女の子との交流と戦闘機バトル、そして読み応えのあるストーリーが魅力の「編隊少女‐フォーメーションガールズ‐」を紹介

アイオウプラスがYahoo! ゲームにて6月29日よりサービス予定の「編隊少女‐フォーメーションガールズ‐」。女の子×3D戦闘機バトルと銘打った本作の魅力について紹介していこう。

「編隊少女」は、アイオウプラスが自社で運営および開発を手がける、PCブラウザで展開する本格コマンドバトル育成シミュレーションゲームだ。第二次世界大戦に登場した戦闘機に操縦士の女の子たちが乗り込み、バトルを繰り広げる本作だが、昨年8月のβテストよりブラッシュアップを重ねてきた。

戦略性の高いバトルシステムに関しては、既出の情報などで確認している人もいるとは思うが、世界各国の個性的な女の子たちと楽しめるコミュニケーションパートや、人類に迫る脅威に立ち向かう様を描くストーリーパートなど、さらなる見どころが作品内に詰まっている。

いよいよサービスを迎える本作だが、ここでは一足先にプレイして感じた、本作ならではのポイントについて紹介していこう。

操縦士の女の子とのコミュニケーション要素が充実！

本作には世界各国の操縦士たちが登場しているが、それぞれにボイスキャストが起用されている。内田彩さん、三森すずこさん、徳井青空さん、久保ユリカさん、南條愛乃さん、佐倉綾音さんといった人気アニメ作品に出演している人たちや、M・A・Oさん、水瀬いのりさん、本渡楓さん、千本木彩花さん、といった話題のアニメ作品に出演する若手声優まで、アニメ好きの人なら思わず反応してしまうような布陣となっている。








登場する操縦士とそのCVを担当する声優陣。このほかにも多数の操縦士が登場する。

そんなキャラクターたちのボイスをじっくりと堪能できるのが、ゲーム内の機能のひとつ「対談」だ。これは1日につき限られた回数のみお話することで好感度が上昇するというもの。もちろん、お話の数が尽きてもキャラクターを直接クリックすれば、ボイス付きのセリフで応えてくれるので、お気に入りのキャラクターと毎日コミュニケーションするという楽しさが味わえる。

また、好感度はプレゼントをあげることで上昇していく。プレゼントできるアイテムは、バトルやミッションのクリア報酬として入手できる。仲良くなるとさまざまな特典があるほか、特定の条件下でキャラクターごとのストーリーが解放されて、より深く内面を見ることができる。





もちろん、キャラクターの成長もゲームを進める上では大事。バトルなどでレベルを上げつつ、スキルを強化しておくのも忘れずに。

ちなみに筆者の第一印象でのお気に入りはJJ・スミス。長い金髪をひとまとめにした姿、たまらんですよね！

コマンドバトルに行動順、スキルなどの要素が加わった戦略的なバトルに

本作のゲーム進行の中心となるのが、敵と空戦で戦うバトル。4機の戦闘機と、それに搭乗する4人の操縦士でひとつの編隊を組むことになるのだが、そこに先発と後発という要素が加わり、ふたつの編隊、つまりは最大8人で出撃することとなる。

バトルの進行は、ターンごとにコマンドを選択し、順番に行動していく。左側の「ターンアイコン」で表示されている通り、ターン中は戦闘機ごとに行動順が決まっており、連続で攻撃することで「連携」が発生し、ダメージ量や編隊で繰り出す必殺技「編隊戦術」の発動に必要なゲージの上昇量が増加していく。

また、スイッチ一つで、いつでもオートバトルに切り替え可能な機能が搭載。またマニュアル時/オート時に関係なく、1倍速と2倍速、好きな速度を選択できる。

操縦士ごとに用意された「スキル」には、攻撃スキルはもちろんのこと、バフ・デバフなどの効果を持つ補助スキル、敵ターンを遅らせる「ノックバック」効果スキルなどが用意されている。ただし、スキルの使用には「精神力」が必要となるため、使いどころが肝心だ。




なお、キャラクターごとに属性が設定されているため、相性のいい属性で攻撃するのもポイントだ。

そして編隊の形である「隊形」も、特定の状態異常への耐性、回避特化など、その種類によって、それぞれ異なる効果が発生する。隊形を切り替えていくことは戦闘における非常に重要な手段となるのだ。

さらに、ゲージを貯めることで使用可能な必殺技「編隊戦術」も勝負を分けるポイントとなる。各種コマンドや連携数によってゲージを一気に溜めて序盤で敵のHPを一気に削り取るもよし、劣勢の中で一発逆転を図るもよし、大事な局面で使っていこう。

ちなみに、出撃時にはほかのプレイヤーより1機（交友機）を同行させることが可能。戦闘中、1回のみ援護射撃を行うことができるので、ここぞという場面で活用していこう。

女の子たちが乗り込む戦闘機は、クエストで集めた素材を使って製造できる。製造できるラインには限りがあり、またそのランクに応じて完成するまでに時間もかかるので、まずはすでに所持している戦闘機と操縦士の組み合わせで乗り切りつつ、徐々に強力な、そして零戦やマスタングといった人気の高い機体を手に入れていけばいいだろう。

と、ここまではバトルシステムに関わる特徴に触れていったが、βテストと比較して、演出の数々も大幅に強化されている点も見過ごせない。それは先ほど紹介したスキルもそうだし、敵味方に関係なく、被弾や撃墜の際の演出もキャラクターイラストの変化とともに見過ごせない。

世界を巻き込んだ戦いをベースとしたストーリーに注目！

バトルはクエストをクリアしていくかたちとなっているが、メインクエストに関しては章仕立てのストーリー形式で進行していく。そこで描かれるストーリーは、PVの冒頭でも触れられている通り、世界を巻き込んだ戦いに謎の存在である”フーファイター”が出現し、蹂躙された世界を舞台としている。史実をベースとしつつも、本作ならではの展開を楽しむことができる。

それは実在の戦闘機が登場することに対する納得感にも繋がっているのだが、その一方で女の子たちが操縦士として戦地に赴くことになる状況に対して、戦時下で戦っていた軍人が反発するなど、キャラクター同士のやり取りを経て物語に厚みを生み出している。

果たして“フーファイター”とはどのような存在なのか、そして人類の命運はいかに、といったベースとなる物語の下地はしっかりとまとめ上げ、その上で個性的なキャラクターのやり取りを楽しみつつ作品の世界観を広げていく。異なる二面性をもって楽しめるストーリーは、ゲームをプレイするにあたっての大きな魅力になってくれるだろう。