エヌ・シー・ジャパンがサービス中の「ブレイドアンドソウル」。2月22日に実装された大型アップデート「奔想」ではメインストーリーや新たなダンジョンが実装された。ここでは本アップデートの詳細をお届けする。
先日実装された大型アップデート「奔想」では、メインストーリーの続編である12章が新たに追加。11章で眠ったままになってしまった、主人公の弟子「ヴァレル」を目覚めさせる手がかりを探すことになる。
また、外伝クエスト「魂輪絶壁」では今まで敵として描かれてきた「ジュリア」に纏わるエピソードが明かされる。
コンテンツとしては伝説級24人ダンジョンが2つ、英雄級6人ダンジョンが1つ追加された。ストーリーも佳境ということで、様々な敵対組織の本拠地に乗り込むことになるのが特徴だ。また、コンテンツ以外にも各種システムがアップデートされ、今まで以上に「ブレイドアンドソウル」を快適に遊ぶことができるようになった。
ここでは、新規コンテンツや新システムなどを紹介していこう。
※今回のプレイではテスト用に特別なキャラクターを使用しているので一部、実際のゲームプレイとは内容が異なる。予め注意してほしい。
伝説級24人用インスタンスダンジョン「渦動の寺院」
「渦動の寺院」は外伝クエストの主要キャラクターである「ジュリア」が所属する「魂輪派」の本拠地で、合計3種類のネームドモンスターが存在する24人用インスタンスダンジョンだ。今回のアップデートでは、3種類存在するネームドモンスターのうち「灼熱王&極寒王」と「白魔霊」と戦うエリアが解放される。
ダンジョンでは、寺院への道をモンスターを倒しながら進み、本拠地である寺院へ進入することになる。道中では魂輪派の邪術士や、オブジェクトに擬態したモンスターがプレイヤーに襲いかかってくるので注意が必要だ。
またダンジョンの要所では、プレイヤーの行く手を阻む門番モンスターが存在する。過去に出現したボスモンスターの強化バージョンとなっているが、ギミックの内容などが一部異なっているため新鮮な気持ちで戦うことができるだろう。
ネームドモンスター「灼熱王&極寒王」
「悲嘆の雪獄宮」に登場したボス「修羅王」が最初のボスとして登場。一度プレイヤーによって倒された「修羅王」だがジュリアによって回収され、分離した2体のモンスター「灼熱王&極寒王」としてプレイヤーの前に再び立ち塞がる。
注意したい技として、“氷の球”と“火の球”がある。この2種類の球はポップ後、ボスに向かって飛んでいくのだが、これをボスが吸収してしまうと即死技を放ってくる。防御技や回避技を使うことでこの球は消すことができるので、パーティ内で枠割を決めてギミックを処理するといいだろう。
ネームドモンスター「白魔霊」
ボス部屋に入ると「ジュリア」が登場し部屋の奥へ駆けていってしまう。それを追うプレイヤーだが、突如ネームドモンスター「白魔霊」が登場しバトルとなるのだ。
「白魔霊」は直接ダメージより、ギミックを駆使してダメージを与えるタイプのボスとなる。注意したいのは、一部プレイヤーを隔離する技だ。隔離されたプレイヤーはギミックの処理を行う必要があるのだが、これに失敗すると即死攻撃が放たれてしまう。また、マップ内にあるオブジェクトは「白魔霊」の攻撃を利用して仕掛けの切り替えなどを行う必要があるため、チームメンバーの組織的な動きが求められる。
「渦動の寺院」には3種類のボスモンスターが存在するが、今回のアップデートでは2種類のボスモンスターを討伐することでクリアとなる。最後のネームドモンスターの姿はティザーサイトにて公開されているので、気になる人は確認してみるといいだろう。
伝説級24人用インスタンスダンジョン「偽りの安息所」
インスタンスダンジョン「法機研究所」を占拠していた、紅の帝国軍の本拠地が「偽りの安息所」だ。このダンジョンでは、過去のムービーなどで姿をみることができた「覇赤王」がボスとして君臨する。シンプルな構造のダンジョンだが、随所に仕掛けられたトラップがプレイヤーの行く手を阻むことになるだろう。
このダンジョンで最も特徴的なのは、道中に登場する“巨大迷路”だ。この巨大迷路の上空にはバリアが貼られており、滑降などで飛び越えることができなくなっている。24人全員で巨大迷路に挑み出口を探そう。
ネームドモンスター「覇赤王」
強靭な体力と強力な攻撃に加え、法機の力を利用したレーザーや部下の呼び出しなど様々な攻撃を兼ね備えたボスになっており、難易度は「白魔霊」を超えるとされる。パーティメンバー全員が役割をこなすことができなければ、討伐は難しいだろう。
「覇赤王」は、戦闘中に特殊な剣気を身にまとい防御態勢になることがある。この態勢中に攻撃を行うと、「覇赤王」が強化されてしまうので注意しよう。また剣気を爆発させる遠距離技も頻発してくるので、離れて攻撃していても気が抜けない強敵だ。
英雄級6人用インスタンスダンジョン「知られざる殿堂」
「知られざる殿堂」は、メインストーリーにも登場する黒龍教の総本山で、2種類のネームドモンスターで構成される6人用インスタンスダンジョンとなる。
ネームドモンスター「大神官 サミサ」
「大神官 サミサ」は、多彩な毒をつかって攻撃してくるボスモンスターだ。攻撃を受ける度に毒が蓄積され、違う種類の毒をスタックしてしまうと大ダメージを受けてしまう。パーティメンバー間で、助け合いながら攻略を目指そう。
また、この毒はある方法でボスに与えることも可能となっている。ボスへのダメージを稼ぐためにも、意識してみるといいだろう。
ネームドモンスター「尽天魔王」
6人用ダンジョンのボスとしては最上級の強さとなる「尽天魔王」。このボスの攻撃を受けるとデバフがスタックしていき、その数が5つになるとキャラクターが操作不能となって大ダメージを受けてしまう。特にタンクなどは回避を重視した立ち回りを心がけよう。
また、「尽天魔王」も隔離技を使ってくる。隔離先では、ボスに力を与える部下モンスターを倒し全滅技を阻止する必要がある。また隔離されていないパーティメンバーもボスに魔力が与えられるのを阻止しなければならない。パーティメンバー全員で力を合わせて勝利を掴もう。
システムの変更点を一挙紹介!
今回の大型アップデート「奔想」では、新規コンテンツの追加の他に修練システムの変更や、新たなシステムが追加された。どれも「ブレイドアンドソウル」での遊びがさらに楽しくなる内容となっているので、一度目を通してほしい。
修練システム変更
今までは修練ポイントを武功に割り振ることで、武功にオプションを付与することができた。このシステムが廃止され、レベルさえ到達していれば全てのオプションが選択可能になる。また属性は、プレイヤーが好きな属性を選択すると、選んだ属性に紐付く形で使える武功が自動で設定される。
では、今までレベルを上げて貯めたポイントは無駄になってしまうのか? と既存のプレイヤーは感じるだろうが安心してほしい。新たにホン門ポイントというシステムが追加される。これはレベル50になると使用できるようになり、攻撃と防御にポイントを振ることでキャラクターを強化することが可能だ。また、割り振ったポイントが一定値に達すると様々なボーナスが得られるため、自分好みのキャラクター育成できるシステムになっている。
振り分けはいつでもできるので、パーティ内での役割や、挑むダンジョンなどに応じて変更するといいだろう。
ダンジョン難易度緩和
今までダンジョンの難易度はパーティの人数で分けられていたが、アップデート以降は6人で固定となり一般と熟練というダンジョン自体の難易度設定が行えるようになる。さらに、一般パーティーは難易度の緩和も行われているので、デイリークエストなどの達成が容易になるだろう。
ホン門修練場
武功やボスモンスターの動作を学習することができる「ホン門修練場」が新たに実装された。ここでは“木人形”を相手に各種武功の試し打ちや、コンボの練習などができる。特にコンボ練習については、リズムゲームのように武功を発動するタイミングまで表示してくれるので、初心者のプレイヤーなどにとっては非常にありがたい場所になるだろう。
また、ダンジョンの最深部に待ち構えているはずのボスを呼び出してギミックの練習なども可能だ。「ホン門修練場」内ではキャラクターのHPが減らないが、ボスの即死ギミックなどを受けてしまった場合はシステムメッセージが表示されるので、自分の立ち回りを見直すきっかけになるだろう。
神功牌の合成
今まで神功牌は1つしか装備できなかったが、アップデート後は特定の組み合わせに限り神功牌の合成が可能となった。神功牌を合成すると、合成元の神功牌の効果を併せ持った「伝説神功牌」が手に入る。神功牌の合成には特定のアイテムが必要となる点には注意しよう。
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