「クリティカ」まったく異なる性能のキャラクターで攻めまくれ!新キャラクター「格闘家」のプレイインプレッションを紹介

ゲームオンは、オンラインRPG「クリティカ」において、10月26日のアップデートで新キャラクター「格闘家」を実装する。実装に先駆けて本キャラクターを体験する機会を得たので、そのプレイフィールを紹介しよう。

10月26日に実装される「格闘家」は、本作7人目となる新職業だ。寺院に捨てられていたところを拾われ、そこで格闘家としての修練を続けてきたが、修練中に魔気に侵食されてしまい、濁りを抑える方法を探して旅に出るというオリジナルのストーリーが展開していく。

魔気の影響か目もオッドアイに変化してしまった
多彩なキャラクタークリエイトが可能だ

チュートリアルも「格闘家」専用のものとなっており、修練を通して本作の操作を学ぶことができた。今回のアップデートから本作を始めるビギナーも安心してプレイすることができる。

基本的なコンボもチュートリアル内で学ぶことができる

「格闘家」の基本アクションは、相手に近寄っての打撃攻撃がメインとなっている。リーチはあまり長くないが、その分スキルの発動が早いため相手の懐に潜って攻撃することになるだろう。

また、スキルは連続で押すだけでコンボになるので、敵を攻撃範囲に捉えたらスキルボタンを色々と押すだけで、連続攻撃を相手に叩き込むことができる。クセのないスキルが多いため初心者にもオススメの職業だ。

コンボの基本は「三連衝」という足蹴り技を軸に組み立てていくと良い。このスキル自体が追加ボタン入力で追加攻撃を行えるからだ。「三連衝」は最大3回まで追加攻撃を行えるため、そこから別なスキルなどに連携すると分かりやすいと感じた。

また、コンボの締めに使えそうな技として「星界」があった。このスキルは前方に短くダッシュした後、全方位に範囲攻撃を放つ発剄のような技だ。攻撃範囲が広い反面、敵を吹き飛ばしてしまうので、コンボの最後に使いダメージを上乗せするといいだろう。

この他にも、その場で拳の雨を降らせる「連撃」や、前方にジャンプしながら蹴りを繰り出す「旋風脚」など、使っていて直感的に性能が分かりやすい技が揃っている。序盤は使えるスキルも少ないため、そこから徐々に慣らしていけば問題なく使用することができそうだ。

転職でスタイルがガラリと変わる「聖王」と「黒帝」を紹介!

「格闘家」も他の職業の例に漏れずLv15になることで、2次職へと転職が可能になる。本職は転職後のプレイスタイルが大きく異なるため、この記事を参考に自分の好みに合った職に転職するといいだろう。

星に宿る力を燦爛と操る「聖王」

聖王は星々に宿る力を操ることで空間を制圧することに長けた職業だ。近距離のエキスパートだった転職前と比べると、どの距離からでも相手と戦えるハイスタンダードな性能に仕上がっている。

聖王を語る上で欠かせないスキルとして「天道」というスキルがある。聖王は自分を中心に円形のオーラをまとっており、聖王が使う各種スキルはこのオーラの広さに準じて攻撃範囲を増すことができるのだ。

少々見づらいがキャラクターを中心に天の川のようなオーラが確認できる

では、どのようにしてこのオーラを広げるかというところで「天道」というスキルがでてくる。「天道」を使用することでオーラは段階的に広がり、最大で3段階まで広げることが可能だ。

さらに、自身の攻撃範囲を広げるだけでなく、範囲内のパーティメンバーにクリティカル発生率アップのバフを付与することも可能だ。ただし、範囲を広げすぎると自身の移動速が低下するため注意が必要になる。

天道の範囲 移動速度 クリティカル発生確率
1段階 10%増加
2段階 5%増加
3段階 10%低下 7%増加

※移動速度の効果はパーティメンバーにはかからない。

このオーラは時間経過や、各種スキルを使用することで範囲が狭まっていくため、コンボの合間などに「天道」を挟むことで範囲を維持しながら戦うことができるだろう。またこのスキルは発動の瞬間、範囲内の敵を硬直させる効果を持つため、コンボの始動や、中継技としても使用することができた。

もう一つ、非常に便利だと感じたスキルが「旋風」というスキルだ。このスキルは「天道」で広げたオーラ内の敵を、自分の目の前に引き寄せる技だ。聖王は攻撃範囲が広いため複数の敵を巻き込んでコンボをすることが可能だが、位置の関係などで、どうしてもバラけてしまう場面があるだろう。そのような場面で「旋風」を使うことで敵を一箇所に集め、再度コンボを継続することができる。

パーティプレイでも、このスキルで敵を集めて高火力の味方に吹き飛ばしてもらうという使い方も強そうだ。

他にもオーラ内にいる敵を追撃する流星を召喚する「流星」や、オーラを15秒間、最大の広さで維持し続ける「星輪」など広範囲を攻撃するのに特化したスキルが多い印象を受けた。

魔気を取り込み異質な力を手にした「黒帝」

黒帝は、本来取り除くべき魔気の力を敢えて取り込んだ格闘家の姿だ。聖王は遠距離戦も可能な万能キャラに進化した一方、こちらの黒帝は格闘家の正統進化とでもいうべきだろうか、火力に特化した職業になっている。

黒帝を使う上で避けて通れないのが魔珠と魔気の存在だ。黒帝はこの2つのシステムを使いこなすことで、高い火力を維持することができる。

キャラクターの背面に浮かんでいる球が「魔珠」
画面右下のゲージが「魔気」だ

この2つのシステムを解説する前に、まずは「残心」というスキルに触れておく必要があるだろう。これは構えのようなものでスキル自体に攻撃判定は無いが、その後、追加入力を行うことで別のスキルに派生することができる。派生スキルは4つで「正拳」「崩拳」「飛霊撃」「波震脚」となっている。

正拳を飛ばして攻撃する「正拳」 正面へ突進技を放つ「崩拳」
魔気を身にまとって無敵状態になる「飛霊撃」 スリップダメージを与える範囲を作る「波震脚」

これら4つのスキルは普通に使用することも当然可能だが、前述した魔珠を消費することでスキルを強化し放つことができるのだ。

スキル名 消費魔珠 追加効果
正拳 1つ 追加遠距離攻撃を行う
崩拳 全て 消費した魔珠数に応じた追加攻撃を行う
飛霊撃 3つ 前方に残像を打ち敵の後方に移動しながら連続攻撃を行う
波震脚 全て 消費した魔珠数に応じて魔気地帯の持続時間が増える

魔珠は「三連衝」や「旋風脚」など特定のスキルを使うことで生成され、最大で5つまで貯めておくことができる。

1つだけ「魔気侵食」というスキルのみ、残心から派生するスキル以外で魔珠を消費する
魔珠を消費した時間に応じて「攻撃力」「攻撃速度」などが上昇する

続いて魔気についてなのだが、黒帝のほとんどのスキルは高い火力の反動として、発動の際に魔気ゲージを消費する。基本スキルである「三連衝」ですら15%消費など、思いの外消費量が多く、何も考えずにスキルを使い続けているとガス欠になることが度々あった。

そこで使っていきたいスキルが、魔珠の説明の際にもでてきた「波震脚」だ。このスキルは、敵にスリップダメージを与える魔気地帯を作るのだが、自身がこの魔気地帯にいる間は魔気が回復していくのだ。黒帝を使っていく上で必須のテクニックとなるため覚えておこう。

「魔珠」と「魔気」
2つのシステムを理解することが黒帝を使いこなす上での近道だ

自分のプレイスタイルに合った転職を!

2つの転職先は性能が大幅に違うため、自分のプレイスタイルに合った方を選ぶと失敗せずに済むだろう。初見では黒帝のほうが扱いやすいかと思いっていたのだが、専用のシステムを使いこなす必要があり少々テクニカルな印象を受けた。逆に聖王は敵を集めるのが得意で、攻撃範囲も広いため非常に扱いやすい職業に仕上がっている。

腕に自身のあるプレイヤーは黒帝を、使いやすい職業が好みであれば聖王に転職すれば間違いなさそうだ。

また、「格闘家」「聖王」「黒帝」の声は声優の山下誠一郎さんが担当している。スキルを打つ度に放たれる、気合の入ったボイスは必聴だ!

「山下誠一郎」代表作品

orange(成瀬翔)
刀剣乱舞(薬研藤四郎、愛染国俊)
バトルスピリッツ烈火魂(烈火幸村)

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