ネクソンは、本日11月7日に東京・ディファ有明にてMMORPG「アラド戦記」のオフラインイベント「天下一決定戦2015」を開催した。
11月7日に「アラド戦記」の日本で1番強いプレイヤーを決める大会「天下一決定戦2015」が開催された。本大会は1vs1で強さを競う「決闘」と、3つのダンジョンのクリアタイムを競う「ダンジョンタイムアタック」がトーナメント形式で行われる。決闘の優勝者には300万円、ダンジョンタイムアタックの優勝者には25万円が贈呈される。
白熱した試合を見るために多くの来場者が訪れた本イベントで、「アラド戦記」運営チームのGMガンジス氏、GMフォルテ氏より、2016年上期に実施されるアップデート内容が発表された。
システム改変で利便性がアップ
まずは来春の大型アップデートで実施されるシステム改変について。エピックスクエストを中心に構成されたダンジョン「シナリオダンジョン」が実装される。
ストーリーの進行具合にあわせてダンジョンの構成やボスが変化していき、APC(AI Player Character)が登場するようになる。そのほかにもダンジョン進行度が表示されるそうだ。
シナリオダンジョンの実装にあわせて、エピックスクエストでは登場しなかったストーリーを確認できる「ストーリーブック」が追加される。5つの章で構成されており、一般ダンジョンのボスから入手できるストーリーブックアイテムを使用すると解放する仕組みになっている。
ランダムで入手できなかったエピック装備だったが、新たに「エピックのかけら」が追加され、入手しやすくなる。エピックのかけらは地獄パーティでドロップし、エピック装備を入手するためには1000個集めなくてならない。
ギルドレベルが最大まで上がってしまうとギルド活動をする必要がなかった「ギルドシステム」が大幅に改変される。今回の改変によって継続的なギルド活動が行えるようになり、ギルドマークのサイズの変更、ギルド対抗戦などができるようになる。
レベル15からレベル49の覚醒前のキャラクター限定で、職業を変えることができる「自由転職変更システム」が追加される。自由転職変更システムは1回目は無料で、2回目以降はゴールドを支払う必要がある。また、それにあわせてキャラクターの生成画面や、転職選択画面などのUIも改善されている。
そのほかにも、コスモソウル以外のソウルがアカウントに帰属できるようになり、さらにソウル倉庫が追加。またチュートリアルクエストが改変され、初心者でもゲームシステムがわかりやすくなる。
男メイジと女鬼剣士の二次覚醒が発表
続いて、男メイジと女鬼剣士の二次覚醒が発表された。男メイジにエレメンタルボマーの二次覚醒として「オブリビオン」、氷結師の二次覚醒として「エターナル」が実装される。
オブリビオンの二次覚醒スキルはエレメンタルボマーのスキルキャンセルを利用した戦いかたをさらに特化させたものになり、エターナルの二次覚醒スキルは氷結師に欠けていた部分を補えるものになるそうだ。
また男メイジのエターナルボマーは使い勝手の悪かったスキルを改善し、さらに全体的なスキルポイント不足を解消するために、一部のポイントが調整される。氷結師はスキルディレイと操作感の問題が改善、さらにスキルの的中時にキャンセル連携ができる機能が追加される。
女鬼剣士では、ソードマスターの二次覚醒として「マジェスティ」、ダークテンプラーの二次覚醒として「ネメシス」、デーモンスレイヤーの二次覚醒として「ディーサイド」、バガボンドの二次覚醒として「剣帝」が実装される。
マジェスティはスキル「魔剣発現」をさらに特化させて一撃が強いタイプ、ネメシスは吸収した霊魂でより強い攻撃ができるタイプ、ディーサイドは蛇腹剣と魔人という個性を伸ばしたタイプ、剣帝は二刀流をさらに特化させたタイプになるそうだ。
また女鬼剣士は、ソードマスターはスキルの全体的な改善と覚醒パッシブスキル「斬撃魂」の改善、ダークテンプラーはスキル攻撃力の改善、デモンズレイヤーはスキルバランスの調整、バカボンドはスキル効果や連携の改善が行われ、より使いやすくなる。
最後に今回実施される天下一決定戦2015の上位入賞者に、世界大会「F1決闘天王大会」の出場権が与えられることが発表された。
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