ゲームオンは、「Alliance of Valiant Arms(以下、AVA)」において、3月23日に新モード「BATTLE TANK」を実装する。実装前に本モードを体験できたので、その内容をお届けする。
3月23日に実装を予定している「BATTLE TANK」は、2つのチームに分かれて最大12対12の24人が戦車に乗って戦う新モードだ。1試合3ラウンド先取となっており、敵陣営の戦車をすべて倒すと勝利となる。みんなでパーティー感覚で遊べる本モードを実装前に体験してきた。
3種類の戦車から好みのものを選択しよう
本モードの基本的なシステムを「AVA」日本運営プロデューサー・井上洋一郎氏が説明してくれた。まずは、試合がはじまる前に特徴の違う3種類から戦車を選択する。戦車は、機動性は高いが防御力が低い軽戦車「SK105」、中間のバランスを誇る中戦車「T90」、砲撃のダメージは高いが機動性が低い重戦車「Leopard2A6」が存在する。
戦車に搭乗したときの操作方法は、Wキーが前進、Sキーが後退、Aキーが左旋回、Dキーが右旋回と、普段とはキーの割り当てが若干違うので注意しよう。
また3種類の戦車には、それぞれにスキルが設定されている。例えば「SK105」なら、高速で走行できる“急加速”、照準を一定時間だけ安定させる“照準安定化”など、特性をさらに伸ばせるものになっている。スキルはそれぞれにゲージが存在し、それが溜まらないと発動できないので、使いどころを見極めよう。
各戦車が使用できるスキル
SK105:急加速、照準安定化
T90:急加速、煙幕弾
Leopard2A6:装甲強化、煙幕弾
また、戦車には通常弾とAP弾の2種類が存在する。AP弾は相手の戦車を貫通させる性能を持つ徹甲弾となっており、通常弾よりも弾速が速く、近接でAP弾を使用すると大ダメージを与えることが可能だ。各戦車ごとにAP弾獲得クールタイムが設定されており、何発も連続して撃てないので、確実に当てよう。
軽戦車「SK105」で相手の背後を取る
さっそく本モードを、軽戦車「SK105」を使ってプレイしてみた。戦車に搭乗して急に操作方法が変わるせいか思ったように動けず、いきなり壁に突っ込んでしまうという結果に。また、各戦車ごとにマウスを動かしてから砲塔が動くのに若干タイムラグが発生し、瞬時に見ることができないので、次にどんな動きをすればいいのか考えておく必要があるようだ。
操作方法にやっと慣れたところで敵を発見。攻撃しようと左クリックすると、照準の回りにある緑色の円が中央に向かって収束しだした。この円が中央に収束すればするほど、目標に向かってまっすぐ飛んで行く。ただ、移動または砲塔を動かした場合に大きく広がるので、一時停止してから撃つのがこのモードの基本のようだ。
敵の戦車に弾が命中すると「砲塔左側 防御度20%」という表示が。これは敵戦車のどのパーツに当たったのかと、そのパーツの防御力を指している。パーツの防御力は正面になるほど高くなるので、攻撃するときには後方または側面のパーツを狙うのがいいだろう。ちなみに本モードは、相手との距離が遠くなるほどダメージ値が小さくなってしまうので、遮蔽物に隠れながら敵に近づき背後から攻撃するのが最もダメージを与えやすい。
戦車が破壊されて歩兵になってしまった場合には、ロケットランチャーで応戦することになる。ロケットランチャーは、護衛モードで使われる一発撃つとリロードが必要になるタイプで、戦車へのダメージは少ないが、操縦士にダメージを与えられる。操縦士を倒せば、人がいない戦車を鹵獲して自チームのものにできるので、積極的に狙っていこう。
歩兵の状態で死んでしまうと戦車の近くでリスポーンするか、戦車の副操縦席にリスポーンすることになる。本モードは戦車を倒した数しか戦績に反映されないので、歩兵になった場合にはどんどん敵に突撃しよう。戦車を守る側の場合には歩兵は主砲が当たりづらいので、F2キーで副操縦席に移動し、機関銃を使って守るといいだろう。
今回筆者がプレイした「SK105」は、相手に与えるダメージは小さいが裏取りをしやすく、敵が近づいてくる前に素早く動くことができるという利点を持っている。また、スキルの照準安定化を使用することで、連続で通常弾を撃つことができるので、敵の周囲を回りながら砲撃し、一方的にダメージを与えるといった戦略もとれる。
また戦車と戦車がぶつかると、まれに戦車がひっくり返ることがある。そうすると操縦士は強制的に降ろされてしまうので、鹵獲するチャンスだ。ひっくり返った戦車はEキーでもとの状態に戻すことが可能だ。戦車に人が乗っていない状態で一定時間経過すると、所有者が所属している軍のスタート地点に戻されてしまうので、なるべく早めに確保しておこう。
「BATTLE TANK」はクランメンバーたちとワイワイ楽しめるモードになっているので、爆破モードや護衛モードで真剣勝負をしたあとの息抜きにプレイしてみよう。また「AVA」に触れたことがない戦車が好きな人にも楽しめるモードになっているので、ぜひ体験してほしい。
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