開催地は日本・東京に決定!強豪6クランも集結した「Alliance of Valiant Arms」の国際大会「AVA WORLD CHAMPIONSHIP」プレスカンファレンスレポート

2015年6月9日、ゲームオンは「Alliance of Valiant Arms(AVA)」の国際大会「AVA WORLD CHAMPIONSHIP(AWC)」開催に関するプレスカンファレンスを行った。

第一回大会の開催地は日本・東京!予選は12月18日からスタート!

「AVA WORLD CHAMPIONSHIP(AWC)」は、世界120ヶ国以上でサービスが行われているオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms(AVA)」を用いて行うもので、世界各国や地域にて決定された代表同士で頂点を競い合う爆破ミッションの世界大会。全世界からプレイヤーが集い、その賞金総額は約1000万円にものぼり、「AVA」の世界大会の中でも過去最大規模のスケールの大会となる。

今回のカンファレンスでは、まず「AVA」日本運営のプロデューサーを務める井上洋一郎氏が登壇。大会のルールや試合進行、代表クランを選出する方法についての説明を行った。

既に発表されている通り、本大会の日本代表となるのは、A-pointと呼ばれる一年間を通じた大会成績によって変動するランキングを勝ち抜いた上位2チーム。従来の国際大会の選出方法と異なり、一年間を通しての成績とすることで、本番の一発勝負ではなくなり、よりクランの実力が反映されやすい形式が特徴だ。

運営の井上プロデューサーによると、今回のポイント制での予選を提案したのは、なんと日本のゲームオン。これまで大会で結果を残したクランも大会が終了すると解散してしまったりメンバーが入れ替わるなど、せっかく強いチームができてもその実力を維持するのが難しいことが気がかりとなっており、よりレベルの高い大会を行うための施策として今回の形式を考案したのだという。この提案は、AVAというコンテンツを盛り上げていく意味でも他国の運営チームにも好意的に受け入れられたようで、一回の大会ではなく一年を通しての予選を行うことで、実力を反映させながら、チーム間のコミュニティ形成をより高めるという狙いがあるのだと語っていた。

井上洋一郎氏

そして「AWC」の出場国となるのは、日本・韓国・台湾・中国・北米&ヨーロッパの5地域。それぞれの代表クラン2チームに加え、ASIAN CUP2015を制した韓国のクラン「ClanHeat」、8月下旬に行われるAIC2015の優勝クランを含めた全12クランによる激戦が繰り広げられることとなる。

ポイント獲得の対象となる大会はRST2015、ODL2015、MST2015、LMT2015の4つで、
最大200までのポイントを獲得することが可能。現在1位を走るのはRequishだが、6位のRecycleとのポイント差は75と、まだまだ後の大会の結果によって順位が入れ替わる可能性もあり、どのクランが出場権を手にするのか読めない状況だ。

会場にはその現在のA-pointランキング上位6クラン(Requish・SunSister・F4E・Galactic・DeToNator・Recycle)の代表者6名(-req[2].nC選手・もるちゃんマネージャー・YURaaaaaaaマネージャー・てっこぉ選手・Ak~ayS選手・Sincrea.選手)が集結。

まず本大会に向けた熱い意気込みを語り、中でも現在ランキング1位を走るRequishは「ASIAN CUP2015では、4位という悔しい結果に終わってしまったので、リベンジを果たしたい」と、早くも世界大会での雪辱戦に闘志を燃やしている様子だった。

また集まった上位6クランには「意識しているライバルチームはあるか」という質問が行われ、6クラン中4クランが「DeToNator」か「Requish」と回答。現在ランキング1位の「Requish」は当然のことながら、国際大会も豊富なプレイヤーが揃い、日本クランとしては最高の大会実績を誇る「DeToNator」を意識したチームが特に多く見受けられた。

当の「DeToNator」と「Requish」もお互いをライバルとして指名した上で、「Requish」は大会で未だ勝ち星がない相手である中国の「N4.Hunter」、「DeToNator」は台湾の「ahq e-Sports Club」といった海外クランの名前をライバルとして挙げており、既に国内だけではなく代表となった後の戦いも視野に入れたプランが練られているようだ。

他にも、「楽しさを糧に強くなる」というスローガンを掲げた「F4E」、「ゲームではなく競技としてやっているので、やるからには世界一を目指したい」と語る「SunSister」、「ライバルは上位チーム全て」と力強く宣言する「Recycle」と、個性豊かな実力派クランが揃っており、一足先にAWCの出場権を獲得することができるAIC2015、その日本の代表チームが決定されるにRST2015に向け、激しい戦いが繰り広げられることになりそうだ。

Recycle・Sincrea.選手 DeToNator ・Ak~ayS選手
Galactic・てっこぉ選手 F4E・YURaaaaaaaマネージャー
SunSister・もるちゃんマネージャー Requish・-req[2].nC選手

そしてカンファレンスの最後には、第1回大会の開催地が東京の「STAR RISE TOWER」となることが発表された。12月17日に予選抽選会&レセプションパーティ、18・19日に予選の1・2日目、20日に決勝戦というスケジュールとなっており、予選を含めた全ての試合でインターネット配信が行われる予定だという。6月20・21日に開催されるRST2015オフライン決勝戦も含め、是非見逃さずチェックして欲しい。

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