OnNetが、5月20日よりサービスを開始したガンシューティングMMORPG「メタルリーパー」。銃撃戦をメインにした本作のプレイインプレッションをお届けする。
「メタルリーパー」は近未来の世界を舞台にしたハック&スラッシュタイプのガンシューティングMMORPG。プレイヤーは大災厄(アポカリプス)が発生し荒廃した世界でルーチェ王国の義勇軍に所属し、ニックス連邦共和国との戦争に巻き込まれることになる。
荒廃した世界で近未来と聞くと、火炎放射器を片手に「ヒャッハー」と叫びそうなモヒカンが闊歩している世界を拳だけで戦う男を思い浮かべる人もいることだろう。ただ、本作は銃撃戦をメインにしたミリタリー系のガンシューティングとなっており、ロケットランチャーやヘビーマシンガンといった武器で迫り来る敵に撃ちまくることになる。ここではそんな独特な雰囲気を持つ本作のプレイフィールをお届けする。
義勇軍に入隊して人類を救済しよう
キャラクター作成は、義勇軍に入隊するための志願書のような形になっており、過去の職業/体型/ヘアスタイル/顔/声などが変更可能だ。
過去の職業は消防士や俳優など14種類から選択し、職業によって特殊能力を得ることができる。筆者は過去の職業に武闘家を選択。攻撃力と回避が2%上昇した攻撃特化型のキャラクターを作成した。
女性キャラクターを作成したかったので、性別という項目を探したのだが志願書には見当たらなかった。どうやら志願書の下にある“不合格”でキャラクターを破棄して、希望の性別が出現するまで繰り返すしかないようだ。
また、衣装プレビューではさまざまなタイプの防具を装備したときのキャラクターを見ることが可能だ。
キャラクターを作成するとチュートリアルが開始され、操作方法をレクチャーしてくれる。操作は、キーボードのW/A/S/Dキーで移動し、照準をあわせて左クリックで攻撃といったシンプルなものになっている。本作では基本的に銃をひたすら撃ちまくることになるのだが、銃には装填できる弾の数が決まっており、弾がなくなるとRキーでリロードする必要がある。
また、弾数が無限のハンドガン以外の銃は、それぞれに所持できる弾の数が決まっているため、撃ちまくっていると弾切れを起こしてしまい攻撃ができないということも……。銃はショートカットに最大3つ登録できるので、ハンドガンを必ず一丁入れおくといいだろう。
チュートリアルを終了後、プレイヤーは最初の拠点となるファーロン駐屯地に行くことになる。序盤の流れは、頭上に緑色の「?」マークがついている人に話し掛けてクエストを受注し、そのクエストをクリアすることで経験値を得てレベルを上げていく。クエストの内容は、敵を一定数討伐するものや、特定の場所を調査してくるものなどさまざまだ。
ファーロン駐屯地でクエストを受けた筆者は早速、駐屯地の外に移動することに。クエストを報告するNPCがかなり先にいたのでマップを探索してみたのだが、本作のマップはかなり広大で歩くだけでも時間が掛かってしまった。
また、マップには銃を撃ってくる人型の敵や野生の動物などが徘徊しており、基本的にプレイヤーを見つけると攻撃をしてくる。序盤の敵は銃を撃ってこない敵が多いので徒歩でも安全だが、それ以降は移動速度が速い乗り物を使うといいだろう。
乗り物にはバイクや車などさまざまな種類があり、敵にダメージを与えられないものがほとんどだが、特定のクエストに登場する戦車などの特殊な車両なら敵に主砲を撃ってダメージを与えることが可能だ。
また、乗り物の移動は少し特殊で、Wキーが前に進む、Sキーが後ろに進む、Aキーが左旋回、Dキーが右旋回となっている。操作はしづらいが、目的地に移動するだけならオートナビゲーション機能を使えば自動で移動してくれる。
NPCからクエストを受注したら早速戦闘開始。敵はそれほど強くないので簡単に倒せるのだが、銃に装填している弾がなくなってしまうとリロードが発生し、一定時間攻撃ができなくなってしまうので、敵に近づかれて攻撃されてしまうということが多々あった。敵を倒し終えたときに装填された弾が中途半端な状態なら次の相手と戦う前にリロードしたほうがいい。
敵が武器をドロップしたので詳細を確認してみると、ハイパーレアと書かれている武器を発見。本作にはノーマル/レア/スーパーレア/ハイパーレア/レジェンドという順番で等級が存在し、グレードが高いほど性能が良くなっていく。
筆者は同じ銃のレジェンドをすでに持っていたので、プレイヤー同士でアイテムを売買できる競売で売ることにした。競売はショップで売るよりもはるかに高い値段で売れるときがあるので、いらないアイテムがあるなら迷わず出品したほうがいい。
4種類の兵科から自分にあったものを選ぼう
キャラクターは新兵からはじまるのだが、レベルが6になると兵科を選択できるようになった。兵科は近接攻撃が得意な強化歩兵、範囲攻撃が得意な重火器兵、無人兵器を設置できる支援兵、遠距離からの攻撃が得意な狙撃兵の中から選択が可能だ。
その兵科のみが使えるスキルを習得できるのだが、兵科を選択する最大のメリットはハンドガンやアサルトライフルといったスタンダードな武器のほかにも、固有兵装が装備できるようになることだ。強化歩兵はチェンソーと火炎放射器、重火器兵はヘビーマシンガンとロケットランチャー、支援兵はショットガン、狙撃兵はスナイパーライフルと各兵科によって固有兵装に違いがある。なお、兵科は変更ができないので慎重に選んだほうがいいだろう。
筆者は無人兵器という言葉に憧れて支援兵を選択。兵科名からして仲間を補助することに特化しているとわかっていたので、ソロでクエストを進めるのに苦労すると思ったが、固有兵装のショットガンの火力が高く敵を簡単に倒すことができた。
筆者が憧れていた無人兵器はスキルとして習得できるようで、もう少しレベルを上げる必要があるようだ……。
今回筆者が触れることができたのは、まだほんの一部でこのほかにも武器や防具が作れる製作や友達と対戦ができるPvPなどさまざまな要素が存在する。
性能や特徴などさまざまなタイプの銃器が登場しているので、ミリタリー系のゲームが好きな人は遊んでみてはいかがだろうか。
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