ベクターが2016年秋にサービスの開始を予定している「のすたるじっくガールズ」。本日11月24日よりオープンβテストが開始された本作のプレイフィールをお届けします。
「のすたるじっくガールズ」は、ランドセルや鉛筆削り、黒板やあげパンなどなど、きっと誰もが子供の頃に見たこと、使ったことのある「もの」が、カワイイ女の子たちに擬人化された戦略カードバトルゲームです。
多彩なデザインの「のすたるじっくガールズ」たちを見て楽しむことはもちろん、さまざまな能力を持った彼女たちをどのように組み合わせ、実際のバトルでいかに使っていくか、デッキ構築からバトルまで、カードゲームならではの戦略的なゲームプレイが楽しめるようになっています。
ここでは、遊んでいるうちに「こういうのあった!」「これ知ってる?」など、思わず昔話に花が咲いてしまうような本作の魅力とゲーム内容を紹介していきます。
「知ってる!」がたくさんの“のすがる”の魅力
本作の登場キャラクターである「のすたるじっくガールズ」、通称“のすがる”は、すべて誰もが見たことのある「もの」が擬人化されています。特に、小学校や中学校で見た・使ったことのあるものが多く、名前を見ていると思わず懐かしくなってしまうこともしばしば。
また、それぞれ元となった「もの」の特徴を捉えて描き起こされたキャラクターデザインにも注目です。面白いポイントの一つとして、例えば給食の人気者だった“あげパン”は、地域によってはきなこがついていたりココア、シナモンパウダーがまぶしてあったりしたこともあるはず。本作では、そんなあげパンの種類がキャラクターのデザインや設定を変えて再現されているのです。
多色の折り紙を買うと混ざっていた金色と銀色の折り紙は、 子供心には何だか勿体なくて使えずに保存していたことを思い出します。 本作では、高飛車な姉(金紙)と常識的な妹(銀紙)という、姉妹設定でデザインされているようです。 |
登場するのすがるたちを眺めているだけでも、「これ遊んだことある!」「給食で出たよね」と昔を懐かしんだり、「こんなのあったっけ?」「自分たちのとこでは違う呼び方だった!」など、友人と一緒に遊べば思わぬ発見に話が弾むことも。そんな眺めているだけでも楽しい本作ですが、カードバトルゲームとしての面白さも見逃せません。多彩なスキルを持つのすがるたちをいつ、どこで使うか……以下では、一瞬の判断が肝となる本作のゲームシステムを紹介します。
10マスの上で繰り広げられる緻密な頭脳戦!
まずは、バトルで使用するのすがる(カード)を紹介しましょう。カードには、それぞれ待機値というものが設定されています。この値は自分のターン開始時に1ずつ減っていき、0になると使用可能になります。カードの左下に表示されている数値が攻撃値で、右下に表示されている値が耐久値となり、場に出したカードは相手の召喚者に向かって毎ターン進行していきます。
基本的にカードの移動距離は2マス、攻撃可能距離も2マスとなっているので、場の状況を見てこちらのカードが先に攻撃できるように配置すると良いでしょう。これを踏まえた上で1ターンの流れを簡単にまとめると、
1.デッキからカードを1枚ドロー
2.のすがるの召喚やスキルカードを使用
3.のすがるの行動(2マス前進し、攻撃可能範囲内の敵を攻撃)
4.相手のターン(以下ループ)
というようになります。また、カードには品質というものがあり、★の数と色によってそのレアリティが表されています。同一カードでも品質が高いほどステータスが強力となっており、獲得するのも難しくなっているので、運よく高レアリティのカードが手に入ったら積極的にデッキに組み込んでみましょう。
特に、新しいカードが手に入った際に目を通してもらいたい部分が、それぞれが固有に持つ“能力”です。例えば、★4の鉛筆削りちゃんは“投げるLv4”という能力を持っています。これは射程が+4、つまり通常の攻撃距離と合わせて6マス前方まで攻撃することが可能、かつ特定のキャラへのダメージが2倍になるという非常に強力な能力になっています。
また、基本的にのすがるたちは前進しかできず、攻撃も前方の敵にしか行えません。なので、自分の召喚者と敵のユニットが密着してしまうと、召喚したのすがるがすべて敵を追い越していってしまうため、一方的に殴られ続けてしまいます。こういった状況への回答として、対象を取って直接ダメージを与えられるスキルカードや、“警戒”という自身の周囲の敵に攻撃が可能な能力を持つカードをデッキに組み込んでおく必要があります。
戦局を有利に進めるための強力な能力を持ったカードを入れることはもちろん、不利な状況を覆すためのカードや、自身のミスをリカバリーするためのカードなど、どんなカードをどのくらいのバランスでデッキに組み込むかを考えるのも、カードゲームの醍醐味ですね。
なお、デッキは最大で30枚のカードで編成されます。デッキに組み込める最大カード枚数は、プレイヤーのレベルが上がることで段々と増加していきます。
育成や探索など、さまざまな要素を紹介!
本作の遊び方は、一人でCPUを相手に戦う「ストーリー」、最大4人のプレイヤーと協力してCPUに挑む「探索」、そしてプレイヤー同士が1vs1、もしくは2vs2で戦う「バトル」の3つに大きく分けられます。どれを遊んでも経験値などの報酬は獲得できるので、自身の好みにあったモードをプレイし、デッキの強化を図っていきましょう。
本作では、不要なカードを分解してアイテムにしたり、または同じカード同士を合成して品質を上げたりすることができます。さらに、手持ちのカードをユーザー同士で交換できる「フリマ機能」も用意されています。フリマでは、カードはゲーム内ポイントのTPで取引されるので、ピンポイントで欲しいカードがある場合は、こちらを利用するのも良さそうです。
そのほかにもNEというゲーム内ポイントもあり、カードパックの購入や合成などにも消費され、ゲーム内での用途が非常に多くなっています。その分入手する手段もストーリーの攻略報酬等、さまざまあるのですが、計画的な利用を心掛けるとよりスムーズにデッキの強化などが行えるでしょう。
いわゆるギルド的な要素となる「クラブ」の設立・入部も可能なほか、毎日1回行える「収集」ではNEなどのアイテムを獲得することができます。収集の報酬は、科学室などの学校の施設Lvを上げることで増加されるので、ちょっとした街作り要素を楽しむ調子でコツコツと施設を充実させていきましょう。
そのほか、シーズン毎に上位者には報酬が贈られる「学年順位」や、一定時間バトルなどが行えない代わりに経験値やNEなどがもらえる「課外授業」など、オンライン/オフラインで楽しめる要素も充実。
さらに、本日より開始されたオープンβテストでは、期間中ウェブマネー協賛による“大運動会イベント”が開催されます。この大運動会イベントでは、プレイヤー同士が競い合い、成績優秀者には50万円相当のWebMoneyがプレゼントされるというものになっています。
ちょっと懐かしい気持ちを思い出しながら、白熱のバトルが楽しめる「のすたるじっくガールズ」。オープンβテストからさっそくイベントも開催されるので、子供時代のように夢中で遊んでみてはいかがでしょうか。
(C) Shenzhen Fire Element Network Technology Co., Ltd.(C)「のすがる」製作委員会(C)Vector Inc.