイなどを体験できたので、その内容をお届けする。

キャラクターを作成して冒険に旅立とう

まずはクラスを選択してキャラクターを作成することになる。クラスは防御力が高いウォーリア、俊敏性が高いローグ、攻撃力と回避力が高いガーディアン、遠距離から魔法攻撃ができるソーサレス、高速で長距離射撃ができるアーチャーから選ぶことができる。

レベル10になると各クラスごとに2種類の特性から1つを選択できる。どちらを選ぶかによってクラスの使用感が変わってくるので慎重に選ぼう。ローグには、連係で敵を切り刻む“強襲”と継続ダメージを与えることができる“毒”があり、どちらを選ぶかによってクラスの使用感が変わってくる。

なお、特性については各クラスを選ぶときに記載されていたのでよく読んでおくといい。筆者は高い攻撃力という言葉に引かれてガーディアンを選択してプレイすることにした。

キャラクター作成画面では髪/顔/目/刺青/体型が変更可能となっており、ガーディアンの場合には、髪15パターン、顔14パターン、目10パターン、刺青20パターン、体型は体の大きさ、足の長さ、顔の大きさ、バストサイズを自由に変えることができた。

なお、プレビュー機能で装備、コサージュ、スペシャルパーツの試着できるので、さまざまなタイプの装備を着たときの見た目を確認することができる。

これでいよいよ冒険に旅立つことができる。本作では基本的にクエストを受注し、それらを達成することでレベルアップしていく。クエストの内容は敵の討伐であったり特定のものを採取したりとさまざまだ。

本作ではモンスターをターゲットして、マウスの左クリックで攻撃、数字キーで攻撃スキルを発動するオーソドックスな戦闘システムが採用されている。さらに、モンスターの攻撃を避けることができる回避スキルが用意されており、アクションゲームのような緊張感のあるバトルが楽しめる。

ガーディアンは、“精気”と呼ばれるゲージを溜めてスキルを発動する。“精気”は通常攻撃で溜まっていき、戦闘をしないと徐々に減少していく。通常攻撃以外にも“精気”を必要としない攻撃スキルの“ダブルスラスト”や“サンダースラスト”を使用することで多くの“精気”を獲得可能だ。

“精気”が溜まったら“サンダースピア”などの敵に大ダメージを与えられる攻撃スキルを使用できる。“精気”ゲージはほかのクラスでは活力やマナと呼ばれており、ガーディアンとは違いゲージが満タンの状態からはじまり、時間経過するにつれて回復する。

また、本作にはエネルギーと呼ばれる概念が存在し、エネルギーが高いほど生命力と攻撃力が上昇する。スキルを使用するたびに徐々にエネルギーが減少し、料理を食べることで回復することができる。

料理には満腹度が設定されており、満腹度が限界値に達してしまうと料理を食べることができなくなる。満腹度に気をつけながら料理を食べ、エネルギーを獲得することで効率よくプレイすることができる。なお、高級な料理ほど満腹度が少なく多くのエネルギーを獲得できるとのことだ。

敵を倒すと“混沌のソウル”を入手するときがある。これを浄化することで“希望/純粋/勇気/安息”のソウルに変化する。これらのソウルは、バフを付与できる“ソウルスキル”の使用に必要となる。

“ソウルスキル”はクリティカル発生率や貫通力などが上昇する“希望の光り”、防御力や獲得経験値が上昇する“純粋な心”、攻撃力や攻撃速度が上昇する“勇気の炎”,最大生命力や獲得経験値が上昇する“安息の風”の4種類。“ソウルスキル”は、プレイ中いつでも変更することが可能なので、ボス戦では防御力重視の“純粋な心”、通常の敵なら攻撃力重視の“勇気の炎”というようにその状況に応じて切り替えて使うのがいいだろう。

ソロダンジョンは敵を1体ずつ撃破

一通りのゲームシステムを体験したあと、推奨レベル22のソロダンジョン「帰らずの森」に挑戦することに。

キャラクターは事前に用意されていたレベル24のローグを使用し、敵に継続ダメージを与えることができる毒の特性は選択した。

装備には各クラスの特性専用装備が存在する。
虫眼鏡の模様がついたアイテムは鑑定をすることが可能だ。
鑑定するとランダムで武器の効果が1つ追加される。

ローグが打たれ弱いのもあるが、1体ずつ撃破しないと簡単に倒されてしまうので慎重に先に進むことに。なんとか中ボスまで辿りついたが、戦闘中に“戦闘範囲外に退避してください”という文字が表示されて、その後いきなり大ダメージを受けてしまった。その後、中ボスで5回ほど倒された筆者は、攻撃を避けるのに集中してなんとか撃破することができた。

タイムアップとなってしまい、残念ながらダンジョンをクリアすることができなかった……。筆者はスキルの使い方や回避方法を知らずに中ボスに倒されてしまったが、ダンジョン内部にある仕掛けや敵の強さなどのバランスはちょうどいいと感じた。

パーティダンジョンではスクロールを使って仲間を回復

続いてパーティダンジョンの“プロメギガンテの隠れ家”にソーサレスで挑戦。パーティダンジョンには最大5人パーティで挑むことができる。運営スタッフによるとパーティ構成の理想はウォーリアかガーディアンでタンクの特性を持っているキャラクターが1名、そのほかのクラスでアタッカーの特性を持っているキャラクターが4名とのことだ。これ以外の構成でもクリアできるのだが、かなり難しいそうだ。

パーティ構成のなかに回復役がいないことに気がついたと思うが、本作にはヒーラーは存在せず、プレイヤーそれぞれがポーションや回復スクロールなどを使用して生命力を回復する必要がある。

仲間を回復するには、パーティ欄の生命力のバー右にある十字のマークを押すことで回復スクロールを使用する。タンク役などを頻繁に回復する必要があるキャラクターは、ショートカットに登録をすることで簡単に回復することが可能だ。

ソロダンジョンでは敵が1~2体しか出現しなかったが、パーティダンジョンではかなり多くの敵が一度にプレイヤーに襲いかかってきた。タンク役が敵を引きつけて、ほかのクラスが殲滅していく形になるようだ。

ボスの前でタイムアップとなってしまったが、パーティプレイではタンク役を生かしながら攻撃をするのが重要なようだ。筆者の場合には攻撃に夢中になるあまりに回復を忘れているということが多々あった。

また、中ボス戦では敵がバフを掛けていたのだが、各クラスが持つ遮断スキルを使用することで敵のスキル発動を止めることができるようだ。

以上がフォーカスグループテストで体験してきた内容となる。今回筆者がプレイした内容はあくまでテストの仕様となっており、今後のフォーカスグループテストで出た意見によって変更されることもあるので注意していただきたい。

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