「ファイナルファンタジー　エオルゼアカフェ」レベル6の新メニュー開放！レベル7～9の開放コンテンツなど新情報も

スクウェア・エニックスは本日5月29日、パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント8Fパーティスペースにて、「ファイナルファンタジーXIV」のコンセプトカフェ「エオルゼアカフェ」のレベル6新メニューの試食会および発表会を開催した。

東京の秋葉原の駅近くの、パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント内「ファイナルファンタジーXIV」（以下「FF14」）のコンセプトカフェ「エオルゼアカフェ」では来店者数に応じてレベルアップが行われるが、このたび来場者5万人突破を達成。それに伴い、「レベル6　新メニュー」が開放されることとなった。

「新メニューアイディア募集コンテスト 2016」授賞式開催！

この日はスクウェア・エニックスの室内俊夫氏がステージに登壇し、公式フォーラムで行われていた「新メニューアイディア募集コンテスト 2016」で優秀賞に選ばれた作品と、その受賞者への授賞式も行われた。室内氏によれば、応募総数は300件を超え、中には実際に作ってみたというような作品も多数あったそう。力作ばかりだったが、「お店で再現できるのか」といった問題もあり、選考はなかなかに厳しかったようだ。

最終的には本日受賞することになった17作品にまで絞ったが、なんとその17作品の受賞者全員が今日この授賞式にそろったというのが驚きだ。もちろん「東京都以外の応募しているわけじゃない人もたくさんいましたし、そんなことは考慮にいれないで選んでいます」と室内氏。受賞者には一人ずつ、室内氏から景品などが手渡された。

受賞作は、全17作品（フード7品、デザート3品、ドリンク7品）。やはり料理が題材のコンテストのせいか、その受賞者の8～9割が女性だった。

また、17作品の中から一つだけ選ばれた最優秀賞は、HNアリスさんの「コロコロポックルケーキ～植物園風～」だった。アリスさんには、特製パネル3種より本人が選んだひとつが贈られた。

受賞作品を試食してきた！

授賞式のあとは、受賞作品全17作品全ての試食会。受賞者と共に筆者も試食することができた。ドリンクだけは行列がすごく、全てを制覇することはできなかったが、フードやデザートは全て試食することができたので、ひとつひとつ紹介していこう。

最優秀賞「コロコロポックルケーキ」　投稿者：アリスさん

見た目からしてとても可愛らしいが、頭の葉っぱ部分も完全に再現されている。実際には本体の大半はババロアとなっており、食後でも食べやすい一品。

「フォルタン・ショコラ」　投稿者：あばちょさん

チョコレート好きにはたまらない、フォンダンショコラ。中身はとろーり。ほろ苦さがバニラアイスと合うので、乗せて食べるのがおススメ。

「ファットキャットのふわふわロールケーキ」　投稿者：ぴのさん

ファットキャットの耳も忠実に再現。まさに「ふわふわ」で、スポンジケーキがとてもやわらかい。そして中のココア味のクリームも、スポンジケーキのやわらかさにあわせて軽めに仕上がっている。

「冒険者なら一度は食べてみたい竜の肉」　投稿者：やっくんさん

がっつりなガーリックステーキとなっていて、特に男性陣からは大変高評価な一品だった。かなりボリュームがあるので、女性だけで頼む場合は注意したい。そういう筆者は、一欠片食べただけで満腹感いっぱいに。

「極ラーヴァナ激辛担々麺～耐えてみせよ！～」　投稿者：リリーさん

激辛となっているが、スープ自体はあまり辛くなく、上に乗せる肉味噌が辛い。辛いのが苦手だけれど食べてみたいという人は、注文時にその旨を伝えて肉味噌を少なくしてもらうと良い。

「イゼルのシチュー」　投稿者：hacobuneさん

イシュガルドで冒険者たちも食べたあのメニュー。なお、ホワイトシチューの中身は大ぶりのじゃがいも、にんじん、ブロッコリーの他、かなりボリューミーな極太ソーセージのぶつ切りも入っている。見た目よりも胃にはへヴィなので、注文の際には気を付けたい。

「ユウギリの雪見おにぎり茶漬け」　投稿者：NMさん

香ばしい焼きおにぎり、塩味の鶏フレーク、大根おろしと水菜、そこに出汁をかけていただくお茶漬け。大根おろしのせいか、とてもさらさらとはいっていく。筆者激推しのメニュー。

「ゼーメル家風グラタン」　投稿者：ちょろさん

写真ではわかりにくいが、ホワイトソースの下には濃厚なトマトソースで煮込んだ野菜などが入っており、こちらも筆者が推したいメニュー。グラタンはかなりトロトロになっていて、「冒険者なら一度は食べてみたい竜の肉」のステーキにこのグラタンをソースとしてつけて食べたら大変に美味しかったので、この食べ方をぜひ試してみてほしい。

「オルちゃん焼き withテュポーン先生」　投稿者：ななここさん

オルトロス焼き＝つまりたこ焼きなのだが、中に激辛のものがひとつ混ざっている（どれかはわからない）。なお今回は特別に最初から辛いとわかっているたこ焼きも試食できたが、激辛ものは苦手な筆者は水で流し込むしかないくらいに辛く感じた。

「イゼルさん家のシヴァ漬け」　投稿者：ほたぴんさん

メニュー名だけを聞いたときは「柴漬け？」と思ったが、まさかの「シヴァ漬け」。大根、きゅうり、茄子、レンコンのお漬物で、「ユウギリの雪見おにぎり茶漬け」との相性がバツグン。もちろんおつまみとしてポリポリ食べているだけでおいしいのだが、ぜひお茶漬けとあわせて頼んでほしい。

「ヤシュトラのバリア・カルーアミルク」　投稿者：ななここさん

「オルちゃん焼き withテュポーン先生」のななここさんが二つ目の受賞。こちらは女性も飲みやすい甘いカルーアミルクで、上にはバニラアイスも乗っているためついつい飲みすぎてしまいそうな一品。

「占星術師の夜の夢」　投稿者：やっくんさん

グラスの周りについているのは塩ではなく砂糖。カクテル自体にはほとんど甘さはないので、グラスの周りの砂糖と一緒に飲むようにすると良い。

「蒼の竜騎士」　投稿者：クロイヌさん

エスティニアンをイメージしたという、見た目も鮮やかな一品。中にはニーズヘッグの眼も浮かんでいる。よくかき混ぜてから飲もう。

「チョコボラッシー」　投稿者：ずーさん

ラッシーに、チョコボの足跡の形をした可愛いチョコの欠片が浮かべられている。こちらはノンアルコールになっているため、お酒が飲めない人でも安心。ヨーグルト風味の爽やかな味で、何杯でも飲めてしまう。

「モグリンのキール・ドラヴァニア」　投稿者：りー太さん

上に乗っているのは綿あめ。実際に飲むときは、グラスの中に綿あめをずぼっと投入してしまうと程よい味になる。

「のばら～ミンフィリア～」　投稿者：Teaさん

ミンフィリアと、暁の血盟の合言葉「のばら」をイメージした一品。まさに「薔薇」のような綺麗なローズピンクが表現されている。

「ソウルイーター」　投稿者：シエルさん

暗黒騎士のアクションスキル「ソウルイーター」をイメージし、マドラーにも剣が使われている。コーラベースなので誰でも飲みやすいが、炭酸が強めなので苦手な人は注意しよう。

「エオルゼアカフェ」レベル8で大阪店が登場！

「エオルゼアカフェ」のレベル7～9で開放されるコンテンツもこの日発表された。

レベル7：来場者70,000名突破「エオカフェメニューinカラオケパセラ」

こちらについては、もう達成間近だと室内氏。エオルゼアカフェのメニューの一部を、エオカフェ以外のパセラ店舗でも食べられるようになるとのことだ。カラオケパセラ秋葉原昭和通り館には「FF14」ルームが出来るそうなので、レベル7が開放されれば「FF14」ルームで蛮神曲を歌いながらエオカフェメニューを楽しむ、というようなFF14オフ会なども出来てしまうので、レベル7の達成報告がくる日を楽しみにしたい。

レベル8：来場者90,000名突破「エオルゼアカフェOSAKA常設店舗」

場所などについてはまだ詳細は述べられないそうだが、レベル8の開放でついに関西圏にエオルゼアカフェが出来るとのこと。これまでも期間限定店舗はあったものの、関西圏の常設店舗はこれが初となる。東京まではなかなかこれなかったが大阪ならなんとか、というファンはぜひ続報に期待しよう。

レベル9：来場者110,000名突破「新メニュー開放」

次の新メニューは110,000名突破時。次回の新メニューでも今回のようなユーザー参加型コンテストが開催できればと考えているそうなので、今回惜しくも入賞を逃した人や、筆者のようにすっかり応募を忘れていた人も頑張りたい。

エオカフェ横浜関内店が今年も期間限定でオープン他、新コースター配布など！

去年も夏だけの期間限定で開催された、横浜パセラリゾーツ横浜関内店エオルゼアカフェ出張所が今年も7月21日（木）～9月中旬まで開催される。去年同様、関内店ではリムサ・ロミンサをテーマにした内装になるそうだ。現時点では関内店のみの限定メニューの有無などは明かされていないが、去年も関内店のみのメニューやコースターがあったので、今年も期待したい。

また、新メニューになる6月1日から、エオルゼアカフェでメニューをひとつ注文するたびに一枚もらえていた蛮神コースターに、ジョブコースターが追加されるそうだ。

このコースターはギャザラー・クラフターも含まれており、13ジョブ、3ギャザラー、8クラフターの24種類が新たに追加される。これまでの蛮神コースター11種も引き続き配布されるため、全部で35種類のうちから一枚がランダムでもらえることになるという。コンプリートしたい人にはなかなかに厳しい条件になるが、店内で他のお客さんがコースターの交換に応じてくれることも多いため、積極的に声を掛けていくと早くコンプリートできることだろう。

エオルゼアカフェのオープン時にも筆者は取材にきていたが、その時の吉田氏の「まずは1年続けることですね」という言葉が随分と懐かしいと感じるほど、まだまだ充実しているエオルゼアカフェ。今後出される新情報たちにも注目したいが、まずは6月1日からの新メニューが待ち遠しい。本日紹介したユーザーコンテスト受賞メニュー以外の新メニューも追加されるので、お楽しみに！