ネクソンは本日5月23日、東京・ビッグサイトTFTホール500にて、「テイルズウィーバー」のオフラインイベント「ネニャフル学院祭2015」を実施した。
「テイルズウィーバー」では、毎年“ファン感謝イベント”と題して各サーバーのユーザーを招待してオフラインイベントを行ってきたが、今年は会場を移して“ネニャフル学院祭”と装いも新たに。5つの各サーバーから70人、合計350人を招待し、タイアップやアップデートなどの最新情報の公開や、全員参加型のクイズ大会、オリジナルグッズが当たる抽選会など、3時間にわたって行われたイベントの模様をお届けしよう。
新エリア実装や「ノーゲーム・ノーライフ」タイアップ情報が解禁!
学院祭という趣きで行われた本イベントの進行を務めたのは、“磯村先生”こと磯村知美さんと、“生徒会長兼運営委員長”の村井理沙子さん。まずは“教頭”ことネクソン テイルズウィーバー運営チームの野口大輔氏が加わり、“1時間目”として、ユーザーが気になるキャラクターバランシングをはじめ、夏までのアップデートをひとつずつ明かしていった。
キャラクターバランシングは全4回に分けて実施!
本作に登場するキャラクターについて、全4回にわたってスキルなどの調整が行われる。第1回は5月27日、以降は第2回が6月24日、第3回が7月22日、第4回が8月26日と、毎月1回のペースで実施される。
まず第1回ではシベリン、ベンヤ、ジョシュア、ランジエ、クロエと5キャラクターのバランシングが実施される。中でもクロエのスキル「マナウォール」のエフェクト変更については、運営側にも多く要望が来ていたようで、この機会に実装することとなった。
第2回はイサック、ティチエル、マクシミン、第3回はイソレット、ボリス、ルシアン、イスピン、第4回はアナベル、ナヤトレイ、ミラと続くが、会場から特に反応が大きかったのが、第3回のボリスを除く3キャラクターの新スキル追加で、現在開発中の新スキルのモーションが公開されるとその演出の派手さに歓声が漏れていた。
ちなみに、第1回が実装されるタイミング対象キャラクターのイベントも開催予定とのこと。バランシングの詳細も含め、今後の情報に期待しよう。
夏までのアップデート情報も続々と解禁!
続いては、夏に向けてのアップデート情報が公開。まずは、メインストーリーとなる「エピソード3 チャプター5」について。こちらでは舞台をレンム王国へと移し、ジナパ姫とシベリンの意外な過去が明らかになる展開が待ち受けているという。実施日は明示されなかったが、こちらは近日実装予定とのことだ。
5月27日には、「夜明けの塔」の改善が行われ、噴水による「MR増加バフ」が強化される。こちらは装着武器によって増加するMRが変動するというもので、物理型キャラクターでも挑戦しやすくなるという。
続く6月24日は、「精霊の神殿」が拡張される。こちらはルミエラとともに闘うボス連続討伐ミッションが新たに登場することとなる。
その他にも、ユーザーからの要望に応えるかたちで生産素材の個数調整(レベル240~260の武器製作難易度の緩和)、TOM出品制限解除(ベンヤのブリニクル武器までをTOMに開放)、新規変身マント追加(ちっちゃな変身マントが全キャラ分登場)といったアップデートが実施される。
「必滅の地」が登場する大型アップデートが8月26日に実施!
夏のアップデートを締めくくる8月26日は、待望の新エリア「必滅の地」を開放する大型アップデートが実施されることとなった。今回開放されるのは首都跡地「アルカディア」を中心とした南部地方で、ゲーム中ではテイルズウィーバー史上、最も広大な狩りフィールドとして登場する。
必滅の地には、特定の条件を満たすことで異空間へのゲートが出現する。そこに進入することで何が楽しめるのかは、実際に遊んでみてのお楽しみであるという。
さらに、アルカディアには新たに2つのダンジョンが登場。1つ目の「封印された宮殿」は、最大8名で挑戦できる突破型ダンジョンで、チーム分断などさまざまな障害を乗り越えることで、本作としては珍しい、形態が変わるボスの討伐を目指す。
そしてもう一つの「試練の塔」は、これまたボリュームのある100層におよぶチャレンジダンジョンとなっている。各層の守護者を討伐すると次の階層に行くことができるのだが、ソロでしか挑戦できないなど、歯ごたえのあるダンジョンとなりそうだ。
これらの要素の実装に伴い、白と赤を貴重にしたアニマシリーズの上位武器となるレベル275装備が登場。加えて、新しい武器強化システムも実装される。こちらは強化することで追加ダメージ増加するだけでなく、派手なエフェクトが付与されるというもので、従来の強化とは異なり、失敗しても武器が破壊されないという特徴を持っており、最終段階では武器を覚醒させることもできるようだ。
「ノーゲーム・ノーライフ」とのタイアップが決定!
アップデートに関する情報は以上となるが、ここで次期タイアップ情報として、6月10日よりTVアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」とのタイアップが実施されることが明らかになった。
「ノーゲーム・ノーライフ」は作中、全てゲームで対決を行うということもあり、「テイルズウィーバー」でも、「ノーゲーム・ノーライフ」に登場したゲームをモチーフとした、イベント3種が実施される。
さらに、作中のメインキャラクター4人の姿になることができる変身マントも登場。今回は公開されなかったが、攻撃モーションも派手になっているという。そのほか、新しい武器を含む一部タイアップアイテムも登場予定だ。
開発現場の裏側やサウンド担当によるライブも!
続く“2時間目”では、開発を担当するNEXON GTより、企画リーダーのイ・スンボ氏、サウンド担当のパク・ジフン氏、アートディレクターのキム・シフン氏が登場し、まずは自己紹介も兼ねて、それぞれが担当している仕事の内容を説明した。
そのままの流れで、開発現場を写真で紹介することに。会社専用でのバス通勤、会社内にはゲームコーナーや卓球室、美容室まであるという話など驚きの情報がありつつも、背景を作る際に3Dでモデルをつくってから2Dに落としこんでいることや、チーム内でプログラムに関するレビューを行っていることなど、ゲーム開発における手法なども垣間見える内容となっていた。
さらに、キーボードで作曲も行うというパク・ジフン氏によるスペシャルライブも行われ、ゲーム内BGM3曲をリミックスしたメドレーを会場全体で楽しんだ。
サーバー対抗のクイズ大会は最後まで波乱の展開!
休憩を挟んだ後半戦では、サーバー対抗によるクイズ大会が行われた。最初は恒例の○×クイズが2回にわけて実施されたが、1回目は1問目で不正解者が大半という驚きの展開に。その後も難易度の高い問題に苦戦しつつ、僅差で次のクイズへと移った。
続く5文字クイズは、出題された問題に対して、各サーバーから選ばれた5人が1文字ずつ回答するというもの。全員が揃えば30ポイントがもらえるが、1人でも間違えると0ポイントというシビアなルールだったこともあり、各サーバー2回ずつ挑戦して、正解はエルフィンタの1回のみという結果に。これによりエルフィンタが一歩抜け出して最終問題へ。
最後の問題は、数字での回答が求められる出題に対して、問題出題後にサーバーごとに立っていた人数で回答するという変則的なものに。その数字を当てると100ポイントなど高ポイントが獲得できるチャンスで、見事エルフィンタとミストラルがピタリ賞。この結果によりエルフィンタが1位に輝いた。
その後は上位のサーバーほど当選確率が上がる、ポコポコきのこゼリッピと宝箱「森羅万象」が当たるスロットに挑戦したり、イラスト入りのサイン色紙をはじめ、さまざまなプレゼントが提供される抽選会が行われたりと大盛り上がりのまま、イベントは無事幕を閉じた。
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