「ドラゴンズドグマ オンライン」初心者・復帰者も楽々最前線に立てる!リファインされた“DDON”の魅力を紹介

カプコンがPS4/PS3/PC向けにサービスを行っている「ドラゴンズドグマ オンライン」。ここでは、これからレスタニアの大地に立つ、あるいは再びこの地に戻ってくる覚者たちのために、一新された本作の魅力を紹介していく。

「ドラゴンズドグマ オンライン」は、2015年8月31日よりサービスが開始されたオンラインオープンワールドアクションゲームだ。

シリーズ一作目となる「ドラゴンズドグマ」はPS3/Xbox 360向けに2012年5月に発売され、当時としては珍しい3DCGで描かれたオープンワールドの世界と、“ポーン”という特徴的なオンライン要素で、多くのアクションゲームファンを虜にした。

オンラインゲーム化することで「ドラゴンズドグマ」の世界観をさらに拡大させた本作では、全国の覚者と共に強大な敵と戦ったり、街角でチャットを楽しんだり、自慢のキャラクターを見せ合ったりと、2012年当時、「ドラゴンズドグマ」の世界にのめり込んだ誰もが夢想した「こうなったらきっと楽しい!」が実現された作品となっている。

9月21日に最新のシーズンアップデートとなる「シーズン2.1アップデート」が実施され、新たなクエストやエリア、ダンジョンが追加されるなど、さらなる拡張を続ける本作。それだけでなく、過去に実装されたクエストの見直しやさまざまなシステムの調整など、ユーザーがより遊びやすくなるための“リファイン”が行われている。

本稿では、より遊びやすく調整されたリファイン要素はもちろん、おすすめのレベル上げ方法やクエスト情報などを紹介していく。これから「ドラゴンズドグマ オンライン」を始めたいと思っている人や、かつて覚者として目覚めたものの冒険から離れてしまっていた人などは、ぜひ一度目を通してみてほしい。

まずは何をすればいいの?

復帰者を含め、特に初めて本作をプレイする人は、必ず「祝福のルーキーズリング」というジュエリーを受け取っておこう。これは誰でももらえる装備品で、その効果は“Lv45まで取得経験値が2倍になる”という非常にありがたいものとなっている。これから初めてキャラクターを作成する人は最初から所持しており、久しぶりに戻ってくるという人は、素材屋キトリッジもしくはギリアムから「覚祝のリングプレート」を購入した後、“グレゴリー”に話しかけて鑑定交換すれば入手可能だ。

経験値は、モンスターを討伐した際に得られるものはもちろん、メインクエスト以外のクエストをクリアした際に得られる経験値も2倍になる。なので、メインクエストを進めながら道中のモンスターを倒し、見かけたクエストを適宜こなしていくだけでもかなりの速度でレベルが上がっていく。何においても忘れずに手に入れておきたい一品だ。

このように、特に意識せずともLv45までは本当にサクサクと上がる。サービス開始初期から狩りが人気のテル村近くのサイクロプス(通称“テルサイ”先輩)も、「祝福のルーキーズリング」を使用して討伐するとこの通り。

「祝福のルーキーズリング」未装備 「祝福のルーキーズリング」装備時

ポーン郷東の「森に舞う妖鳥」やグリッテン砦付近の「大鎧、現る!」など、レベリング時にオススメとして代表される各レベル帯の大型モンスターを効率的に狩っていけば、おそらく3~4時間程度でLv45まで上げることも可能だろう。

大型の敵との戦いってドキドキするよね

さて、大型モンスターとなると、特に復帰者にはちょっとした苦い思い出が蘇るはず。本作では、敵にある程度ダメージを与えると、身体が赤く輝く“怒り状態”に変化する。怒り状態の敵は攻撃が激しくなり、ダメージも通りにくくなるが、スタミナゲージが現れ、ゲージをゼロにすることで敵を疲れさせて攻撃のチャンスを作ることができる。

スタミナゲージを削る方法はいくつかあるものの、どのジョブでも可能な方法が、敵にしがみついて“揺さぶり”を行うことだ。この“揺さぶり”行為、以前はかなり効率が悪く、シークレットコアというスタミナゲージが大きく削れる弱点を暴き出せるプリーストなどがいないパーティーだと、長期戦かつ、とにかく戦闘が単調になりがちだった。この戦闘が億劫で休止してしまった人も少なからずいたはずだ。

何度この大きな背中に抱き着いたことか……

しかし、このスタミナについてもシーズン2からリファインされ、大きく変化した。まず、敵スタミナゲージを減らす手段として“ブレイク”という要素が追加された。ブレイクは、怒り状態の敵に攻撃を加えると敵スタミナゲージ横にあるブレイクアイコンが徐々に蓄積していき、アイコンが青く染まりきると発動する。

ブレイクを発動させると、敵のスタミナが大きく減少。さらに、一定時間ゲージが青く変色する。この状態だと、揺さぶりによる敵スタミナゲージの削りが大幅に上昇するので、即座に疲れさせることができる。

最初は黄色のブレイクアイコンが……
攻撃を与えるづけると青色に変化!

さらに、グリフィンやドラゴンなどの飛行する大型モンスターは、飛行中は常にスタミナゲージが青く変色するようになった。つまり、飛行中にスタミナを削りやすくなったというわけだ。また、飛行中にスタミナゲージをゼロにすると即座に落下し、一定時間敵を殴りやすくなる“ふらつき状態”になる調整も施されている。

有翼系との戦闘が苦手です。

実際、筆者もこのシステムに馴染めずに手を離してしまった口なのだが、リファイン後の大型モンスターとの戦闘は遊びやすく、かなりストレスフリーなバトルが楽しめるようになっていた。大型モンスターとの戦いは緊張感と迫力がある本作の華でもあるので、復帰者はぜひリファインされたバトルを楽しんでみてほしい。

好きなジョブで、好きな装備で冒険に出かけよう!

本作には、現在個性的な種類のジョブが実装されている。しかし、シーズン1.3までは9種類のジョブのうち、初期からジョブチェンジできたのはファイター、ハンター、シールドセージ、プリーストの4種類のみだった。

このジョブ関係のシステムにもリファインが実施され、以前はいずれかのジョブのレベルを50にしないとジョブチェンジできたアルケミストも含め、現在では最初から9種類の好きなジョブで遊べるようになった。

また、各ジョブのカスタムスキルについても調整が加えられている。シーズン1.3までに実装されたカスタムスキルはスキルレベル6までジョブ修練が不要になった。ジョブ修練というのは、カスタムスキルやアビリティのレベル上限を開放するためのクエスト。カスタムスキルはレベル6で大きく性能を変えるものが多く、中にはレベル5以下とは全くの別物に変化するものも少なくない。

なので、リファイン以降はジョブ修練を受けなくても最低限の性能が発揮できるようになったといえるだろう。さらに一部のジョブ修練は、達成するのに必要なモンスターの討伐数も減少されたので、修練を受ける際もよりスムーズにレベルを開放できるようになった。

また、レベルが上がるにつれて問題となってくるのが装備の更新だ。防具についてはプレイヤースキルによりけりとなるが、立ち回りに自信があればある程度弱くても進んでいけるだろう。クエストで手に入る防具だけでも問題ないはずだ。しかし、武器についてはなるべく適性レベルのものを用意しておくことをオススメする。武器が弱いと、どれだけ上手くても高レベルのモンスターに太刀打ちできないからだ。

現在では、各種NPCショップから購入できる装備品が大きく増加されている。Lv45前後までであれば、本作の冒険の拠点となる白竜神殿レーゼや、レーゼからほど近いグリッテン砦の武器屋でまかなうことができるだろう。

ややお値段が高く感じるが、リファインによってメインクエストでもらえるゴールドの量も増えているので
意識せずともお財布に結構溜まっているはず。

もし、あまりお金を使用したくないという人は、クラフト機能を利用することをオススメする。リファインによってクラフトレベルに関係なくあらゆるアイテムを生産できるようになったので、素材を集める手間と時間を考慮しないのであれば、こちらの方が安く装備を更新できるはずだ。また、装備を強化することで頻繁に更新する手間もなくなるので、クラフトせずとも店売りの武器を強化してやりくりするのもいいだろう。

素材はモンスターからのドロップだったり、クエストの報酬だったりとさまざま。

「それ以降の武器はどうすればいいの?」っという人は、白竜神殿レーゼの素材屋にGO。ここで販売されている“精製パラフィン”を素材とした、通称“パラフィン武器”という武器がとてもお手軽かつ強力なものとなっている。パラフィン武器は最大まで強化すると、Lv60くらいまで戦っていける非常に優秀なものなので、トレジャーズロットなどでレアな装備などを手に入れていたりする以外、これを作っておけば当分武器に苦労することはないだろう。

1個10000G
武器の性能を見ると決して高くないので、ぜひ入手しておきたい。

リファインとは別軸の話題だが、装備の見た目を変更することができる“着飾り機能”が実装されていることも個人的に注目したい。MMORPGでは定番の機能となっているが、本作は装備品のビジュアルにもかなり力が入っているので、オンリーワンな自分好みのコーデがきっと見つかるはず。

なお、“着飾り機能”を開放するには、白竜神殿の広場にいるオフィリアからワールドクエスト「レスタニアの着飾り美人」を受注し、これを完了させる必要がある。この「レスタニアの着飾り美人」の発生条件は、メインクエスト「森の中の少女」のクリアとなっている。

このクエスト自体はレベル10前後のものなので、機能自体はわりと序盤に開放できるだろう。ちなみに、クエストの完了条件は「魔力のスクロール」を5個納品することなので、事前に作っておくか、バザー等で購入しておくと往復する手間が省けるぞ。

筆者もだが、見た目がモチベーションに大きく関わってくる人もいるはず。キャラクタークリエイトの自由度の高さも本作の魅力なので、何時間もかけて納得のいくマイキャラクターを作り上げた人もいるだろう。冒険の最中に手に入れたお気に入りの装備を残しておくことはもちろん、街中で見かけたほかの覚者のファッションをチェックしておき、自分のキャラクターをドレスアップさせてレスタニア1番のモテコーデを目指そう。

はやくオシャレ装備を収集したい……!

シーズン2.1の新コンテンツをちょっとだけ紹介!

本作では、最新アップデートとなるシーズン2.1でレベルキャップが70まで解放された。上記に紹介した各種リファインのおかげもあり、毎日数時間コツコツとやっているだけでもシーズン2.0のメインクエストまですぐに追いつけるはず。休日などにガッツリとやり込めば、それだけで最前線に追いつくことも夢ではない。

そこでここからは、9月21日に実装されたばかりのシーズン2.1のコンテンツを、ネタバレしない程度に紹介していこう。

まずはメインストーリー。謎の存在・黒騎士と彼に命を狙われるヒロイン セシリーの物語を中心に、レオや覚者隊の動向が気になるところ。特にレオは本作のサービス開始当初からもう一人の主人公的なポジションで描かれていて、今回も黒騎士と剣を交える姿が印象深く残っている。

基本的に主人公(=プレイヤー)は物語の中で喋ったりすることはない。なので、その代わりのように悩み、葛藤しながら前に進んでいくレオの姿は物語に人間味のようなものを与えてくれる。等身大のキャラクター性のおかげで、本格的なストーリーを構築し辛いオンラインRPGというタイトルの中でも先の気になる引き込まれるような物語となっている。

覚者でありながら、魔物を使役し人々を襲い、セシリーをつけ狙う黒騎士の目的とは何か。そして、レオたちの前に立ちはだかる白竜は何を意味するのか。ぜひとも本編をプレイして確かめてほしい。

シーズン2.1からは新たなダンジョンとして、ガルドノック砦の地下に広がる「ガルドノック廃水廊」や、ポーン郷の奥に存在する「異界の狭間」のさらなる深みを探索する「異界の狭間 深層部」、新たな戦いの地である“魔赤島”にいくつもある滝に隠された「橋向かいの坑道」などが追加。さらに、昏倒を招く特殊な音波を用いる強敵「マンティコア」、石化の息吹で覚者たちを苦しめる「メドゥーサ」、そして侵食の毒に体を蝕まれ、凶暴性がより増した「侵食オーク」など、数々の難敵も登場する。

4人パーティー向けのエクストリームミッションでは「淀みし大竜力」が解禁された。ここではなんと、傷つき倒れる前の壮健な姿をした白竜と戦うことになる。バックストーリーなどは各々本編をプレイして確かめてもらうとして、その強さはまさに“竜力”の極みといったところか。特に、広範囲に及ぶ聖属性の魔法攻撃は直撃すると致命傷にもなりかねない。激しい攻撃の数々を上手くかわし、反撃のチャンスを見極めることが重要になりそうだ。

また、パーティープレイ向けの高難易度コンテンツとして、グランドミッション「魔赤島の狂宴」も実装。こちらでは、一度覚者たちの活躍によって下したはずのズールが、黒騎士の力により“アルタード・ズール”として禍々しい姿で再臨する。以前戦ったズールは近接攻撃を主に仕掛けてくる相手取りやすい敵だったが、今回は強力な魔法の数々を使用してくる。攻撃パターンなども一新されているので、前回のセオリーは通用しないぞ。

さまざまなコンテンツが追加され、今もなおさらなる拡張が続けられている「ドラゴンズドグマ オンライン」初心者はもちろん、復帰者にも遊びやすい取り組みが数多く実施されているので、シーズン2.1が実装されたばかりのこの機会にぜひレスタニアの地に冒険に出てみてはいかがだろうか。

ドラゴンズドグマ オンラインサービス終了

コメントを書く

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

ドラゴンズドグマ オンラインサービス終了

ドラゴンズドグマ オンライン関連ニュース

ドラゴンズドグマ オンラインサービス終了

ゲームコラボ情報

おすすめオンラインゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報