デンジャラス・ノッチさんも覚醒!?外伝キャラクター「ナイトメアマギカ」の存在も明らかとなった「ドラゴンネストR」ファンイベント2016をレポート

NHN ハンゲームは、9月10日に「ドラゴンネストR」のオフラインイベント「『ドラゴンネストR』ファンイベント2016 ―覚醒の秋-」を、東京・墨田区のKFC Hallで開催した。今回はその模様をレポートする。

2010年のサービス開始以来、着実にファンを獲得してきた「ドラゴンネスト R」。6月に開催された「6周年記念ファン感謝祭」以来となるこの日のオフラインイベントには、300名以上のファンが集結。会場もほぼ満席という盛況っぷりであった。

まず始めに「ドラゴンネスト R」日本サービス プロジェクトリーダーの山本高勝氏が登壇。9月に実施される最新アップデート情報についての紹介が行われた。

山本高勝氏(右)

リバース・プロセッサーKネストハードコア追加

8月に実装されたプロセッサーKのハードコアで、難易度が少し上がっている。報酬として、新たに「豪銘のコアトル武具シリーズ」という新装備が入手可能に。日本からの提案で、報酬の追加としてキューブ袋とラッキーメダルもこのネストで入手することができる。

ギルドアジト実装

現在開催中のギルドネストのサーバごとの上位16ギルドに、ギルドアジトが提供される。このギルドアジトは、ギルドメンバーだけが入ることができる固有のスペースだ。専用の商店もあり、ここでしか入手できないものもある。

その他のシステム実装&スキル調整

豪銘のコアトル装備シリーズが実装されることにより、至高・幽冥・シンルフェス武器といった装備について、現状よりも攻撃力が上方調整される。その部分に入るのが、先ほどの豪銘のコアトル装備シリーズだ。

また、ライトユーザーや新規ユーザー向けに、全キャラクターのスキル習得に掛かる費用が7割カットになる。装備アイテムも、レベル80以下のエピック装備とすべてのレベルのレア等級武器と防具の修理費が7割カットとなる。

トレジャーステージについても報酬が追加。英雄の戦場ステージでは、ハードで手に入れることができた特殊スキル竜珠が入手不可に。その代わり、女神の嘆きとレア等級ゴールド袋が追加される。また、ハードコアでは同様のものが2倍入手することができるようになる。竜珠を間違って消してしまわないように、竜珠が装着された技巧アクセサリーアイテムが素材として付かなくなるように変更される。

今回のアップデートではスキル調整も入るが、主にPvPに関する部分が少し多くなっているとのこと。

覚醒第2弾「クレリック」「アカデミック」が実装!

続いて紹介されたのが、覚醒第2弾の実装だ。6月のファン感謝祭でも開発中のものが公開されていたが、今回「クレリック」と「アカデミック」がいよいよ実装となる。第1弾と同じく覚醒スキルはアクティブがふたつとパッシブの覚醒強化4つが全職業に付く。

覚醒「クルセイダー」は、大きく飛び上がって一気に落下して攻撃する「マイティーブロー」と、トールハンマーをもっと使いやすくした「ドミネーションハンマー」がアクティブスキルとして追加。パッシブは「ディヴァインコンボ」「ホーリークロス」「ライトニングチャージャー」「ジャッジスパワー」が付き、それぞれに使い勝手や強化効果が入っている。

覚醒「ガーディアン」のアクティブスキルは、「スラストフォース」と「オーバーウェルム」のふたつ。「ガーディアン」は盾役のキャラクターということもあり、「スラストフォース」は相手をディレイさせて急接近するようなスキルだ。「オーバーウェルム」はそれとは逆に、自分側に敵を引き寄せるようなものとなっている。パッシブは「ガーディアンフォース」「アーマーブレイク」「シールドチャージ」「スタンスオブペース」で、どちらかというと攻撃力が弱かった部分を強化するものとなっている。

覚醒「インクイジター」のアクティブスキルは、「ライトニングスピア」と「ライトニングストーム」。「ライトニングスピア」は遠くの敵に向かって雷の槍を投げる、牽制的に使えるスキルだ。「ライトニングストーム」は、自分の回りに雷を発生させてダメージを与えることができる。パッシブは「ライトニングボルト」「エレクトリックデトネーション」「ホーリーウェーブ」「コンセクレイション」だ。「ライトニングボルト」と「ライトニングスピア」が連続使用できるため、それを使い回しながら「エレクトリックデトネーション」で敵を集めて「ライトニングストーム」で一気に放つといった戦い方ができる。

クレリック職の最後は、覚醒「セイント」だ。今回は支援よりも「アンティフォーナフル」と「ブレスドサイン」という攻撃のアクティブスキルが追加されている。パッシブは「レリックオブライトニング」「グランドクロス」「ホーリークロスバースト」という既存の攻撃系スキルに強化が入れられている。また「グレートヒール」は旧「ホーリーシールド」からスキル名とスキル効果が変わり、完全に新しい回復スキルとして使えるようになる。

続いてはアカデミック。覚醒「シューティングスター」はこれまで攻撃系のスキルが多かったが、覚醒ではもうひとつの特徴であるアルフレッドが強化される。アクティブスキルは「アルフレッドメガドリル」と「アルフレッドキャノン」。これらは発動することで、アルフレッドが攻撃行動を取る。パッシブもアルフレッドを強化するようなものや、一部のケミカルの付いたスキルを強化する「ケミカルマスタリー」などがある。

覚醒「ギアマスター」のアクティブスキルは、「ダッグキャノン」と「リコールタワー」だ。「ダッグキャノン」は、フィールド上にいるダッグの数によって威力が上がる攻撃スキルだ。「リコールタワー」はこれまで置きっ放しだったタワーを、自分の回りに最召喚出来るスキルである。

覚醒「アデプト」のアクティブスキルは、「マグマジャンプ」と「エレメンタルフレア」だ。「マグマジャンプ」は攻撃も可能だが、どちらかというと回避スキルとなる。「エレメンタルフレア」は、非常に強力な範囲攻撃スキルだ。パッシブの「エレメンタルマスタリー」を使用することで、強力な属性に合わせた攻撃ができるようになる。パッシブの「アイスフラム」と「アイスビーム」も強くなっている。「マグマウェーブ」は連続爆発するものに変化する。

覚醒「フィジシャン」のアクティブスキルは、「ポイズンストライク」と「スライムプール」だ。「ポイズンストライク」は近接攻撃として有用である。ただし、からぶると大きな好きが生まれてしまうので注意が必要である。「スライムプール」は、スキルを出したときには攻撃判定は無い。そこから連続でポイズンスライムを召喚して攻撃していくようになる。

また、覚醒キャラクターの既存スキルも調整される。さらにそれ以外にも様々なアップデートが行われるが、それらについては9月21日のアップデート時のお知らせに記載される予定だ。

11月のアップデート「グラノームネスト」と覚醒カーリーの情報が公開に!

イ・サンヨン氏
イ・サンヨン氏

次にゲストにEYEDENTITY GAMES ドラゴンネスト開発室長のイ・サンヨン氏が登壇。最新アップデート情報が先行公開された。まずは日本では11月のアップデートで予定されている「グラノームネスト」だ。イ・サンヨン氏からストーリーと登場するモンスターの紹介が行われた。

第1関門のボスキャラクターとして登場するのは、「ブッチャ キークム」だ。人間でもモンスターでもなく、殺戮を本能として生きている。第2関門に登場するのは、「アグナル」だ。敗北したチャイルドたちを自分の実験体にしていたが、その捨てられた失敗作である。

第3関門に登場するのは「グラシナム」だ。こちらは、アルカディアを侵略者から守るための兵器である。そして最終ボスとして登場するのが、「グラノーム」だ。アルカディアの知識を通じて生体実験や宝珠などの研究を繰り返した。そして、宝珠を吸収するのではなく精製し、能力自体を身につけることができたのである。その結果、副作用として元とは異なる醜い姿になってしまったのだ。

続いて、カーリー覚醒の紹介が行われた。まずは「ダークサマナー」。これまでバブルの獲得や維持が難しかったが、その難点と共に既存のスキルの詠唱速度や連携性、生存性に欠けいる部分を改善している。変更点としては、「ファントムクロー」の打撃数が増加。命中時に「ファントムアベジャー」の再使用時間が短縮される。また、「リジェントエリア」の再使用時間が減少し、継続中は一時的にCT率が増加する。

「ソウルイーター」は、呪符を活用して敵を弱くする、中距離デバフクラスだ。これまで直感性を下げてしまっていた弱体化効果スキルを改善。変更点としては、新規バブルの「ソウル」を追加。吸収した「ソウル」で自分のHPを回復したり、全方向に範囲攻撃が繰り出せるようになっている。

会場では闇に葬られてしまったため(!?)映されなかった幻のスライドがこちら!

「ブレイドダンサー」は、系列スキルを使って獲得した「セカンドターン」を活用し、スキルの再使用待機時間を回復する。変更点としては、「セカンドターン」を消費するときに、一時的に「グレイズダンス」と「スウィートサークル」が強化され、それを選択的に使用できるようになった。また、維持時間が長かったスキルがいくつかあったが、攻撃力と接続時間を補い新規アクティブスキルによって機動力を強化している。

「スピリットダンサー」は、「ブレイドダンサー」と同様にスキルを活用して再使用待機時間を回復する。「エクステティックダンス」と「ワイドスティンガー」の連携で、瞬間的に高いダメージを与えることができる。従来までとは異なり、違う武器を追加する強力な死霊を追加する。それにより、「セカンドターン」の活用度を拡大して、生存性が高められている。変更点としては、「アポリッシャー」がすべてのスキルを使うときにジャンプキーを押すことで回避できるようになった。また、「セカンドターン」消費時に「ワイドスティンガー」と「エクステティックダンス」の再使用時間が短縮されている。この覚醒カーリーの実装は、日本では年内で調整中だ。

さらに、初公開の情報としてソーサレスの外伝キャラクター「ナイトメアマギカ」が紹介された。ソーサレスからの派生されたキャラクターのため、スキル間の連携アクションが足りなかったが、連携する魔法攻撃が中心となる。基本は遠距離攻撃で、ナイトメアファルクスを召喚するときに必要な資源などを獲得。十分に資源が集まったときに、いいタイミングでファルクスを使って自分を強化。突進して、近距離攻撃に近い形のスキルを使用する。攻撃をした後は距離を取りながら、牽制に有利な形で既存の武器と魔法を活用するスタイルだ。日本での実装は、来年の早い時期になる予定とのこと。

アサシンの覚醒はいつ頃? 会場の質問に開発者が答える座談会を実施

イ・キョンナム氏(右)
イ・キョンナム氏(右)

続いて、EYEDENTITY GAMES スキルパート長のイ・キョンナム氏が登壇。「開発座談会」として、会場からの質問に対して開発陣が答えていくという質疑応答スタイルのコーナーが実施された。ここでは、その中から、いくつか抜粋してお伝えする。

――スキルの効果を強化する紋章について、最近効果が薄くなって使われなくなってきています。これはどうしてでしょうか?

イ・キョンナム氏:それはとても残念に思っています。開発側から見ても古いコンテンツで、内部的に問題が発生している感じではあります。安定性を中心に改善していく段階で、仕方がなく削減する形になりました。全体的に効果が上げられるように検討しています。

――クローニングアバターが実装されましたが、翼・尻尾、武器アバターのクローニングの実装はありますか?

山本氏:翼・尻尾、武器アバターのクローニングの実装は、あります。ただ、実装時期については調整中です。

――アサシンの覚醒はいつ頃になりますか?

イ・キョンナム氏:(苦笑いしながら)もちろん、答えられます。来年の初めぐらいを目指しています。コンセプトはすでに完了しました。

――ランブルモードが過疎って誰ともマッチングしないんですけど、改善されますか?

山本氏:ずっと入っているコンテンツで日本は運営していますが、報酬面などで調整されておらずに開催期間も長くてマッチングしづらいという状況になっています。9月のアップデートで、開催タイミングや時間を調整いたします。

イ・キョンナム氏:方向は考えています。ただ、ランブルモードを改善するのかどうか。またはそれと似たPvPモードを作るか。これについてはまだ方向を決めていません。

――デバフの重複が削除になりましたが、ヘイズアイスドラゴンネストのハードコアのハードルが上がりました。これに関して調整はお考えですか?

イ・キョンナム氏:これまで私たちが考えていたバランスよりも、ちょっと低かったという状況がありました。デバフの重複は考えていなかったところで、今のバランスが想定していたものに近い状態です。

――覚醒スキルが発動するけど敵にダメージが入らないときがあります。それについて、開発側で把握されていますか?

イ・キョンナム氏:エフェクトが見えるけど不発することがあることは、確認しています。出来るだけ早く修正するようにがんばります。

ノッチさんがアイリーン芸人に覚醒!? 山本プロデューサーも新オバマに

休憩を挟んで第2部がスタート。こちらではゲストにデンジャラスのノッチさんが登場。一般からの事前募集で選ばれた3つのネタを披露した。アップデート発表という、若干堅苦しい雰囲気だった今回のオフラインイベントだったが、ノッチさんの登場で一気にバラエティ色が強まることに!?

恒例のオバマのものまねで登場したデンジャラス・ノッチさん

その影響か、なんと山本プロデューサーが黒塗りをして新オバマとして登場する場面も。さらにノッチさんもアイリーンのコスプレで登場し、ますますカオス状態に。メディア向けフォトセッションの合間には、ローアングルからの撮影もOKですか? と言う問いに笑顔で答え、会場に訪れていたユーザーもスマートフォンを取り出すなど、ちょっとした撮影会のような状態になっていた。

このあと、ユーザーが参加して開発陣との対戦企画も実施。ちょっとしたトラブルはあったものの、ユーザー側が勝利を収めこの日のイベントは無事終了となった。

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