「モンスターハンター フロンティアG」新モンスター「餓え喰らうイビルジョー」の情報も公開された「公認ネットカフェ全国ツアー 埼玉」をレポート

カプコンは、「モンスターハンター フロンティアG」の大型アップデート「G9」が体験できる「MHF-G 公認ネットカフェ全国ツアー 埼玉」を、11月15日に埼玉・アプレシオ北浦和西口駅前店で開催した。

11月18日に実装を予定している大型アップデート「G9」を一足先に体験できる「MHF-G 公認ネットカフェ全国ツアー 宮城/埼玉」の埼玉会場では、新モンスター「照雷鳥 トリドクレス」「ラヴィエンテ猛狂期」の討伐を体験することができた。

新モンスターたちをいち早く討伐するために多くの来場者が訪れた本イベントの模様と、「MHF-G」プロデューサーの宮下輝樹氏と運営プロデューサーの関野亮央氏によって公開された「G9」の最新情報をお届けする。

宮下輝樹氏 関野亮央氏

トリドクレスとラヴィエンテ猛狂期を体験

今回のイベントでは、雷を纏った新鳥竜種のトリドクレスと超大型モンスターのラヴィエンテ猛狂期の討伐クエストがプレイできた。トリドクレスのクエストは体力が半分になるとマストオーダーが表示され、クエストの進度がわかりやすいようになっていた。

トリドクレス討伐クエストで使用した装備は、新スキル「纏雷」が使える「トリドシリーズ」だ。モンスターへの攻撃やモンスターの攻撃を回避することで、ゲージを最大まで溜めて雷を纏い、一時的に攻撃力や移動速度を上げることが可能だ。

メンバーを入れ替えて5回行われ、3回目には宮下氏と関野氏も参加。低周波治療器を両手につけて悲鳴を上げながらトリドクレスを討伐していた。

2つ目のラヴィエンテ猛狂期討伐クエストでは、「G9」パッケージに同封されている「アミスタシリーズ」でプレイすることに。絶島の地下にある新マップ「絶島地底」でラヴィエンテ猛狂期を討伐することになる。

ラヴィエンテ猛狂期討伐クエストは全5フェーズあり、リレー形式で体験していく形となっていた。ラヴィエンテ猛狂期は、それぞれのフェーズで戦いかたが大きく変化していき、そのなかには水しぶきを上げてプレイヤーたちを吹き飛ばし、そのまま丸呑みにして即死する攻撃もあった。「回避できない攻撃はないので、モンスターの技を見極めるのが大事です」と関野氏は語っていた。

超大型モンスターの討伐ということもあり、プレイヤーたちは悪戦苦闘している様子だったが、全体でフェーズ3の途中まで到達していた。

フェーズの進行度によってマップの色味が徐々に変化していく。

プレゼンテーションコーナーで最新アップデートの情報が公開

新フィールド絶島地底でラヴィエンテ猛狂期と勝負

体験会終了後、宮下氏と関野氏によって、今回の大型アップデート「G9」のプレゼンテーションが行われた。まず今回の体験会で討伐したラヴィエンテ猛狂期が紹介された。ラヴィエンテ猛狂期は、GR1から参加することができ、新マップの絶島地底で戦うことになる。

ラヴィエンテ猛狂期のコンセプトは、新鮮さやテンポのいい狩りを提供するための「新フィールド」、狩猟で仲間を支援する「支援クエスト」などがあげられていた。また今回から背中に乗って弱点部位を攻撃するので、フィールド全体が見渡せるようになっているそうだ。

それにあわせて大討伐「ラヴィエンテ(HR17~)」「ラヴィエンテ狂暴期」の2つがリファイン。4人参加すれば開始できるようになり、さらに少人数でも討伐がしやすいようにラヴィエンテの体力が調整される。

狩人珠のリファインとして9段階目が実装。G級大討伐でヒートアップゲージの蓄積量が上昇する「精鋭の練気」、支援クエストで使用できるバリスタの攻撃力が上昇する「補翼の矛」など、G級討伐に有効な8個のスキルが追加される。

8個のスキルのなかには複合スキルも存在するため、第8段階までに習得できるスキルのコストも一部調整しているそうだ。

雷を身にまとった鳥竜種トリドクレス

今回実装される新モンスターとしてトリドクレスが紹介された。HR100から剛種とG級ランク★7で受注でき、峡谷や高地などで戦うことになる。トリドクレスのコンセプトは“疾風迅雷+チャージ”となっており、帯電時と通常時で行動・速度が変化する。

新たなスキルが4つ追加

続いて新スキルの情報が公開された。まずは今回の体験会でも使用できた「纏雷」だ。スキルの必要ポイントは10となっており、ゲージを最大まで溜めることで「状態異常無効」「移動速度+2」「武器捌き」「回避距離UP」が発動し、さらに抜刀時の移動速度と攻撃部位へのダメージが常に上昇する。

この効果によってモンスターの肉質に関係ない「痛撃」の効果があり、さらに「弱点特効」と「不退ノ構」と効果が重複する。

新スキル「閃転」は、会心率が101%以上のときに、100%を超えた会心率に応じて攻撃力が上昇する。「閃転」が追加されることで、ガンランスの【天ノ型】とヒートブレイド使用時の会心率の仕様が変更。現在は会心率が+200%になっているが、会心率が100%以上の場合には変化しなくなる。

ただ、大剣の「フィーチャーウエポン」の抜刀攻撃の会心率+100%になる効果はそのまま残るとのことだ。

新スキル「巧撃」は、モンスターの攻撃を回避をすることで一定時間攻撃力が上昇する。武器種ごとに攻撃力上昇の効果時間が異なり、大剣、ハンマーなどの動作が遅い武器は長め、片手剣、双剣などは短めになっている。なお穿龍棍に関してのみ攻撃の型によって、効果時間が異なるそうだ。

「不退ノ構」は武器倍率が+100され、会心率+100%、肉質に関係なく痛撃と属撃が発動する火力特化のスキル。そのほかにも火事場力+2、切れ味レベル+1などが発動するのだが、魂の再燃や絶対防御体勢などの効果は発生しなくなるそうだ。

第4の遷悠種「氷牙竜 ベリオロス」を12月中旬に実装

新たな遷悠種「氷牙竜 ベリオロス」の情報が公開された。竜巻を呼ぶ攻撃や突撃攻撃など新アクションが追加され、「良い意味で期待を裏切るベリオロスができた」と宮下氏はコメントしていた。なおベリオロスは12月中旬に実装される予定だ。

一問一答コーナーを実施!最新のキャンペーン情報も

「G9」の一問一答のコーナーでは、「ラヴィエンテ体験会in秋葉原」の模様やラヴィエンテ猛狂期の仕様などについての疑問点を宮下氏と関野氏が回答していった。

そのほかにも、ネットカフェ特典として新防具のカイラシリーズの実装や、ダーツコラボなどが行われる。

また累計500万ハンター突破記念イベント&キャンペーンとして、ギルドマスターのねんどろいどが発売される。11月25日に公開する特設サイトで詳細を発表するとのことだ。

新モンスター「餓え喰らうイビルジョー」が公開

ここで、埼玉会場限定で黒いオーラのようなものを纏ったモンスター「餓え喰らうイビルジョー」の動画が公開された。画像については会場限定となっているため掲載できないが、このモンスターはベリオロスよりも少しあとに実装される予定だ。

また「餓え喰らうイビルジョー」が登場するイベントの報酬として、高性能防具「ランセシリーズ」が入手できるそうだ。

最後にラフ画のみだったが別種のイビルジョーの情報も公開された。光を纏ったイビルジョーとなっており、開発陣の間では「とにかく明るいイビルジョー」という愛称で呼ばれているそうだ。宮下氏曰くかなり強力なモンスターになっているそうなので、期待して待っていよう。

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