セガの新作「蒼空のリベラシオン」はジョブのロールプレイが熱い!育成要素やストーリークエストも充実したゲームの魅力を紹介

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セガゲームスが配信したばかりのiOS/Android向けアプリ「蒼空のリベラシオン」。コンボを重ねる爽快なゲームプレイが魅力の本作をレビュー!

「蒼空のリベラシオン(ソクリベ)」は、「チェインクロニクル」「オルタンシアサーガ」など、数々のスマートフォン向けの本格RPGタイトルを世に送り出す、セガゲームスが新たにリリースした協力アクションRPG。ソロプレイにおけるストーリークエストはもちろん、最大4人で協力するネットワークマルチでは、プレイヤースキルを活かしつつ、職業ごとの特徴を活かしたロールプレイを楽しむことができる。

ここでは、5月19日より配信を開始した本作の魅力をいくつかの要素に分けて紹介。すでに遊ぼうと考えている人はもちろんのこと、以下のいずれかにでも興味を持った人は、ぜひ一度ゲームをプレイしてみてほしい。

爽快感のあるアクションはプレイヤースキルの試しどころ!

本作は、スマートフォン向けの本格コンボアクションゲームとして、コンシューマライクなキャラクターアクションRPGを目指して制作されている。とはいえ、昨今に多く見られる3Dモデルをグリグリと動かすようなタイプではなく、2Dでデフォルメされたキャラクターをバーチャルパッドで左右に移動させる横スクロールアクションになっている。バーチャルパッドは画面上のどの部分に触れても表示されるため、自身の端末の大きさなども鑑みつつ、適した位置を模索してみるといいだろう。

その上でポイントとなるのが、画面右側にある「攻撃」、ならびに「必殺」のボタンをうまく使い分けて戦う本作独自の操作システム「スキルセレクター」だ。この2種類のボタンを順番に入力することで攻撃を行うのだが、例えば画面の攻撃を一度押すと左側の必殺部分には1と表示されたボタンがスライド、二度押すとさらに左から2と表示されたボタンがスライドするといった具合に、親指ひとつで連続攻撃を繰り出すことができる。このシンプルな操作感が攻撃のテンポを生み出し、コンボを繋げる楽しさを感じさせてくれる。

クエストは複数のWave(ステージ)で構成されており、その道中で登場する通常の敵は、攻撃を当てるとそのまま体が宙に浮かんでしまうため簡単にコンボを繋げることが可能だが、クエストの最後にはどんな攻撃にも怯まないボスが登場する。このボスを撃破するためには、赤色の体力ゲージの下に表示された、白色のブレイクゲージを0にしてブレイク状態にしていくことが必要となってくる。

ブレイク状態になったボスは空中に持ち上げられ、そこから再び地面に落ちるまでの間、ダメージを与えることが可能となる。この際、コンボボーナスでダメージ値が増えていくため、いかにコンボを繋げるかがボス撃破の鍵となる。このように単純なユニットの強さだけでは測れない、プレイヤースキルが求められるのが本作ならではの醍醐味だ。

また、ブレイク時に積極的に使っていきたいのが、キャラクターごとに用意されている奥義だ。奥義は画面右端の中段に位置するボタンのゲージがMAXまで溜まると発動可能。また、NPCもそれぞれ奥義を発動することができる(発動可能な状態で画面左上のキャラクターをスワイプ)ので、ボスのHPを一気に削り取りたいときは連続攻撃でコンボ数とともにダメージを与えよう。

ジョブごとのロールプレイもまずはコンボを繋げることから!

本作では最大4人のプレイヤーで楽しめるマルチ専用クエストが用意されており、その場で重要になっていくのがジョブに応じた役割分担だ。MMORPGを遊んでいるプレイヤーにとって、いわゆるタンク、ヒーラーといったロールプレイは馴染みがあるとは思うが、本作ではその要素をスマートフォンでも楽しめるような工夫が盛り込まれている。

本作で用意されている職業は5種類。豊富なスキルでコンボをつなぐ軽戦士、強力な一撃で広範囲をなぎ払う重戦士、鉄壁の守備で仲間を守る装甲士、遠距離から強烈な一撃を放つ遊撃士、魔術による攻撃と回復で味方をサポートする術士と、明確に役割分担が分かれる。

本作ではコンボをつなげるため、全職業が攻撃に参加することになる。例えば術士の場合、回復役としての役割を求められるのは当然のことながら、味方のステータスをアップしたり、攻撃魔法でダメージを与えたりと多彩なスキルが用意されている。

もちろんジョブごとに攻撃の特性はあり、さらに攻撃ボタンの上にある特殊ボタンも、軽戦士であれば敵の「打ち上げ」、重戦士であれば敵を吸い込む「トルネード」といった具合に、職業ならではのものになっているので、自身のプレイスタイルに合ったジョブを選んでいくといいだろう。

このように、先述のスキルセレクターの組み合わせと相まって、職業を問わずスピーディーな行動選択が求められ、常に緊張感を持って楽しめる本作。どの役割であれ戦闘に参加し、コンボを繋げてボスを撃破していく一連の流れはプレイした時に初めてその魅力を感じとれるはずだ。

ジョブクラフトやスキルアップグレードでより自分好みにカスタマイズ

キャラクターを成長させる際の自由度の高さも本作の魅力。その要素を引き出しているのが、「ジョブクラフト」「スキルアップグレード」の2つだ。

ジョブクラフトは、JP(ジョブポイント)を使い、スタミナの最大値UPや各ジョブを強化していくシステム。JPはクエストをクリアする毎に、パーティに編成された各ジョブに割り当てられる。その際、プレイヤーが操作するリーダーユニットのジョブにより多くJPが振られる点には注意しておこう。

ジョブクラフトはチャートで表示されており、JPを消費して「ギフト」と呼ばれる効果を開放していく。当初はジョブごとにラインが分かれており、必要なJPもそのジョブのみとなるが、ラインがつながっていくことで使用できるJPの種類が増え、その効果も大きくなっていく。

特定のジョブでパーティ編成をしてひとつのジョブを集中的に強化していくもよし、まんべんなくパーティに入れて平均的に強化するもよし、プレイヤーの遊び方に応じて強化の方向性も変わってくる。同時に、クエストで消費するスタミナが増えるギフトも用意されているので、ゲームの進行にも影響してきそうだ。

そして「スキルアップグレード」は、「攻撃」「必殺」「特殊」「奥義」の4種類からなる所持スキルのうち、「攻撃」と「必殺」を強化できる。スキルのアップグレードはユニットが一定のレベルに達成すること、そしてアイテム“マギア”を必要数集めることが条件となる。

各クエストや曜日ダンジョンなどでユニットのレベルを上げつつ、マギアを獲得していくのがスキル強化の大まかな流れ。マギアには属性やレアリティなどがあり、スキル強化に必要なマギアは多岐にわたってくるので、まずは自身のユニットに必要なマギアを確認しておきたい。

このほかにも、“妖精の涙”と呼ばれるアイテムを使ってユニットの最大レベルを上げる「限界突破」や、レベルに応じて解放される「アビリティ」、そしてユニットに装備させるアイテム「アーティファクト」など、ユニットの能力を向上させる要素は多彩。じっくりとお気に入りのユニットを育てていこう。

個性的なNPCが活躍するストーリーは充実のボリューム

最後に、ソロプレイで楽しめるストーリークエストについても紹介しておこう。帝国によって侵略された王都を奪還すべく、ロランをはじめとする革命軍の戦いを描いていくが、キャラクターはNPCも含めてどれも個性的で、キャラクターボイスも白井悠介さん、釘宮理恵さんをはじとした声優陣が彩る。

また、バトル中と同様、画面上のキャラクターたちが滑らかに動くだけでなく、バストアップのキャラクターが表情豊かに表現されている点もポイント。リリース時点では1章のみの公開いうことだが、クエストをクリアして新たな地域へと進んでいくその道程も楽しめることだろう。

もちろん、チャットやエモーションの充実により、ネットワークゲームの醍醐味である、ユーザー間の協力プレイと、目標をクリアしたときの達成感を味わえる点も改めて触れておきたい。ストーリークエストで腕を磨きつつ、マルチでフレンドたちと一緒に強敵へと挑んでみてはいかがだろうか。

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