ゲームオンが運営する「黒い砂漠」では、11月11日に大型アップデート「砂塵の彼方へ駆ける影」が実施される。ここで新たに追加されるクラス「くノ一」とエリア「バレンシア」を一足先に体験できたので、その特徴を紹介する。
「黒い砂漠」の次期大型アップデート「砂塵の彼方へ駆ける影」では、本作のストーリーに深く関わる砂漠地帯を含む「バレンシア」と忍術を駆使して戦う暗殺者「くノ一」が実装される。
11月11日のアップデートに先駆けて「砂塵の彼方へ駆ける影」を体験してきたので、ここでその内容を紹介しよう。
砂漠が広がる新エリア・バレンシアが実装
新エリア・バレンシアは広大な大陸で、これまで実装されたエリアと比べると約2倍の大きさになる。大陸の中心には、かつて資本と商業の国・カルフェオンと絶対王政の国・バレンシアの戦争の原因となった砂漠が広がっており、その東側には黄金都市「バレンシア首都」が存在する。
バレンシア首都の住人たちは直射日光を避けるためなのかターバンを巻いている人たち多く、建物はドーム状の屋根や独特なデザインが施された壁など、アラビア風の作りをしている。
またバレンシア首都の最奥には国王が住む宮殿があり、なかは豪華な装飾で埋め尽くされているので、一度訪れてみよう。
過酷な砂漠地帯を踏破しよう
バレンシアの中央にある砂漠では、ワールドマップを開いても自分の現在地が表示されない。ミニマップでは土地の名前は出てくるが、それ以外の情報は記載されない。ルート機能とオートランも使えないので、自分の力で広大な砂漠を渡り歩く必要がある。
砂漠に入ってしばらくすると、昼は熱中症、夜は低体温症に掛かってしまい、継続ダメージを受けてしまう。そのまま回復せずにいると死亡してしまうので、熱中症は川の水などを加工して作る「精製水」、低体温症は精製水とトウシキミで作成する「トウシキミ茶」で治療をしながら砂漠を進んでいこう。
熱中症と低体温症は一度治療しても、砂漠にいると何度も掛かってしまうので、精製水やトウシキミ茶を大量に持っていくといい。また砂漠には遺跡のような建造物やオアシスなどがあり、そことの貿易ルートが確保できればバレンシア首都とも貿易ができるため、苦労してでも砂漠地帯に挑んだ方が良いようだ。
ラクダやゾウなどの新たな乗り物が登場
本アップデートでは、砂漠にちなんだ乗り物として「ラクダ」が実装される。ラクダは、馬を皇室納品してもらえる印章を集めて厩舎に持って行くと入手できる。ラクダは草原などの道で走らせると遅いが、砂漠を走行すると速く移動できるのが特徴だ。砂漠を馬で移動すると足をとられてしまいスピードが落ちてしまうので、ラクダに乗って移動したほうが速く目的地に到着できる。
また今回、ギルドが共有で使用することができる「ギルド厩舎」が実装され、そこでゾウが飼育できる。ゾウはバレンシアに生息している子ゾウを縄で捕まえたあと、ギルド専用アイテムの「砂漠ピーナッツ」を食べさせて手懐ける必要がある。捕まえた子ゾウを育てるとやがてゾウになり、PvPの攻城戦に連れていくことができる。
暗殺術に長けた新クラス・くノ一が登場!
暗殺術に長けた女性キャラクターのくノ一は移動速度が早く、攻撃力が高いのが特徴だ。左クリックで剣を使った近接攻撃、右クリックで苦無や手裏剣を使った遠隔攻撃ができる。
苦無も手裏剣も遠距離の敵に攻撃できるという点は共通だが、スキルやモーションが異なる。手裏剣の場合には敵に継続ダメージを与える「手裏剣:猛毒」、苦無の場合には敵の攻撃と詠唱の速度を低下させる「苦無:麻痺」が習得可能だ。両方とも覚えて使い分けてもいいが、スキルポイント節約のために、どちらか1個に絞ったほうがいいだろう。
くノ一は極端に防御力が低いので、敵の正面に立たないように常に動き回りながら戦い、なるべくダメージを受けないように行動する必要がある。
連続で斬りつける「フォックストーネイル」、素早く切りつけ大ダメージを与える「一閃」などの強力なスキルを積極的に使いたいところだが、攻撃の最中や攻撃終了後に大きな隙ができてしまい敵から攻撃を受けやすい。敵の周辺に移動できる「忍術:身代わりの術」、敵の足首を斬ってダウン状態にする「足首スラッシュ」、前方の敵をスタン状態にする「忍術:束縛の罠」など、敵を翻弄するスキルが豊富なので、敵の隙を作ってから強力なスキルを発動しよう。
※開発中のためスキル名は変更になる可能性があります。
防御力が低いが近接特化の戦闘スタイルであるくノ一は、攻撃を受けにくい立ち回りが求められるので、操作の難易度は高めだ。最初のうちはどう動けばいいのかわからないかもしれないが、プレイをしていくうちにどんどん自分がうまくなったと実感できる職業だ。くノ一のレベルを上げて過酷なバレンシア大陸をぜひ冒険してみてほしい。
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