「ドラゴンネストR」最上位ダンジョン「ヘイズアイスドラゴンネスト」が登場！3月23日のアップデート内容を運営チームに聞いた

NHN ハンゲームがサービスを行っている「ドラゴンネストR」。3月23日に実装される最上位ダンジョン「ヘイズアイスドラゴンネスト」などについて、日本運営チームのYAMAMOTO氏に聞いた。

YAMAMOTO氏

「ドラゴンネストR」では、3月23日に「ヘイズアイスドラゴンネスト」の実装やスキルバランスの大幅な変更などのアップデートが行われる。また、初夏には待望の覚醒システムが実装され、各クラスに新たなアクティブスキルが追加される予定だ。

今回は、アップデートの内容を日本サービスプロジェクトリーダー・YAMAMOTO氏に聞いたので紹介する。

最上位ダンジョン「ヘイズアイスドラゴンネスト」が登場！

「ドラゴンネストR」にタイトルを変えてから、はじめての最上位ダンジョン「ヘブンアイスドラゴンネスト」がセントヘイブンの時空の庭園に追加される。レベル90のプレイヤーが5人から8人でパーティを組んで挑戦するダンジョンになっており、【旅人】フリーからクエスト「凍てつく砂漠」を受注し、入場券アイテム「極寒の種子」があると入れる。

ダンジョンは3つのエリアで構成され、鉄の拘束具をつけた野獣「ミュタ コディアック」、屈強な体を持つ戦士「ヘルベント ブラーファ」、白銀の鱗に覆われたドラゴン「ヘイズアイスドラゴン ギイ」の3体のボスが登場する。

最終エリアにいる「ヘイズアイスドラゴン ギイ」を討伐し、ダンジョンをクリアすることで、「ヘイズアイスドラゴン」シリーズの装備や竜珠を強化するのに使う「特級レビス」などのアイテムが報酬としてもらえる。

ヘイズアイスドラゴン装備

今まで実装されてきたネストダンジョンは、アルテイア大陸に存在したケイオスドラゴンのオーブが割れたことで生まれたさまざまな色の名前がついたドラゴンたちを討伐していたが、今回の「ヘイズアイスドラゴン ギイ」は最近実装された世界「ミストランド」のドラゴンだ。「ヘイズアイスドラゴン ギイ」は「ミストランド」の“ミスト（霧）”から連想できる“ヘイズ（薄霧）”という名前を持ったドラゴンになっているとYAMAMOTO氏は語っていた。今後実装されるであろう「ミストランド」のドラゴンには、“ヘイズ”という名前がつくのだという。

「ヘイズアイスドラゴンネスト」はメインストーリーとの関わりも深いようだ。

「ドラゴンネストR」になり、バフやスキルなどに調整が行われたことで、今回のダンジョンについてはほかのネストダンジョンとは大きな違いがあるという。

まずは、さまざまな強化バフがかかり、ダンジョン攻略が簡単になってしまったことを受け、強制的にバフを解除する強化効果解除、召喚体解除が適用されていたが、本ダンジョンではそれらの仕組みを最小化している。

また、回復スキル制限が緩和されたことで、回復不可のデバフを付与するモンスターもいなくなっているという。そのほかにも、最後までクリアできないプレイヤーのモチベーションを保つために、「中間報酬システムの追加」なども行われるそうだ。

中間報酬は各エリアをクリアすると、1週間に2回だけもらうことができる。中間報酬を入手して自身を強化し、その上で「ヘイズアイスドラゴン ギイ」に挑むことが可能だ。なお、中間報酬の週間支給回数は、コミュニティでネスト名にカーソルをあわせることで見ることができる。

第1エリア「ミュタ コディアック」

鉄の拘束具をつけた巨大な野獣「ミュタ コディアック」は、マップにいるメンバー全員を毒状態にしてくるので、マップに配置されている浄化装置で解除していく。毒の解除はボスを倒すまで繰り返し行うことになるので、浄化装置の場所を覚えておこう。

また、戦闘中は定期的にグリズ レンジャーという敵が出現する。ミュタ コディアックはオーラを纏って一定時間無敵になるときがあるので、そのタイミングでまとめて倒してしまうといいだろう。

第2エリア「ヘルベント ブラーファ」

長い眠りから覚めた戦士「ヘルベント ブラーファ」は、小柄な体とは裏腹にパワータイプのボスになっており、強力な攻撃を次々に繰り出してくる。そのため回避行動が重要になってくるのだが、戦闘中に感電状態にされてしまうことがあるので、ヒーラーはすぐに解除しよう。また、YAMAMOTO氏は「このボスはHPが半分になってからが本番です」と語っていたので、後半になるにつれて難易度が上がる可能性が高い。

第3エリア「ヘイズアイスドラゴン ギイ」

「ヘイズアイスドラゴン ギイ」は、今までのネストダンジョンに登場したドラゴンたちよりも小柄でマップを動き回るのが特徴だ。さまざまな動きでプレイヤーを翻弄しながら襲いかかってくるので、マップ全体を見渡せるようにしておこう。

ドラゴン強化クエストのアイテムが変更

本ダンジョンの実装にあわせて、セントヘイブンにいるプレイヤーのステータスが強化される「ドラゴン強化クエスト」のアイテムが変更になる。従来の「レッドドラゴンの鱗片」から、「ヘイズアイスドラゴン ギイ」の討伐に成功したときに入手できる「ヘイズアイスドラゴンの鱗片」となり、これを使うことでドラゴン強化効果が付与される。

スキルの消費MPが半分に！

各クラスのスキルバランスの調整が実施される。全クラスのスキル使用時のMPの消費量が半分に変更され、さらにヒーラー系クラスの「レリックオブヒールEX」「ヒールシャワーEX」「チャクラオブヒール（EX）」などのスキルのMP回復量が約2倍に増えているので、MPを潤沢に使えることだろう。また、スキルの攻撃力の上昇、クールタイムの短縮など、全体的に強化されている。

アカデミック系

ウォーリアー系

ソーサレス系

アーチャー系

クレリック系

カーリー系

竜珠が最大値で+15まで強化可能に

本ダンジョンで入手できる「特級レビス」の実装にあわせて、レベル90の竜珠を最大+15まで強化できるようになる。+15にするためには、特上級ダイヤモンド5個、覚醒の竜珠4個、上級レビス18個、特級レビス15個が必要になる。

生産可能アイテムにヘイズアイスドラゴン装備と上級生命の清水が追加

本ダンジョンのボスを討伐したときの報酬として入手できる「ヘイズアイスドラゴンのウロコ」「ヘイズアイスドラゴンの逆鱗」などを使用して、ユニーク等級の「ヘイズアイスドラゴン」装備が製作可能になった。また、今回から「生命の清水」3個、「八角玉」3個、15ゴールドで「上級生命の清水」が製作できる。

女神の祈り商店でヘイズアイスドラゴンネストの入場券を手に入れよう

闇の女神官に話し掛けることで利用できる「女神の祈り商店」に、「ヘイズアイスドラゴンネスト」の入場券になる「極寒の種子」が販売される。また、新たな装備アイテムとして、レベル90から装備できるプロフェメインウェポン、プロフェサブウェポンが交換できるようになる。

装備強化と竜珠強化のUIが変更

装備強化と竜珠強化のUIが改善される。アイテム強化や竜珠強化のUIにガイドメッセージの表示、強化と生産に必要な材料アイテム数の表示方法の変更、インベントリに入っているアイテムの合計数の表示の変更などが行われる。このほかにも「レッド・ドラゴンネスト」に挑戦するのに、入場券が必要なくなる。

覚醒システムが初夏に実装！

既存のクラスに新しいプレイスタイルを付与する「覚醒」システムが初夏に実装予定だ。覚醒システムはそれぞれの2次転職クラスの特徴をさらに特化したもので、それにあわせて新アクティブスキルが解放される。

一遍にすべてのクラスに覚醒システムが適用されるわけではなく、最初はウォーリア、ソーサレス、アーチャーに実装されるそうだ。ほかのクラスとの差が生まれそうだが、差がでる部分は可能な限りほかのスキルで補完できるようにするとのこと。

ウォーリア、ソーサレス、アーチャー以降は、アップデートされた順番で定期的に増やしていく予定だという。

今回は、開発段階のアクティブスキルの動画をいち早く紹介。この動画は開発中のものなので今後変わる可能性もあるが、ひとまずはその特徴を感じ取ってもらえればと思う。

ウォーリアクラス：グラディエーター

グラディエーターは移動してから剣で攻撃する動きに特化する。スキル使用中に任意の方向に移動して敵を斬りつけたり、高速で敵を4回斬りつけたりできるアクティブスキルが増える。

ウォーリアクラス：デストロイヤー

デストロイヤーは鈍器に特化し、強力な通常攻撃を5回行ったり、前方の敵に突進して殲滅したりできる。

ソーサレスクラス：マジェスティー

重力に特化するマジェスティーは、重力スキルを使ったあとに重力球が残り、それを爆発させることでダメージを与えられる。また、自身が重力球になって戦うことも可能だ。

ソーサレスクラス：エレストラ

エレストラは、氷の攻撃に特化しており、巨大な氷結エリアを生成し鈍足や凍結状態にすることができる。また、氷の竜巻を持続的に召喚することが可能だ。

アーチャークラス：アーティラリー

砲撃に特化したアーティラリーは、敵を引き寄せる魔法の矢を設置し、さらにそこから着弾地点を指定して大規模な砲撃を発生することができる。

2016年2月まで発生していたプレイ障害について言及

最後にYAMAMOTO氏は、「ドラゴンネストR」になってから2016年2月までの間に発生していた、パーティでダンジョンに行くと強制的にクライアントが落ちてしまうサーバートラブルについて言及した。その原因については、開発陣にデータなどを渡して調査していたものの、わからない状態がしばらく続いたという。

この現象が起こっていたのは最初は日本だけだったが、徐々にほかの国でも起き始めたのだとか。日本同様に特定のアップデートをしたときから発生したもので、少しずつだがサーバートラブルの原因がわかり、2月に修正を行ったところ強制的に落ちてしまうことはなくなったという。

YAMAMOTO氏は、「ご迷惑をお掛けしましたが、原因がやっと判明して修正を行いました。長く続いたサーバートラブルだったので、1ヶ月は様子を見させていただき、『ヘイズアイスドラゴンネスト』は安心して楽しんでいただけるようにします」とコメントした。

また、「ヘイズアイスドラゴンネスト」の実装時には、最速でダンジョン攻略を目指す「DN-1グランプリ」の開催も予定されているので、楽しみに待っていよう。

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